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5つの利益

損益計算書の利益には、5つの利益があります。
 ①売上総利益 ②営業利益 ③経常利益 ④税引前利益 ⑤当期純利益の5つです。
それぞれに、黒字にしたい利益と赤字にしたい利益があります。
黒字にしたい利益は、①売上総利益 ②営業利益 ③経常利益です。
赤字にしたい利益は、④税引前利益 ⑤当期純利益です。

売上総利益は売上から仕入れコストを差し引いた金額なので、まず赤字ということはないはずですが、売上総利益率が大事になります。下がれば、安価な製品が増えていることになります。

銀行が重視するのは、本業の稼ぐ力を見る②営業利益 支払利息・受け取り利息・雑損/雑益などを含む③経常利益です。なので、できるだけ黒字を大きくしておきたい利益です。営業赤字を銀行は嫌います。銀行は、本業で稼げない会社にお金を貸すのを躊躇します。したがって、経営者は営業利益を黒字にするために必死の努力をします。二期もしくは三期以上連続で営業赤字を出すと、銀行は融資を控えるだけでなく、融資を出来るだけ早く回収しようとします。なお、毎年発生する営業外の利益を定款で営業項目に変更すると、営業利益をかさ上げすることが出来ます。

税務署が重視するのは、④税引前利益です。税引前利益が大きいほど、法人税が大きくなります。稼いだお金が減ります。会社として1千万円の経常利益をあげると、約4割が税金の納付に向けられます。なので、④は、できることなら赤字にしておきたいのです。ここで赤字にするには、特別損を計上することになります。特別損とは、めったに発生しない損失のことで、「土地・建物を売却して損を出した」「古い機械を売却して損を出した」「販売できない古い製品在庫を処分した」「昔から保有する株式を売却して損を出した」といった事例が該当します。税引き前赤字になると、法人税を払わなくて良いだけでなく、その赤字金額が繰越欠損金として翌年以降に持ち越され、繰越決算金を上回る利益になるまでは法人税が免除されます。しかし、企業の社会的存在意義を考えると、税引き前黒字を確保して税金を納めるのがベストです。繰越決算金が大きく、単年度の黒字がその金額よりも小さいと法人税を納めないため、赤字企業と呼ばれます。そのため、日本では赤字企業が多いといわれます。

おまけ
スバルの社長が新たな燃費不正問題の責任を取って、社長を辞任します。社長が不正の指図をしていなくても、不正行為を知らなくても、会社が問題を起こせば結果責任を取って辞任するのが上場企業の社長の責任の取り方です。安倍首相、麻生財務大臣は、自分が原因の問題をこれだけ起こしながら、全く責任を取りません。悪事をはたらいて、うそをついて、ごまかし続けて、知らんぷりをして、責任を取らなくてもいいんだという風潮が日本に広がらないか懸念します。


| お仕事 | 07時27分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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経営者が大切にすべき人


「日本でいちばん大切にしたい会社」を書いた元法政大学教授の坂本光司氏いわく、経営者が大切にすべき人は5人いる
1)社員とその家族
2)協力会社社員とその家族
3)現在顧客と未来顧客
4)地域住民、障がい者、高齢者
5)出資者、関係機関
私は、当社の企業使命を「高品質の製品とサービスをお客様に提供し、人々をより幸せにする事を目指す」と定義しています。「人々」とは社員とその家族、外注先、取引先(顧客と仕入先)、地域住民、株主、金融機関を意味します。未来顧客という考え方は、新鮮な感じです。自宅近くの「すさのお神社」では、「家族、社員とその家族が、健康で、幸せで、笑顔で暮らせるように」とお祈りを必ずします。

坂本氏によれば、企業が幸せを追求、実現すべき上記5人の順番はその職位によって異なります。
経営者が大切にすべき人は、1)社員とその家族、2)協力会社社員とその家族
部課長が大切にすべき人は、1)部課員とその家族、2)協力会社社員とその家族
社員が最も大切にすべき人は、1)現在顧客、未来顧客、2)仲間である社員とその家族

会社は社会みんなのものである。だから企業活動の成果の一部を、社会や地域に還元するのは当然であり義務である、と坂本氏は説きます。利益を残し、税金を払い、環境を保全し、地域社会に貢献し、雇用を守ることが義務だと私は考えます。

ブラックな経営から距離を置いた経営を行い、会社を長く続けることが経営者の一番の責務だと思います。会社を長く続ければ、「5人の利害関係者」を幸せにすることが出来ると考えます。

