1. 無料アクセス解析

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

会社の安全性


中小企業診断士安田順氏のメルマガの文章を引用させていただきます(専門的になるので興味のない方はパスしてください):

『益計算書の営業外費用に計上する「支払利息・割引料」は、決算書の評価に大きく影響します。売上高支払利息率(支払利息÷売上高×100)という比率があります。これがだいたい1%を超えていると、過剰な債務を抱えていると判定されます(支払利息には手形割引の割引料も加えます)。業種によっても異なりますが、売上高支払利息率は「0.5%」が普通です。倒産企業の平均が1.5%くらいなので、1%はかなり厳しい数字とみる必要があります。売上高支払利息率が高くなるのは、銀行の借金が多いからです。借金が多い会社は、土地を持っていることが多いです。土地を持っていない場合でも、売掛金や在庫が過剰になっていたり、株や貸付金などムダな投資を行っていたりします。そういう会社は、BSの左側(資産)を軽くして、借金を減らす必要があります。

銀行員は、こうした状況を平均借入レートで分析します。
平均借入レート=支払利息÷((期首借入残高+期末借入残高)÷2)
平均借入レートが高いことは、その会社に対する取引金融機関の評価が低いことを意味します。一般に、信用力のある会社ほど、銀行の借入金利は低くなるからです。また、平均借入レートが4~5%以上になるなど、極端に高い場合は、高利の借入や簿外債務を隠ぺいしている可能性を疑われます。』

急成長している若い会社は、売上が急増します。そうすると、商品の仕入れ等に支払う資金が増加し、借入が急増します。まだ信用が低いと、金利が高くなるため、支払利息が急増し、せっかく稼いだ営業利益を支払利息でかなり減らしてしまうことが良くあります。逆に歴史のある会社は、収益性は低いものの、銀行からの信用は厚く、金利は低くなりやすいといえます。財務の安全性が高いので、貸す側からすると比較的安心して融資しやすい相手と言えます。

借入がゼロ(無借金経営)は、銀行に毎月借入を返済する必要がなく、資金繰りがラクなので、倒産リスクが限りなく小さくなります。経営者であれば、無借金経営を夢見るものですが、実現するのは容易ではありません。目指すべきは、手元資金が借入残高を上回る実質無借金経営だと思います(手元資金でいつでも借入を全額返済できる状態です)。中小企業では、実質無借金経営でも実現するのは容易ではなく、私も銀行借入に対する連帯保証(個人保証)をはずした後の目標は実質無借金経営です。この状態になれば、会社の維持継続と社員の雇用継続がより確実になるからです。

最後に、当社の昨年の売上高支払利息率は0.2%を下回り、普通の水準である0.5%を下回っていますし、昨年の平均借入レートは0.7%台で、今年はさらに下がる見込みでいます。

スポンサーサイト

| お仕事 | 07時34分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















非公開コメント

http://kowa1889.blog72.fc2.com/tb.php/2281-adc5a445

PREV | PAGE-SELECT | NEXT