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金融市場の大変動

昨日の日経平均は186円安の8,374円と東日本大震災直後の安値(終値ベース)を下回っています。7月の1万円台超えからは約1,800円の下落(約17%下落)となっていますドル円レートは76円台でこう着状態にあり、4月につけた85円台から9円ほど円高ドル安(約10%円高)になっています。ユーロ円にいたっては4月の122円台から現在102円台と20円の円高ユーロ安(約16%円高)になっています。ニューヨークダウ工業株30種平均は4月の12,800ドル台が10,700ドル台まで下げています(約16%下落)。

ギリシャが海外に対する借金の返済が出来ずに、ユーロそのものに対する信頼感がなくなる可能性があります。借金の返済が出来ないとギリシャ国債は価格が大幅に下落するので、ギリシャ国債を保有する欧州の銀行が多額の損失を抱えることになり、2008年のリーマンショックと同じような状態になります。
米国は景気回復がなかなか進まず、景気刺激のために財政出動(公共事業などを増やす)をしたいところですが、財政赤字が深刻で財政出動出来る状態ではありません。
2008年のリーマンショック以降、大規模な金融緩和と財政出動を行い、世界的な景気回復をリードした中国は、お金をばら撒きすぎた結果、インフレ率が急上昇しており、再度の大規模な財政出動はしにくい状況にあります。中国で高級車の代表であるベンツの販売台数が急減するなどバブル崩壊の気配もあります。欧米への輸出が今後減少すれば、中国景気も鈍化します。
日本は、デフレの継続、政治の混迷、増税、円高、失業者の増加、など明るい将来を描きにくい状況にあります。

以上の結果、世界的に景気は悪化すると予想する人が多く、お金は比較的リスクが少ない資産に集中しています。それが、金であり(最近は大きく値下がりしましたが)、円であり、米国債や日本国債です。通貨が買われるには、景気が強い、金利が高い、経常収支が黒字(モノとサービスの取引で黒字を出せる)、といった条件が必要です。日本は景気が弱く、ゼロ金利ですが、経常収支が黒字であり、ドルやユーロよりはましという考え方をする投資家が多いため、円高が続いています。従って、何かきっかけがあれば、更に円高ドル安ユーロ安が進む可能性があります。今後、金融市場がどのように変化するか見極めることが非常に難しくなっています。海外のことは自分に関係ないからと関心を持たないのではなく、世界経済の動きは日本経済に大きく影響するので、皆さんに新聞やニュースで注目して欲しいテーマです。

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| 経済・社会 | 07時34分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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