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運送業界の状況 2


『国交省では、トラックドライバーの“働き方改革”を物流改革の柱として掲げており、運送業務の中で生じている様々なロス時間を解消することで、ドライバーの労働時間を短縮させようとしている。具体的な改善ポイントの一つとして挙げられているのが、荷物の積み下ろし等にかかるロスタイム(待機時間)を短縮することである。

現在のトラックドライバーは、1運行あたりで平均13時間の労働時間を拘束されている。その中で、荷積みのタイミングが合わずに、倉庫や物流施設で待機をする“手待ち時間”は平均で1時間45分にもなっている。この時間を解消することができれば、ドライバーの労働時間を2時間近く短縮できる。
《トラック1運行あたりドライバー拘束時間》
・点検等…………… 30分
・運転時間…………6時間41分
・手待ち時間………1時間45分←ここを解消して運転手の労働時間を短縮する
・荷役作業…………2時間44分
・付帯作業………… 11分
・休憩時間…………1時間23分
・不明……………… 12分
───────────────
○拘束時間合計……13時間27分
※出所:トラック輸送状況の実態調査

積み下ろしの待機時間が長引く実態は、荷物の種類や倉庫施設によっても異なっており、半日から最大では31時間というケースもある。運送業界では、予定時刻よりも配送が遅れるとペナルティを受けるため、予定よりも早めに倉庫付近で待機する習慣が、混雑を招く要因にもなっている。

また、トラックが待機中のコスト(追加運賃)は荷主側で負担しないことも、問題の解決を遅らせている。一方、運送会社側には、待機時間中もドライバーに賃金を払う義務がある。
《輸送品目別にみたトラック待機時間の最大値》
・農水産品…………… 8時間40分
・鉱産品……………… 6時間30分
・金属機械工業品……22時間30分
・化学工業品…………19時間40分
・軽工業品……………31時間00分
────────────────
※出所:トラック輸送状況の実態調査 』
*待機時間の最大値は極端な事例だと推測します。

段ボール、包装資材、倉庫などを含む物流関連業界は、様々な製品・商品を工場、店舗、家庭に届け、人々の生活を支える重要な仕事をしているにもかかわらず、コストダウン、遅延を出さない事、ミスがないこと、といった要求事項を低い単価で受けざるを得ない状況が永年続いてきました。今後ドライバーを確保できなければ、モノが届かないといった障害があらゆる分野で発生します。ドライバーを確保するためには、ヤマトや佐川に見られるように、運賃を引き上げてドライバーの賃金を引き上げ、パレット輸送によるコストアップを認めてもらい(その分を製品単価で引き上げることになります)、待ち時間を減らすための協力をユーザー側にお願いする必要があります。

次回は8月17日です。

おまけ
昨日車で外出したら、外気温42度と表示されました。今日の東京は31度予報、涼しそうと勘違いします。

| お仕事 | 07時36分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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運送業界の状況


当社はモノを動かすための段ボールケースを製造販売しており、物流業界と密接な関連があると同時に、当社も段ボールケースの配達で運送業務に関わっています。

JNEWSの記事が興味深いので引用させていただきます
『日本では全国どこでも同じ商品が買えるし、北海道や九州で収穫された野菜も数日で大都市のスーパー店頭に並べられる。こうした物流のインフラを支えているのが運送業界であり、年間24兆円の市場規模がある。宅配便の混雑が叫ばれているものの、それは運送業界全体でみれば氷山の一角に過ぎない。貨物の輸送量は、重量ベースでみると20年前よりも減少しているものの、荷物の小口化が進んだことにより、件数ベースでの物流量が増加して、運送の現場では慢性的な人手不足が起きている。常態化しているトラックドライバーの過剰労働にメスが入ることで、運送業界全体の枠組みを変える必要性が生じてきている。
国土交通省が毎年10月の3日間に流通する国内貨物量を調べる「3日間調査」でも、重量0.1トン未満が該当する小口荷物の割合が急増していることがわかる。
《3日間調査による国内貨物の推移》
・    ┌─────────────────────┐
・    │貨物件数 │荷物の平均重量│小口荷物の割合│
・┌───┼─────┼───────┼───────│
・│1995年│15,290千件│ 2.13トン/件│  57.9%  │
・│2000年│15,964千件│ 1.73トン/件│  63.6%  │
・│2005年│20,039千件│ 1.27トン/件│  68.7%  │
・│2010年│24,616千件│ 0.95トン/件│  75.1%  │
・│2015年│22,608千件│ 0.98トン/件│  79.2%  │
 └───┴─────┴───────┴───────┘
※小口荷物=0.1トン未満の荷物
※出所:全国貨物純流動調査(国土交通省)

