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野村メモ2

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」
(野村氏の有名な言葉です)
『これは監督時代、私がよく発していた言葉である。「勝負は時の運」といったりもするが、野球も運によって勝敗が左右されるようなことがしばしば起こる。だが、買った場合は「運が良かった」でもいいが、負けた場合は「運が悪かった」だけで済ませているようではプロとは呼べない。負けた時、あるいはうまくいかなかった時こそ「なぜ負けたのか?」「どうしてうまくいかなかったのか?」を考えることが重要である。失敗の中には「成功のカギ」がたくさん隠されている。失敗の理由を探し、それを突き詰めて考えていくことで成功への道筋が見えてくるのだ。私のように小心者で日頃からマイナス志向な人間は、ついつい物事を悪いほうに考えてしまう。でも、そんな人間のほうが「負けの原因」を探っていく意識が高く、たとえ「最悪な状況」になったとしても対応が早い。そんなわけで「自分は小心者だから」と卑下することはない。私の考えでは、小心者のほうが成功するといえるのだから。』

私も小心者で、悪いことを先に考えてこれ以上悪いシナリオはないことを確認する傾向があります。会社の予算を作るときも、達成するのが決して容易ではない予算を本予算として、最悪の場合の予算も考えておきます。その場合にどう対応するか考えておきます。

資産運用業界では、運用結果のパフォーマンスを分析する「要因分析」という作業を必ずおこないます。これは、東証株価指数のパフォーマンスを上回ることを目指す口座で、毎月「なぜ上回ったのか?」「なぜ下回ったのか?」の原因を分析します。「業種配分が良かったのか悪かったのか、個別銘柄選択が良かったのか悪かったのか」分析して、そのままの投資方針でよいのか、投資方針を変更したほうが良いのか考えて、変更すべきと判断したら速やかに実行します。翌月にまた要因分析作業を繰り返します。上回ったとしても、単にラッキーだった可能性もあるのに、上回ったからこのままでよいとは判断しません。

製造業では品質クレームが来れば、なぜミスが発生したのか、それを防ぐ方法は何かを探り、品質の向上を図ります。これを繰り返すことで、品質をより向上させることが可能になります。

明日はお休みします。次回2月8日です。

| | 07時33分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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野村メモ


ヤクルト、阪神、楽天等で監督を歴任された野村克也氏の最新本「野村メモ」(日本実業出版社)を読みました。解説者時代の野村氏の解説は非常に理路整然としており、わかりやすい解説で好きでした。この本の中で共感できる、同意できる部分を何回かに分けて紹介したいと思います。

『私は現役時代から、捕手として常に「結果よりもプロセスが大事」と思ってやってきた。適当に出したサインで相手打者を抑えたとしても、次に生かす事のできない根拠なき配球では何の意味も持たない。根拠のある配球なら、たとえ打たれたとしてもその失敗を次に生かす事ができる。これは野球に限らず、いろいろな仕事においても同じことが言えるのではなかろうか。「結果を出せば何をしてもいい」とばかりに仕事をしていても、そのような適当なやり方では長く結果を残し続けることは決してできない。
プロセスを大切にしたいなら、常日頃から「○○とは?」と問題意識を持って考え、自分なりの答えをメモにし続けることが重要である。毎日なんでもいい。「この仕事の意味は?」「利益を上げるには?」「どうやったら相手に喜んでもらえるか?」そういったことを問い続け、その答えをメモしてみたらどうだろう。(中略)長く結果を出し続けている人、あるいは社会から評価される成功者たちはみな常に「○○とは?」と根拠を問い続けている。みなさんにもぜひ、そんな「プロセスを大切にする生き方」をしてほしい』

何か新しい事をやってみる時に、「こうやったらこうなるのではなかろうか?」「こうやてみたら相手はこう反応するかもしれない、そうしたらこう説明しよう」と仮説を立てて、実際に試して仮説を検証する癖を身に付けました。年金営業時代、ターゲットを決めると「こういう商品をあの厚生年金基金に売り込んでみよう。それには、こういうアプローチがよいのではないか?と考えて実行して、うまくいけば他の基金にも当てはめてみよう。もしうまくいかなかったら、やり方を変えて再トライしてみよう。となります。深い考えもなく、無鉄砲に営業活動をおこなっても相手から迷惑がられるだけです。

おまけ
昨日の国会。自民党の隠蔽体質がひどいです(モリカケ問題と同じ)。さらに麻生財務大臣は政治家というよりも人間として欠けているものがあります。

| いろいろ | 07時34分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ブログアーカイブス


アーカイブスとは「保存記録」と訳されていますが、記録に残しているものを再び見るといった感じで使います。NHKアーカイブスという過去に放送された番組や関係資料の所蔵・閲覧を目的とする映像拠点があります。
「ブログアーカイブス」とは、過去に書いたブログを再掲載する意味で使います。悪く言えば「手抜きの再掲載」、よく言えば「過去の傑作選」となります(笑)。

2015年6月に掲載したものを再掲載します。
『原価割れで受注しますか?
工場の閑散期で、仕事が定時までありません。そこに、原価割れの仕事が舞い込んで来たらあなたは受注しますか?

