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マネー力


日経ネットに掲載された記事を引用します。自分のマネー力を確認してみるいい機会だと思います。長いですが、クイズに挑戦してみてください。

お金を上手に使い、ため、増やすには正しい知識が不可欠。金融広報中央委員会が作った5つの質問で自分の「マネー力」を知り、お金と賢く付き合いましょう。お金を増やすことに興味はあるけれど、マネーの「基礎力」に自信がない……。そんな人も少なくないのでは? 「5つの質問で、あなたの金融リテラシー(知識)が分かります」。この質問は、2016年に全国2万5000人を対象に実施した金融リテラシー調査のうち、基本となる4つの分野を網羅する形で抜粋したもの。1問20点×5問で、平均点は52.2点だった。「日本人の強みは、慎重で堅実な行動をすること。一方、金融教育の遅れから、金融知識が低いことが課題です。損失を回避しようとする傾向が強く、投資には慎重です」。実際、今回の調査では、正解率が低い人ほど金融トラブルに遭いやすく、投資をしている人ほど、正解率が高かったという。この5つの質問はマネー力の「基本のキ」。カードローンの返済に追われたり、無計画に買い物し貯蓄がゼロだったり。そんなお金の失敗をしないためには、100点を目指したいところ。特に家計管理と生活設計の2つは、日ごろから意識し、実際に行動することが大切だ。「お金との付き合い方は、必要不可欠な生活スキル。金融知識があなたの生活を守り、幸せにします」
では、答えを考えてください。正解は後程。
Q1.家計管理
 家計を把握する行動として「適切ではない」ものは?
1.家計簿などで支出を管理する
2.本当に必要か、収入はあるかなどを考えた上で支出するかどうかを決める
3.収入のうち、一定額を天引きにするなどの方法で貯蓄をする
4.支払いを遅らせるために、クレジットカードの分割払いを多用する

Q2.生活設計
 一般的に、「人生の3大費用」といえば何を指す?
1.一生涯の生活費、子供の教育費、医療費
2.子供の教育費、住宅購入費、老後の生活費
3.住宅購入費、医療費、親の介護費

Q3.金融知識
 金利が上がっていくとき、資金の運用(預金など)、借り入れについて適切な対応はどれ?
1.運用は固定金利、借り入れも固定金利にする
2.運用は固定金利、借り入れは変動金利にする
3.運用は変動金利、借り入れは固定金利にする
4.運用は変動金利、借り入れも変動金利にする

Q4.金融知識
10万円の借り入れがあり、借入金利は複利で年率20%です。返済をしないと、この金利だと何年で残高が倍になる?
1.2年未満
2.3年以上5年未満
3.5年以上10年未満
4.10年以上

Q5.外部知見
金融商品の契約についてトラブルが発生したときに利用する相談窓口や制度として、「適切でない」ものはどれ?
1.消費生活センター
2.金融ADR制度
3.格付け会社
4.弁護士

Q1
A.→ 4.「支払いを遅らせるために、クレジットカードの分割払いを多用する」(全国で55.1%の人が正解) クレジットカードの分割払いは、手数料という名の金利が発生する。支払いを遅らせるために分割払いを続けてしまうと、それだけ余分なお金が出ていくことに。クレジットカードの支払いは手数料ゼロの翌月一括払いのみに!
(リボルビングは絶対止めましょう。二桁の金利がかかります)

Q2
A.→ 2.「子供の教育費、住宅購入費、老後の生活費」(全国で47.6%の人が正解)
人生の3大費用は教育費、住宅費、老後資金。子供1人が大学卒業までにかかる教育費は1000万~2000万円といわれ、住宅費も数千万円かかる。いずれも大きな出費となるだけに、早めに計画を立てておくことが大切。
(子供がすべて公立に通うのと、すべて私立に通うのでは大きな差が発生します)

Q3
A.→ 3.「運用は変動金利、借り入れは固定金利にする」(全国で43.9%の人が正解)
金融取引の基本となる金利に関する問題。市場金利が上がっていく場面では、運用商品も市場に合わせて金利が上がる変動金利を選ぶ。反対に借り入れでは、市場金利が上がっても金利がずっと変わらない固定金利を選ぶべき。
(住宅ローンは、この水準からさらに下がることは考えにくいです)

Q4
A.→ 2.「2年以上5年未満」(全国で40.6%の人が正解)
ややこしい複利計算も、お金が2倍になるのにかかる年数が簡単に分かる算式、「72の法則」を当てはめれば簡単。今回の条件でこの算式に当てはめると、「72÷20(金利)=3.6(年)」となり、選択肢2が正解。
*72の法則とは?
複利でお金が2倍になる期間を簡単に計算する算式のこと。「72÷金利」でお金が2倍になる年数が分かる。例えば、メガバンクの普通預金の金利は現在、年0.001%。「72÷0.001」となり、預けた金額が2倍になるには7万2000年かかる。一方、クレジットカードの分割払いを利用する際の金利が18%だった場合、「72÷18=4」となり、約4年で返済額が2倍になる。月々の投資額の目安を決めたり、ローンを組んだりする前に活用しよう。
(毎月分配型投資信託は、複利を活かさないのでお薦めしません)

Q5
A.→ 3.「格付け会社」(全国で73.7%の人が正解)
格付け会社は、金融商品や企業、政府の信用状態を評価する民間機関。残り3つの選択肢のうち、金融ADR制度(金融取引に関する裁判外紛争解決手続制度)は、業界ごとに設立されたADR機関で、中立な専門家が和解案を提示するなどして解決を図る制度。

あなたは何問正解できましたか?金融の知識を持っていると、「元本保証で毎年10%の利息がもらえる商品」というのがあり得ない、詐欺だとすぐ見抜けます。金融知識を持たない高齢者がこういった詐欺的金融商品に大事なお金を投じてしまいます。日本では、学校で身近な金融の知識を教えてくれません。先生も金融をよく理解していないから教えるのが苦手だし、退職した先生が詐欺的金融商品に退職金を投資してしまったという話を良く聞きます。私のブログを読み続けている人は、時々書く金融や資産運用の知識を少しは身に付けてくれているのではないかと思います。

おまけ
追加のクイズです。あなたは0.5%の金利が付く10年国債を保有しています。新しく発行される10年国債の金利が1.0%とあなたが持つ国債よりも高い金利が付くことになりました。さて、あなたの国債の価格は次のうちどうなりますか?
1. 上がる
2. 下る
3. 変わらない
答は、下がるが正解です。国債は発行された後、流通市場で自由に売買され価格が変動します。0.5%の金利しかつかないあなたが持つ国債よりも、新しく発行される1.0%の金利が付く国債の方が人気は高くなる一方、あなたが持つ国債は人気が無くなり、価格は下がります。「金利が上昇すると債券価格は下がり、金利が低下すると債券価格は上がる」が正解です。この理屈を銀行の若手営業マンが判りやすく説明できませんでした。

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| 経済・社会 | 07時37分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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