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ブログアーカイブス


アーカイブスとは「保存記録」と訳されていますが、記録に残しているものを再び見るといった感じで使います。NHKアーカイブスという過去に放送された番組や関係資料の所蔵・閲覧を目的とする映像拠点があります。
「ブログアーカイブス」とは、過去に書いたブログを再掲載する意味で使います。悪く言えば「手抜きの再掲載」、よく言えば「過去の傑作選」となります(笑)。

2015年6月に掲載したものを再掲載します。
『原価割れで受注しますか?
工場の閑散期で、仕事が定時までありません。そこに、原価割れの仕事が舞い込んで来たらあなたは受注しますか?

例えば、売価1万円、材料費4000円、人件費や減価償却費などの固定費が3000円、合計の製造原価が7000円を、6000円で売って欲しいという話が舞い込んできました。仕事を受ければ1000円の赤字が出ます。赤字だから受注しませんか?それとも受注しますか?
人件費や減価償却費といった生産・販売量に関係なく発生する固定費は、工場が稼働してもしなくても発生します。そうすると、ここで考えるべきは固定費を無視して、6000円の売値から材料費4000円を差し引いた2000円が、この仕事を受注することによって生まれる現金収入の増加分ということになります。したがって、定時までの仕事量がなくて設備とオペレーターが遊んでいるなら、受注したほうが良いという事になります。
では、忙しくて残業が発生している場合にはどうするか?残業代が追加でかかります。したがって、追加でかかる経費と増加する現金収入を比較して判断することになります。もし、目一杯残業が入っている場合はどうでしょうか?ちゃんとした利益が出る受注に影響が出るわけですから、これは断るべきです。したがって、定時まで仕事がない暇な時期なら原価割れでも受注する意味はあります。売上が急減して資金繰りに窮している会社は、目先の現金欲しさに、採算割れの仕事をドンドン受注して自分の首を自分で絞めていきます。

同じ現象が身近で見られます。ホテルの格安宿泊料金、航空券の格安チケットがそうです。ホテルの減価償却は宿泊客が居なくても発生します。それなら、当日に通常の半額以下で部屋を提供してもその分の現金収入が増えることになります。これを活用して成功したのが「一休」です。格安航空券は、燃料費やパイロットと客室乗務員の費用は、乗客が満席でも空席だらけでも同じです。空席で飛ばすくらいなら、安くてもいいから空席を埋めたほうが良いという計算が成り立ちます。旅館の宿泊料も平日は安く、休日前は高くなります。これも同じ原理です。

段ボール業界では、時に原価割れ(製造原価ではなく純粋な材料費を下回る水準です)もしくはそれに近い安価な製品を見受けます。超安価で受注しなければならないほど暇な段ボールメーカーはないと思いますが、いかがでしょうか?』 

前年対比110%近く生産しているのに、極端な安値(材料費に等しい価格で販売)でさらに受注を伸ばそうとする会社があります。赤字の仕事をいくら集めても会社に残るものは、疲労感だけです。日本は一人当たりの生産性が低いと批判されますが、値上げして粗利益率を上げれば生産性は向上します。自社内に付加価値を残せば、社員の待遇を改善でき、安全な職場環境を提供することにもつながり、人材を集めやすくなります。安値で売って会社に残るものはありません。暴利をむさぼる必要は全くありません。再生産を可能とし、社員に安全と幸せを提供することができる適正な価格で販売すべき時代だと思います。いまだに量を追い求める経営者が多いのが残念です。

おまけ
中国の春節。今週の銀座は中国人であふれるでしょうね
おまけ
今日は4月上旬並みの気温。花粉症の人は憂鬱な季節が近づきます。

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| いろいろ | 07時25分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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