例えば、売価1万円、材料費4000円、人件費や減価償却費などの固定費が3000円、合計の製造原価が7000円を、6000円で売って欲しいという話が舞い込んできました。仕事を受ければ1000円の赤字が出ます。赤字だから受注しませんか?それとも受注しますか?
人件費や減価償却費といった生産・販売量に関係なく発生する固定費は、工場が稼働してもしなくても発生します。そうすると、ここで考えるべきは固定費を無視して、6000円の売値から材料費4000円を差し引いた2000円が、この仕事を受注することによって生まれる現金収入の増加分ということになります。したがって、定時までの仕事量がなくて設備とオペレーターが遊んでいるなら、受注したほうが良いという事になります。
では、忙しくて残業が発生している場合にはどうするか?残業代が追加でかかります。したがって、追加でかかる経費と増加する現金収入を比較して判断することになります。もし、目一杯残業が入っている場合はどうでしょうか?ちゃんとした利益が出る受注に影響が出るわけですから、これは断るべきです。したがって、定時まで仕事がない暇な時期なら原価割れでも受注する意味はあります。売上が急減して資金繰りに窮している会社は、目先の現金欲しさに、採算割れの仕事をドンドン受注して自分の首を自分で絞めていきます。

同じ現象が身近で見られます。ホテルの格安宿泊料金、航空券の格安チケットがそうです。ホテルの減価償却は宿泊客が居なくても発生します。それなら、当日に通常の半額以下で部屋を提供してもその分の現金収入が増えることになります。これを活用して成功したのが「一休」です。格安航空券は、燃料費やパイロットと客室乗務員の費用は、乗客が満席でも空席だらけでも同じです。空席で飛ばすくらいなら、安くてもいいから空席を埋めたほうが良いという計算が成り立ちます。旅館の宿泊料も平日は安く、休日前は高くなります。これも同じ原理です。

段ボール業界では、時に原価割れ(製造原価ではなく純粋な材料費を下回る水準です)もしくはそれに近い安価な製品を見受けます。超安価で受注しなければならないほど暇な段ボールメーカーはないと思いますが、いかがでしょうか?』 

前年対比110%近く生産しているのに、極端な安値(材料費に等しい価格で販売)でさらに受注を伸ばそうとする会社があります。赤字の仕事をいくら集めても会社に残るものは、疲労感だけです。日本は一人当たりの生産性が低いと批判されますが、値上げして粗利益率を上げれば生産性は向上します。自社内に付加価値を残せば、社員の待遇を改善でき、安全な職場環境を提供することにもつながり、人材を集めやすくなります。安値で売って会社に残るものはありません。暴利をむさぼる必要は全くありません。再生産を可能とし、社員に安全と幸せを提供することができる適正な価格で販売すべき時代だと思います。いまだに量を追い求める経営者が多いのが残念です。

おまけ
中国の春節。今週の銀座は中国人であふれるでしょうね
おまけ
今日は4月上旬並みの気温。花粉症の人は憂鬱な季節が近づきます。

| いろいろ | 07時25分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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取り越し苦労


社長業って、因果な商売です。なぜかと言えば、業績が思わしくない時、もっと悪くなるのではないか、何とか挽回できる策はないかと悩みます。一方、業績が好調であっても、これがずっと続くはずがないと心配します。これは、私の性格かもしれません。ある社長はいつもニコニコ顔で世の中の景気や自社の業績に関係なく笑顔の人もいますし、万年強気の姿勢を崩さない社長もいます(うらやましいです)。取り越し苦労の性分です。

仕事をキッチリする人は、事前準備の差異「こういうことがあるかもしれない」と想定して、『ここまでやっておけば大丈夫だ』と準備をキッチリするため「まさか?」が少なくなります。すなわち、取り越し苦労が多いことになります。もし、事前準備の際にあまり深く考えず、楽観的に大丈夫だろうと準備をキッチリしないために、「まさか?」の連続になったりします。良い結果が出たとしても、「結果オーライ」であって、次回も良い結果が出るのは稀だといえます。