おまけ
昨日の麻生財務大臣の発言。「二度とこうしたことが起こらないよう再発防止策を直ちに進める」「私のリーダーシップの下、職員一同が一致団結し、信頼回復に努める」。麻生大臣の言葉は全く信じられません。財務省の信頼回復に努めるなら、大臣がまず率先して辞めるのが筋だと思います。そして、安倍首相も辞めるべきです。嘘をついても、知らぬ存ぜぬで済んでしまう日本にしてはなりません。

| お仕事 | 07時26分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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経営幹部に求める資質


将来の会社を担う経営幹部(課長、次長、部長、取締役等)に求める資質を考えて見ます。
1. ポジティブ(前向き)な性格であること。
ポジティブな経営幹部が率いる会社は明るく積極的で、ネガティブ(後ろ向き)な経営幹部が率いる会社は暗く消極的になります。ビジネスチャンスはポジティブな組織に多く来ると思います。
2. 謙虚で成長することに貪欲
経営幹部は多くの人と会い、謙虚な姿勢で人と接し、多くのことを学ぶ姿勢を持つことが大事です。某大臣のような上から目線の接し方では、学ぶことはしにくくなります。
3. 勤勉さ
会社を運営することは決断の連続で、正しい決断をするには、会計・法務・労務といったさまざまな分野の知識が必要です。多くの知識を吸収するには勤勉さが大事です。誤った知識で決断をすることは会社を危険にさらします。
4. 何事もやり遂げる強い意志
失敗したとしても再度挑戦する心の強さ、目標を何が何でも達成しようとする強い意思が大事。
5. 自責の意識と当事者意識が強いこと
他の部署のことを自分に関係ないと思う経営幹部、自分の部署のことしか感心が無い経営幹部は失格です。誰かがやってくれると勝手に思い込むのはNG。「他責」ではなく「自責」の意識を持てる人物で当事者意識があると、いろいろ目配りがきちんとできる経営幹部に育ちます。
6. 部下を思いやる優しさ
部下の代わりはいくらでもいる、部下は消耗品と考える経営幹部は失格。部下は代替の効かない財産(人財)と考え、部下の成功を見るのが上司の責務であり喜びと感じられる人物が経営幹部としてふさわしい。
7. 数字に強い
経営幹部であれば、数字に強い、計数管理が出来ることが必須です。この数字は何かおかしいと感じる観察力が欲しい。勘と度胸で方針を決めるのではなく、数字や分析結果を元に判断を下せる経営幹部が必要。

もっとあるかもしれませんが、この7つは満たして欲しいと思います。

おまけ
昨日は暑かったですが、今日も暑くなりそうです。今週には梅雨入りの予報。湿度が高いと、熱中症になりやすく、要注意です。

| お仕事 | 07時24分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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段取り上手


「段取り八分、仕事二分」という言葉を聞いたことがありませんか?昔から仕事は段取りで決まると言われています。仕事を成功させるための大きな要素の1つが「段取り」です。歌舞伎の楽屋用語で、話の区切りや一幕を「段」と呼び、ここから芝居の筋の展開や組み立てのことを「段取り」と言うようになったそうです。

段取りを分解すると
・最終ゴールをハッキリさせる(何をなすのか、何のために、いつまでに…)
・最終ゴールに到達するために、短期、中期、長期での達成目標を明らかにし、何を作成するのか、何を準備するのか、誰が担当するのか、どのようにするのか、費用はどのくらいかかかるのか、問題点/課題がなにか明らかにする。
・何を優先すべきなのか明らかにする
・ゴールから逆算して自分と他のメンバーのスケジュールを立てる
・実行に移し、進捗状況を計画と比較しながら、適宜修正を行う。

上記は中長期の仕事の段取りですが、1日の仕事の段取りも同じです。朝に出社してから、当日の段取りを考えるのではなく、前日退社前に翌日の段取りをしておく。明日持参する見積書を当日用意するのではなく、前日には作成し上司に確認を取っておく(当日急用が入って見積書を作る時間がなくなる可能性があります)。訪問の約束時刻から逆算して、何時に会社を出ればよいのか決めておきます(車での移動なら予期せぬ渋滞も考慮して出発時刻を決める)、もし早く到着したらどのように商談の会話を進めていくのがよいか頭の中でシミュレーションする。商談で想定される質問に備えて回答を考えておく。これらを深く考えずに、行き当たりばったりで行っていたら、適切ではない見積書を出す、遅刻する、商談でうろたえる、質問に即答できない、といったことになって、商談は失敗するかもしれません。

