1. 無料アクセス解析

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

「売上は湖の水」

コンサルタントの北岡修一氏が発行するメルマガで以下の文章がありました。引用します。
「売上は湖の水」であると・・・。どういうことだか、わかりますか?
豊かな水をたたえる湖は美しくて、一見、何の問題もないように見えます。しかし、もし水が引いて湖の底が見えてきたら、どうなっているでしょうか?おそらく湖底には、魚の死骸やヘドロが溜まっていたり、不法投棄された車のタイヤや家電製品などが、沈んでいるかも知れません。水が引くことによって、その惨状があらわになってくるのです。この湖の水が、会社にとってみれば、売上だというのです。売上が順調な時は、会社は何の問題もないように見えます。しかし、一旦売上(水)が減り始めると、すぐに底のドロドロ(実態)が見えてくるのです。経営者は、その時、初めて実態を知って、愕然とするのでしょうね・・・。

さて、湖底には何が隠されているのでしょうか?次の7つが隠れています。
 1.売上債権の増加
 2.在庫の増加
 3.回収と支払いがアンバランス
 4.利益率の減少
 5.固定資産の増加
 6.必要運転資金の増加
 7.借入金の増加
これらが、売上が上がることによって、覆い隠されていたのです。売上の増加が、覆い隠すのはこれだけではありません。次のようなことも、覆い隠されています。
 ・営業と製造の仲が悪い
 ・社員の士気が低い
 ・社員の考え方や価値観がバラバラ
 ・経営者と幹部が別な方向を向いている
 ・スキルや知識を高める努力をしていない
 ・目先の売上ばかりを追い求めている
 ・利益率を改善する努力がされていない
 ・実態は債務超過になっている
 ・社内で不正が行われているが、発覚しない・・・・
こんなにも多くのことが、覆い隠されているのですね。ですから、売上が落ちてきて、赤字になってしまった場合などは、単純に売上の増加だけを求めても、問題は解決しない、ということです。見えてきた、底にあるものを、きれいに取り除いていく、ことをしなければならない、ということですね。

まさにおっしゃる通りで、うまい表現です。私は、社長は売上を求め、経営者は粗利を求めると以前のブログで書きました。確かに売上が伸びていると、その裏に隠れている粗利率の悪化、在庫の増加、運転資金のための借入の増加、固定費の増加などの問題点を覆い隠してしまいます。売上が落ちたときに、その問題点がクローズアップされます。

湖の底のドロドロを減らすためにすべきこと:
会社方針が売上優先ではなく粗利益優先を掲げる。
毎月、毎年、決算書類を分析し問題点を確認し、改善のために早めの対策を打つ。
会社としての考え方を統一し、社内に浸透させる。
社員教育を継続的に行う。
企業統治をしっかり行なう。

おまけ
大王製紙井川前会長が刑事告発されました。有能な井川氏がなぜこんなことをしたのか理解に苦しみます。

ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社



スポンサーサイト

| お仕事 | 07時29分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















非公開コメント

http://kowa1889.blog72.fc2.com/tb.php/701-f6bc0c2d

PREV | PAGE-SELECT | NEXT