車での外出時は、事故渋滞まで想定した出発時刻を私は決めます。何もなくて、早くつけば時間調整を行います。約束に遅れることは相手に迷惑を掛けてしまいます。最近は、携帯電話があるので遅れても携帯で連絡するから遅れてもかまわないと思う人が増えています。余裕を持って出かけると早くつき、ちょうど良い時間と思って出かけると遅れることが多々あります。これは性分なので変えられません。幸い、家内も同じ性分なので問題ありませんが、夫がせっかち妻がのんびりと性格が違うと喧嘩になりやすいです(笑)。

地震に十分備えることも取り越し苦労かもしれません。自宅には、水、簡易型トイレ、食料、手で回して発電して照明に使えるラジオを持っています。車のトランクには、水、食料、スニーカー、ウェットティシューを常備しています、ガソリンも半分になると満タンにします(東日本大震災時の経験です)。会社の年間予算を作成する時も、真に達成を目指す予算と最悪を想定した予算も準備します。最悪時にどれだけ業績が悪化するか確認し、必要な対策もあらかじめ考えるようにしています。取り越し苦労かもしれませんが、性分なので変えられません。

おまけ
今日から都内の私立中学の入学試験が始まります。頑張れ受験生!!

| お仕事 | 07時32分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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真のホウレンソウ


120%同意できる文章を、エクステンド社のメルマガから引用させていただきます。
『ホウレンソウとは、報告・連絡・相談のことであり、仕事がうまく進んでいない状況で、自分は悪くないという気持で報告が始まると、解決できる案件も解決が遅れる可能性が高くなります。また、上司からの指示や命令に対して万一、部下にミスがあっても、それは指示を出した上司も責任を負うことになり、「知らない」ではすまされません。だからこそ、
何度もお互いに確認する必要があります。

ホウレンソウの目的は何でしょうか。

それは、進行状況の確認、意思の疎通、ミスの予防などを通じて、お互いに安心感を得ることではないでしょうか。しかし現実は、報告するのは面倒だとか、相談すると頼りない
社員だと思われることを嫌い実行されないこともあります。これでは、安心感は得られず、目的は達成されません。よって、上司が相談しやすい環境をつくることも重要となります。
そして、一番大切なことは、失敗した時、失敗から学んでいるか、それとも失敗を否定しているかです。自分の失敗という弱点を正面から認め、隠そうとしないことです。ここで保身が強すぎると、正直に話さないことになり、気持ちと言葉が真逆になります。この学ぶ姿勢は、同じ間違いを繰り返してしないことに役立ちますし、ホウレンソウを受ける立場からも状況を把握しやすくなります。

ここで、ホウレンソウのやり方で気を付けて欲しいことがあります。それは、「どんなことがあったかという事実」と「その時に何を感じたのかという感情」を分けて、相手に伝えることです。そうすれば、気持ちと言葉が真逆になることは少なくなります。例えば、時系列に出来事だけを淡々と報告します。ここでは、感情はなく事実のみを伝えます。そして、その次に自分の感情や意見を伝えるのです。自分の失敗は自分で解決するのです。そこに、客観性がなく解決に向かわないのでは、全く意味がありません。もし、失敗したことで誰かに迷惑をかけたなら、一番にその相手に心から謝ることです。そうすれば、共に解決に向かっていけるはずです。』

外資系企業で働いた時、私とは部署が異なる部署で働く大卒新人(日本で一番優秀とされる国立大学卒)がいました。彼は、仕事で問題に出くわすと自分で抱え込んでしまい、先輩や上司に相談しなくて、仕事が進まない状態にありました。おそらく、自分は優秀なのにこんなことも出来ないのかと思われてしまうのが嫌だったのかもしれません。
ホウレンソウで大事なのは、
1.見栄や恥かしいといった感情を相談する側が持たずに、素直に相談する
2.困ったこと、判らないこと、迷うことは、早く報告しアドバイスを受ける。ただし、自分はこうするのが良いと思うと自分の考えをキチンと持つこと。アドバイスを待つだけではダメ、指示待ち社員になってしまいます。
3.相談された側は、怒らず、早く相談してくれてありがとうという気持ちを持って話す。部下と一緒になって、解決案を考え、部下が納得できるまで話す。

明日はお休みします。次回は2月1日です。

おまけ
2012年12月からの景気回復が戦後最長といわれますが、個人消費が伸びず個人としては実感できません。

| お仕事 | 07時26分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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