人と物を運ぶ運輸業界全体では約39兆円の市場があるが、その中で貨物(25兆円)は旅客(14兆円)よりも規模が大きい。

国内を走る貨物トラック(営業用)は、荷物の積載率が30年前と比べて18%近く下がっており、トラックが不足しているにも関わらず、ドライバーの待機時間が長引き、空車のまま走る時間帯が増えているのが実態である。
《貨物トラック積載率の推移》
・昭和63年(1988年)……57.9%
・平成5年(1993年)……54.1%
・平成10年(1998年)……52.7%
・平成15年(2003年)……48.1%
・平成20年(2008年)……48.4%
・平成25年(2013年)……41.1%
・平成27年(2015年)……40.5%
────────────────
※出所:自動車統計輸送年報(国土交通省)』

明日も続きます。

おまけ
今日の東京、埼玉の最高気温が37度予報。熱中症リスク大。営業マンも車の中で熱中症になるリスクがあります。要注意です。
おまけ
テレビ朝日、武井咲主演の「黒革の手帳」。米倉涼子に比べて武井咲では無理と思っていたら、最高のはまり役。決めゼリフ「お勉強させていただきます」、お薦めです。

| お仕事 | 07時29分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「経営者の教科書」小宮一慶著 ダイヤモンド社刊


標題の本を読みました。面白い表現があったので紹介します。
よく、子供を見ればどんな親か想像がつく(私立女子中学を受験する場合、親子面接があります)、社員を見ればどんな会社かどんな社長か想像がつくと言われます。しかし、この本では顧客を見れば、その会社のレベルが分ると説きます。

『お客様を見ればその会社のレベルが分る。良い会社は良いお客様が長続きします。お客様を見れば、、その会社のレベルが分る。特に長く続いているお客様を見ていると、その会社のレベルが測れるのです。友達を見ればその人が分ると言われるのと同じです。良いお客様が長く続いている会社は、やはり良い会社なのです。更に言うと、新規のお客様よりも長く続くお客様の方が結果的には儲かります。新しいお客様を獲得するために、値引きするなど手を替え品を替え、いろいろな営業活動をするより、本当に自社の価値を判ってくれているお客様なら、適正価格でずっと商品を買い続けてくれますから、結果的に儲かるのです。京都のお茶屋さんなどでは「一見客お断り」というお店があります。別に良い格好をしているのではなく、商売を続けてきた長い歴史の中で既存のお客様をより大切にする方が、結果的に儲かるという事を知っているからです。』

たしかに、高級ブランド店や高級レストランであっても、そこに集う顧客のガラが悪かったりすれば、そのお店は長続きしません。

「一見客断り」は、その日の支払いではなく、後日請求書を送るために、なじみ客からの紹介のあるお客でないと代金回収に問題が出る可能性があるからと聞いたこともあります。

証券アナリストが、ユニクロ、セブン・イレブン、等の業績分析をする時に重視するのが既存店売上が伸びているかどうかです。全体売上は新規出店分が加わるので、既存店が伸びたかどうかを必ずチェックします。ここがマイナスで、全体がマイナスでは高評価になりません。

