1. 無料アクセス解析

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

AIJ投資顧問の事件に学ぶ

AIJ投資顧問の社長が国会に呼ばれて、「だますつもりはなかった」と回答し、多くの人の怒りを買いました。あれは完全に「だまし」「詐欺」と断定できます。いつわりの基準価格を使って、新規顧客を勧誘したら、それは詐欺と呼びます。

コーワが加入している厚生年金基金では、代替投資(オルタナティブ)と呼ばれる資産運用商品(ファンド)を組み入れています。ファンドの運用会社は、知名度の高い運用会社でAIJのような会社とは全く異なります。そのプレゼンテーション資料を見ると30ページ以上で、非常に高度な資産運用プロセスが記述されています。私は、以前勤めていた外資系資産運用会社で伝統的な株式投資や債券投資だけでなく、代替投資ファンドのマーケティングを担当していたので、資料を見ただけで運用プロセスを大体(100%ではありません)理解できます。しかし、資産運用経験のない社会保険庁出身の人がプレゼンテーションを聴いても理解できるはずがありません。まして基金の理事を務める経営者が理解できるはずがありません。

AIJ投資顧問の社長に騙された人は、運用プロセスの説明を受けてもチンプンカンプンだったと思います。結果、成績が良いという言葉だけにつられたわけです。命と健康の次に重要な年金資金運用を担う人が、勉強もせずに重要な意思決定を行うこと自体おかしなことです。経営者になる人は、財務、人事管理、マーケティング、販売、製造、など様々な勉強をします。苦手な分野は専門家の力を活用します。分らないことを分らないままで決断することはありません。理解しようと努力します。何故なら、自分の会社の命運を揺るがす決断をするには、勉強をし、調査をし、専門家の意見を聞き、取締役とも相談するといったプロセスを踏みます。AIJ投資顧問に高い比率で運用委託した基金の理事は、年金資金運用で要求される分散投資義務を含む忠実義務違反に問われてもおかしくない状況です。米国なら訴訟問題になります、

今回のAIJ投資顧問の事件からの一般人が学ぶべき教訓です:
1. 自分が良く理解できないものに投資することは止めましょう(特に証券会社や銀行が勧める仕組みが複雑な金融商品や投資信託)
2. うますぎる話は疑いましょう、まず嘘と思って間違いありません
3. 自分が理解できなければ、理解できる、かつ信頼できる人の意見を聞きましょう(一人で決めるのは危険です)

おまけ
週末、桜が満開でした。谷中霊園、自宅近くと桜を見て歩きました。日中でも風が冷たく、夜は大変だったのでは?と思います。

ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社



スポンサーサイト

| 経済・社会 | 07時26分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















非公開コメント

http://kowa1889.blog72.fc2.com/tb.php/792-fff53805

PREV | PAGE-SELECT | NEXT