事前準備が大事なのは、営業担当者だけでなく、工場の製造部門、配送部門、管理部門すべてに当てはまります。予測できる事態に備えて、事前準備を早めにキッチリ行っておくことが成功の秘訣ともいえます。

おまけ
関西学院大学アメリカンフットボール部では、2003年の夏合宿で当時の副将の大切な命が急性心不全で失われて以降、ゲーム前には静かな聖書朗読と相手の安全とクリーンな闘いを願うお祈りが、ロッカールームで欠かさず続いているそうです。さらに大切な試合の前には、この【堂々と勝ち、堂々と負けよ】という詩(ドイツの哲学者カールー・ダイムの詩)が朗読されるそうです。

いかなる闘いにもたじろぐな。
偶然の利益は騎士的に潔く捨てよ。
威張らず、誇りを持って勝て。
言い訳せず、品位を持って負けよ。
堂々と勝ち、堂々と負けよ。
勝利より大切なのはこの態度なのだ。
汝を打ち破りし者に最初の感激を、汝が打ち破りし者に感動を与えよ。
堂々と勝ち、堂々と負けよ。
汝の精神を汝の体を常に清潔に保て。
そして汝自身の、汝のクラブの、汝の国の名誉を汚すことなかれ

サムライ精神でしょうか?日大の監督、コーチには、この精神はひとかけらもありませんでした。
スポーツだけでなく、仕事、人生、すべてに勇気をもらえる素晴らしい詩だと思います。
おまけ
サッカー日本代表。いいところなく若いガーナに完敗。期待していないから、淡々と見ました。でも、期待されないのは悲しいですよね。
おまけ
党首討論。安倍首相は論点をはぐらかし、長々と演説。討論になっていません。

| お仕事 | 07時28分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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計数意識の高さと会社の強さは比例する

「実践!社長の財務」というメルマガで、私の考えとまったく同じ内容が書かれていたので、引用させていただきます。

『多くの経営者は、社員にももっと計数を意識して欲しい、と思っているのではないでしょうか?経営者は当然、常に会社の数字を意識しているでしょう。毎週や毎月の報告書を見ても、経営者はやはり見る観点が違います。あらかじめ自分の中に描いている姿があるので、それと違っていると、すぐにわかるのですね(私は予算と対比、過去と対比することで、おかしな数字に気づくようにしています)。また、個々に見るのではなく、様々な資料で全体を関連付けて見ています。だから数値の整合性が取れていない資料などは、
経営者はすぐにわかるものです(経営者は細かい数字まですべて把握していなくても、何かおかしいと感じることが出来ればOKと考えます)。

利益率が高く、会社が伸びている会社の経営者は、例外なく数字に強いですね。元々数字に強かった人でなくても、真剣に数字を見ていれば、強くなっていくものです。どれだけ数字に真剣に向き合っているかです。それを、社員も経営者と同じくらい、数字に強くなってくれれば、会社はものすごく強くなります。
一代で100億円企業を作り、経常利益率も15%くらいあげている会社の社長が言っていました。
 「社員の計数意識の高さと、会社の強さは比例しますね。」と。
是非、そういう会社にしていきたいものです。それには、社員にも社長と同じくらいの情報を開示することです。もちろん、個々の給与は別ですが。できるだけ、数字をオープンにすること、および数字に責任を持ってもらうことで、社員の数字に関する意識、強さは格段に違ってくるのではないでしょうか?社員に数字に強くなってもらいたい、と言いながら、あまり数字を公開していない会社も多いような気がしますね...。』

私は、毎月の月次決算と予算と対比した数字を社内に開示しています。会社の状態がわからずに、社員一人ひとりが何をすべきなのか考えることは出来ないと考えるからです。日々の実績も開示し、一ヶ月の中でも予算対比で遅れが無いかチェックし、早めの対策が打てるようにしています。一ヶ月が終わって翌月上旬に月次決算がまとまっても、何も手を打つことが出来ません。会社の現状や決算状況が理解できていれば、採算割れの受注を大量に受けるようなことはなくなります。自分が獲得した仕事がどれだけ社内に付加価値を残すことが出来るか考えて、営業活動をするのが大事だと思います。

| お仕事 | 07時32分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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