おまけ
台風5号。今朝は東京で晴れていますが、黒い雲がありました。夕方から降り出し、夜から風雨が強くなり明日昼過ぎまで悪天候が続きそうです。車通勤の人は冠水した道路に突っ込まないようにしましょう。大きな被害が出ないことを祈ります。

| お仕事 | 07時30分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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新しい事を始めるには


ISOの資料を読んでいたら、新しい商売を始める、新しいコンピューターシステムやソフトを導入する、新しい作業手順を採用する、等あたらしい事を始めるにあたって必要なことが書いてありました。うなずける内容なので、引用させていただきます。

・目的をハッキリさせる
  ハッキリさせないと、仕事・活動のやりがいが無くなり、的外れになる
・方針を理解する
  理解できないと、仕事に取り組む方向付け、考え方がバラバラになる
・目標を理解する
  理解できないと、誰が、いつまでに、何をするのか、が見えなくなる
・計画内容を理解する
  理解できないと、目標が達成できない、余計なコストがかかる
・手順を理解する
  理解できないと、無駄な仕事になる、間違い・事故のもととなる
・常に考えながら仕事・活動する
  考えないと、効率が上がらない、改善・解消・解決が出来ない

目的・目標・ゴール・手順を理解せずに、新しいことを始める人はまず居ないと思いますが、理解しないままに着手すると、とんでもない方向に進み、仕事がつまらない・辛い・やる気が出ない、ゴールに近づくどころかどんどん離れていってしまい、ゴールにたどり着けません。

友達同士が車で旅行する時も同じです。何を目的に、何処にどのようにして到着するのか、予算はいくらで、誰が何の役割を担当するのか考えないと、散々な旅行になってしまいます。準備万端をしても上手くいく保証はありません。

目的から手順までを見ると、大きな事柄から徐々に小さな事柄に移っていき、最後は必要な修正を行うことが書かれています。物事を進めるうえでの王道ともいえると思います。

| お仕事 | 07時34分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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会社の目的と目標


目的とは、「最終的に行きつくところ、存在意義」です。目標は「目的に至るまでの通過点、具体的な評価、目的達成のための手段」です。企業の場合なら、「良い商品やサービスを提供して社会に貢献すること」や「働く人を幸せにすること」が目的で、売上高や利益は目標です。

当社の企業使命(目的と同じ意味合いで使っています)は、『高品質の製品とサービスをお客様に提供し、人々をより幸せにする事を目指す』です。人々とは、コーワの社員とその家族だけでなく、取引先で働く人々、外注先で働く人々、仕入先で働く人々を意味し、これらの人々が幸せになる企業を目指します。その手段として、利益が必要です。企業は利益を出さなければ生き残ることは出来ません。生き残ることで雇用を維持し、給与・賞与を支払い、社員とその家族が将来の生活設計を描くことが出来るようになり、幸せを実感できるようになります。そのことは、コーワの製品を購入してくれる会社で働く人々、コーワの外注先で働く人々、仕入先で働く人々の幸せにもつながります。コーワが利益を出すには、高品質の製品とサービスをお客様に提供することで初めて可能になります。あこぎな商売では長続きしません。安かろう、悪かろうでは長年にわたる取引は絶対出来ません。社員が誇りを持って仕事に励み、愚直なまでにいい物をつくる、いいサービスを提供する事にこだわってこそ顧客にも満足していただき、社員も満足感を感じることを出来るようになります。それが利益につながり、人々の幸せを増やすことにつながります。

単年度目標は、会社を継続し人々を幸せにできるだけの結果を残すことで、評価をする際の基準としての具体的数値は、決算賞与支給後の営業利益であって、売上ではありません。売上はあくまでも、利益を生み出すために必要なのであって、売上を最初の目標にはしていません。

目的と目標が混同し取り違えると、東芝のように「残り三日間で利益120億円を出せ」と経営者が発言するおかしな状態になってしまいます。

明日はお休みし、次回は28日になります。

| お仕事 | 07時25分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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