1. 無料アクセス解析

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

保険の本質


私の好きな経済コラムニストに大江英樹氏がいます。大江氏が保険について大変参考になるコラムを書いていましたので、紹介したいと思います。昨日の続きとして読んで頂ければと思います。

『保険の本質は、(1)めったに起こらないこと、しかし、(2)もし起きたらとても自分の蓄えでは賄えないこと、そして、(3)それがいつ起きるか分からないこと、この三つに備えるのがその役割である、と言われます。例えば自動車保険を考えてみよう。運転していて死亡事故を引き起こすなどということはめったに起きることではない。しかし、もしそうなったら何億円もの賠償金が発生することになるから、それを自分で払うことは不可能だ。したがって、運転する人は保険に入らなければならないのは当然と言えるだろう。めったに起こらないことだからこそ、安い保険料で対人無制限の保障が受けられるのである。これと逆のケースが車両保険だろう。車庫入れする時に、車体をこすったりすることはよく起きることだ。起きる頻度が高いから、車両保険の保険料は対人賠償に比べて高くなるのは当然である。

医療保険に入っていないと我々は無保険なのかといえば、決してそういうわけではない。日本は国民皆保険制度なので病気にかかったり入院したりしてもその治療費の多くは公的な医療保険で保障される。さらに「高額療養費制度」というのがあるから自己負担分は限られており、仮に入院して医療費が月に100万円かかったとしても、負担はわずか9万円程度で済むのだ。であるならば、別に医療保険などに入らなくても、その分を貯金しておいて、入院するような事態になればその貯金を下ろせばいいだけのことだ。仮に毎月5000円の医療保険に加入したとしよう。30歳から50歳まで20年間入り続けた場合、支払った保険料の合計は5000円×12ヵ月×20年で120万円となる。その人が50歳の時に病気で5日間ほど入院し、支払われる入院給付が1日あたり1万円だとすると、保険会社からは5万円が給付される。5000円をずっと貯金しておき、貯めた120万円の中から5万円を支払う。その方がずっと合理的だ。仮に病気にならなければ、貯めた120万円は旅行にでも食事にでも、自分の好きなように使えるからだ。』

私が30年前に入った貯蓄性の強い養老保険(既に満期)、終身保険、個人年金保険、学資保険は予定利率が5.5%~4.5%と俗に「お宝保険」と呼ばれる商品だったので、入る意味がありました。今の低い予定利率では貯蓄性の強い保険に入る意味がほとんどありません。従って、一家の家計を支える人物が万が一亡くなった時の保障を確保するための掛け捨て定期保険に入り、一定金額の貯蓄を毎月行って、入院時の差額ベッド代やタクシー代を貯蓄から支払えば良いと考えます。自動車の任意保険は万が一に備えて入っておくべきです。貯蓄を個人型確定拠出年金イデコで全額行なってしまうと60歳まで解約できないので、解約可能な定期預金や投資信託に入れておけばOKです。

おまけ
森本問題で書類がないと答え続けた佐川理財局長。国税庁長官に就任。確定申告では、領収書がなければ経費として認めないのに…。嘘をつき続ければ出世できる官僚。国民の感覚とは正反対です。

スポンサーサイト

| いろいろ | 07時38分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















非公開コメント

http://kowa1889.blog72.fc2.com/tb.php/2041-62d174b7

PREV | PAGE-SELECT | NEXT