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GDP成長率

ちなみにGDP(国内総生産)とは、日本の国内で1年間に新しく生みだされた生産物やサービスの金額の総合計額のことです。GDPはその国の経済の力の目安によく用いられます。

2011年度(1-12月期)の名目GDP成長率が468.1兆円の前年対比▲2.8%、実質GDP成長率が506.8兆円の▲0.9%と発表されました。名目GDPとは物価変動を含む実際の金額を指すのに対し、実質GDPとは物価変動を含まない数量を基準とした金額を指します。新聞では実質GDP成長率を中心に報道しますが、企業にとっては価格変動を含む名目GDP成長率が基準になります。数量が変わらなくても(実質GDP成長率はゼロ%)、価格が下がれば企業の売上金額は減少します(名目GDP成長率はマイナス%)。

経済学ではGDPデフレーターという言葉を使います。物価全体の動向を示す景気指標で2011年度は▲1.6%と下がりました。従って、▲2.8%と▲0.9%のギャップをもたらすのが、GDPデフレーターのマイナスになります。

2012年度の経済成長率は日経では実質成長率を1.9%、名目成長率を1.2%と予想しており、依然として物価は下がるという予想をしています。年度の成長率がプラスであっても、前年度のマイナス幅よりも小さく、468.1兆円x1.012=473.7兆円の名目GDP額になります。
2008年度の名目GDPは489.5兆円、2009年度は473.9兆円、2010年度は479.2兆円でした。2008年度はリーマンショックが秋に発生し、2009年度はその影響で自動車産業を中心に大きな景気後退が起きた年でした。2012年度は18兆円とも言われる被災地の復興需要があってこの金額ですから、もし復興需要がなかったら2009年度よりも経済規模が小さいことになるところでした。

2012年4-9月期は復興需要で建設を中心とした特定分野で(残念ながら段ボール業界が受ける恩恵は小さいと思われます)景気を引っ張ると思いますが、年後半はペースが鈍化する可能性があります。日本の景気の足を引っ張る要因としては、以下のものがあります:
●欧州危機が落ち着かず、欧州景気が大きく悪化し、ユーロ安円高が進み欧州向け輸出が大幅に減少するリスク(可能性は高いと考えられます)
●イランがホルムズ海峡を封鎖し、原油価格が暴騰するリスク(可能性としては低いと考えられます)
●夏の電力不足で製造業を中心に制約を受けるリスク(可能性は高いと考えられます)
●衆議院解散総選挙が起きて政治が停滞するリスク(可能性は十分ありうると考えます)

いずれにしても、中小企業にとって楽観できるような外部環境ではないことは確かです。しかし、外部環境が悪いからと言って自社の業績が悪くても仕方がないとは言えません。環境が悪くても、満足のいく結果を残すために最大限の努力をしていきましょう。

おまけ
昨日はバレンタインデー。男性はチョコをもらいましたか?コーワでは何年も前から義理チョコ廃止としているので、会社でのやり取りはありません。日本ではモロゾフが勝手に、女性がチョコを意中の男性にプレゼントする日と決めたのが始まりですが、海外では、男性から女性に、女性から男性に何かをプレゼントする日です。今やチョコレート業界の年間売上の1/4をこの期間で記録します。


ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社



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| 経済・社会 | 07時26分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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