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自動車業界について考える


ホンダが主力セダン(シビック、アコード)を北米で開発するという記事が昨日の日経一面に掲載されました。ホンダの国内販売は、フィット、ワンボックス、軽自動車が主流でセダンの販売はごくわずかという状況になっています。北米ではシビックやアコードの販売が堅調で、北米で開発したほうがより適切な設計が出来るので、やむを得ないのかな?と思います。現在の国内のホンダの販売状況は、プレリュード、シビック、アコードが好調だった20年以上前とは様変わりの状態です。弊社の駐車場を見ても、セダンはごくわずかで軽自動車、ワンボックス、ハイブリッドが主流です。

国内販売が減少していると報道されています。2012年3月の自動車登録台数は4,800万台で1世帯当たり0.93台です。これには軽自動車は含まれません。軽自動車を含むと7,560万台1世帯当たり1.46台となります(データは日経トレンディより引用)。軽自動車が2,760万台ということになります。東京近郊では自動車がなくても生活に不自由しませんが、地方では電車網が発達しておらず、車のない生活は考えにくい状況で、一家に一台ではなく一人に一台という感じなります。当然、複数を保有する、狭い農道などを考慮すると軽自動車が中心になります。従って、都内で見る自動車は軽自動車よりも外車とワンボックスが目立ちますが、地方に行くと圧倒的に軽自動車を多く見ます。

2012年10月の車名別販売台数の1位はトヨタの新しいハイブリッド車であるアクア、2位はホンダの軽自動車N BOX。3位がトヨタのプリウス、4位がスズキのワゴンR。軽自動車を含めた自動車販売台数のランキングを見れば、上位10車種のうちハイブリッドカーが2車種。残るガソリン車のうち6車種が軽自動車、2車種が日産のノートとホンダのフィットというようにコンパクトカーとなっています。

自動車メーカーに与える影響はかなり大きいです。軽自動車が20台売れてもレクサスLS1台の利益には及びません。一度セダンから軽自動車に乗り換えた人はセダンに戻る率は低いと言われます。今後の国内市場での売上高は、台数の減少と1台当たりの単価の下落とダブルパンチになります。更に中国の売り上げ減少が日産、トヨタ、ホンダの主要メーカーに大きなマイナス影響を及ぼしている一方、中国市場に出遅れたスバルは独自の車作りが好評の米国で絶好調状態と、自動車業界でも好不調が分かれています。「自動車業界」といった一括り(ひとくくり)で考えられない状況に変化してきました。

今後自動車メーカーは海外生産比率をさらに高めるので、鉄鋼、部品、タイヤ、素材などすそ野の広い国内自動車メーカーからのビジネス拡大を期待して会社経営をすると、会社をリスクにさらす結果になりかねません。要注意です。

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| 経済・社会 | 07時29分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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