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情報公開

企業の良心度を測る評価軸としていくつか要素があるそうですが、もっとも重要なのが情報公開と米国では言われているそうです。何を言おうとしているか、感のいい人は分かるかもしれません。トヨタは情報や真実を隠したと米国内で疑われているので、批難が高まっていると思われます。もちろん、米国内景気が期待したように回復しない苛立ちをトヨタにぶつけている、議員が中間選挙を控えて人気取りのためにトヨタをスケープゴートにしているという見方もあります。

情報公開で大事なことは悪い情報を出来るだけ早く公開することで、トヨタはこれに反する行動をしたということで米国人の反感をかっています。トヨタほどの企業であれば、米国内のリスク管理の専門家を通じて適切な対応を出来たと思うのですが、様子見を決め込み積極的な対応をしなかったことが批判されています。自動車、電気製品、食品、などで全く欠点のない商品を作るのは容易ではありません。だからクレームを責めるのは適切ではありません。欠点や問題点かもしれないと判断されることが見つかった時点で、出来るだけ早く情報公開をするというのが大事との事です。

上記は社外に対する情報公開ですが、社内に対する情報公開も大事だと私は考えます。ひとつの工場で発生したクレームやトラブルはもうひとつの工場でも発生する可能性があるので、積極的に情報を開示し同様のクレームやトラブルの発生を防ぐようにしています。また弊社は、月次の売上、粗利、経費、利益の予算を管理職や営業担当者に開示しています。さらに月次決算がまとまった時点で予算と実績を比較して開示します。目標対比の結果がどうなったのか、未達成・達成の場合の要因は何か明らかにし、次の対策につなげるようにしています。決算が悪いと会社の先行きを不安がって社員が辞めてしまうかもしれないからと決算を開示しない会社もあります。弊社も私が社長になる以前は社員が決算状況を知る必要がないと考えて決算を開示していませんでした。私は、自分が働く会社の実情を知らないほうが不安で辞める要因になると考えます。厳しい現状を理解してもらって、次の行動につなげることこそ会社が存続し続けるために大きな力になると考えています。これは自分が外資系企業で働いた時に感じた経験に基づいています。

さらに弊社は事業所が3ヶ所あり、段ボール、宝飾、物流サービスと異なる事業をしているため、他部門に関心を持たなくなると困るので、毎月パソコン上で壁新聞を配信し、業績、新製品、新規顧客、イベント、結婚/出産、新入社員の紹介などを紹介し、会社で何が起きているか情報を公開するようにしています。これらの活動を通じて、会社との一体感を少しでも感じてもらい、会社や経営陣に対する信頼感を持ってもらえればと願っています。

おまけ
笑えるラジオコマーシャル
営業部にかかってきた電話を受ける女子社員「はい、営業部です」
社長らしい男性「鈴木部長はいるかね?」
女子社員「鈴木部長は、いりません」


ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社


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| お仕事 | 07時37分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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