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12,734件

中小企業白書によれば、2011年の倒産件数が12,734件だったそうです。平成元年は7,234件と比べると5千件以上増えています。2008年のリーマンショックで中小企業向けの中小企業金融円滑化法(返済猶予法)で融資を受けやすくなっていても倒産件数が大幅増加したわけで、もしこの法案がなかったらもっと増えていたかもしれません。また、この法案は期限があります。本来は2012年3月末で終わるはずでしたが、東日本大震災の影響を考慮して2013年3月末まで延長されています。これが切れると、倒産件数がさらに増えるかもしれません。

この倒産の原因は一体何なのか?中小企業白書では、「販売不振」や「資金繰りの悪化」など様々な理由が記載されていますが、急激に変化する経営環境に適応できなくなったことが共通する要因と言えます。
例えば、
・昔はどんどん売れていた自社の商品が陳腐化し、時代に合わなくなった
(携帯電話がスマートフォンに移行しノキアやモトローラといった大手携帯電話メーカーは苦戦しています、CD売上は音楽配信の普及でミリオンセラーはAKBだけになっています)
・自社が所属するマーケット自体が縮小し、それに連動して自社の規模も縮小した
(着物、少子化で減少する学習塾、本や雑誌が電子端末に取って代わられる)
・価格競争に巻き込まれ、取引条件がどんどん悪化した
(食品のプライベートブランド、ガソリン、牛丼など)

段ボール製品は、ある人に言わせれば究極の包装資材で、取って代わる商品がない、海外からの輸入品が市場を奪うこともない、円高円安の影響が比較的少ない、ということになります。段ボールは、製造業がこれだけ中国やアジアに製造拠点を移転しても、2007年に過去最高の生産量を記録しました。これは国内の通販の増加が支えた結果ではないかと推測します。しかし、日本の人口が減少すれば、段ボールの市場規模そのものが小さくなるのは間違いありません。経済成長率が高く価格を下げても量が増える時代は経営が成立しましたが、経済規模が縮小する時代に価格を引き下げても生産量が増えないので、会社そのものが成立しなくなります。経済規模が縮小する時代に向けて、企業を存続させるためのアイデアを考えなければなりません。しかし、簡単にはそんなアイデアは浮かんできませんが、個々の企業だけでなく業界全体で考える時代になったと思います。


ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社



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| 経済・社会 | 07時23分 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑















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まとめteみた.【12,734件】

中小企業白書によれば、2011年の倒産件数が12,734件だったそうです

| まとめwoネタ速suru | 2012/04/16 07:36 |

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