1. 無料アクセス解析

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

金融リテラシー

最近の報道で、インドネシアの不動産投資で元本保証、年10%の分配金といった投資話で多くの人がお金を騙し取られたというものがありました。いまだに、こんなありえない話をすぐ信じてしまう人がいるんだと思いました。
以下の文章は2015年12月22日にアップしたものです。最近、個人型確定拠出年金(イデコ)、NISA、つみたてNISAといった、個人に有価証券投資をしやすくする仕組みが導入されています。将来も国の年金がなくなることはありませんが、年金支給額が減らされる、支給開始時期が遅らされる、といったケースが予想されます。自分で老後に対する準備を始めることが求められる時代になっています。しかし、基本的知識を身に付けないとせっかくの老後の備えが過大なリスクを抱えることになりかねません。なので、もう一度掲載することにしました。

“「金融リテラシー」とは、お金に関する正しい知識を理解して、社会人として経済的に自立するためのスキルを指しています。日本では、子供に対して「お金」の話をすることはタブー視されてきましたが、健康に関する知識と同様に、お金も生活の上で必要不可欠という考えから、米国や英国では、金融リテラシーが義務教育の中に組み込まれるようになっています。ただし、金融教育は新しいカテゴリーで、学校の教員でも指導するのに十分な金融知識を持っているわけではありません。まず、教員が金融の基礎知識を学ぶ必要があります。

「金融リテラシー」教育の基本的な項目には、以下のようなものが含まれます:
○家計の仕組みについて(収入と支出のバランスによる黒字と赤字)
○カード破産、多重債務に陥らないための知識
○お金の稼ぎ方と殖やし方について
○金融商品についての知識(株式、投資信託、保険、住宅ローン、その他)
○生涯を通した生活設計の組み立て方(学歴や職業別)

人生で一番大きな買い物は「マイホーム」です。現金で買える人はまずいません。長期に渡る住宅ローンを組むのが普通です。住宅ローンには固定、変動とあり、それぞれ長所短所があります。また将来の金利動向を読む力も必要になります。
「マイホーム」の次に大きな金額は「生命保険」になります。保険会社のセールスウーマンの薦める保険にそのまま加入したら大変なことになります。適切な保険に入るには自ら勉強する必要があります。
「教育費」もやりだすと非常に大きな金額になります。
「株式投資や投資信託への投資」も勉強しないで証券会社や銀行の窓口に行っておすすめ商品を買うことは絶対避けなければなりません。勉強した人には、うかつなことを窓口の人間は言えません。
リスクが低くて儲かる金融商品はありません。これは勉強していればすぐわかることですが、勉強していないと騙されてしまいます。特に高齢者は金融教育を全く受けなかった人が多いので、詐欺話に騙される人が多いです。「損するリスクがなく、必ず儲かる商品」があれば、他人に教えずに、自分だけでやります。こんな簡単な基本さえ身に付けておけば、騙されることは避けられます。おいしい話はありません。

金融リテラシーを身に付けることはちょっと面倒かもしれませんが、一生で見ると身に付けた人と身に付けてない人との損得の差は大きいと断言できます。初心者でもわかりやすく解説した本や雑誌があるので、まず読んで頂きたいと思います。間違っても、何も知らないうちに金融機関のセミナーなどに出席しないようにして下さい。“

追記
カードローン、キャッシング、カードによるリボ払いなどは避けましょう。消費者金融の場合、年収の1/3を超えて借りることは出来ませんが、銀行のカードローンにこの制限はなく、無尽蔵に借りられるので非常に危険です。それに金利は二桁とべらぼうに高いです。

大学で勉強する小難しい金融理論ではありません。非常に判りやすく書いている本がたくさんあるので、まず一冊を読んでみて欲しいと思います。著者としては、山崎元氏(若い人向け)、大江英樹氏(中高年向け)、の両氏がお勧めです。

おまけ
西日本の豪雨で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方に対しお見舞い申し上げます。
おまけ
1995年3月20日の地下鉄サリン事件。当時、八丁堀の会社に勤務しており、日比谷線の小伝馬町駅で電車が止まりました。電車が2本か3本早かったら被害にあったかも知れません。

スポンサーサイト

| 経済・社会 | 07時29分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















非公開コメント

http://kowa1889.blog72.fc2.com/tb.php/2279-d6d4ef9b

PREV | PAGE-SELECT | NEXT