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三越伊勢丹で何が起きたのか?


三越伊勢丹ホールディングスの大西社長が辞任しました。発表時は、後任社長が決まっていない状態で、株価も大きく動きました。

三越と伊勢丹。三越は百貨店の老舗で「お帳場」と呼ばれる外商が強いことで有名です。「お帳場」の顧客は、自宅に宝飾品や着物などの高額商品を自宅に専任の外商担当者が持参し、購入する富裕層を指します。しかし、富裕層も高齢化が進み、その子供の世代は三越ではなく伊勢丹のようにファッションに強い百貨店を好み、「お帳場」の次の顧客になってもらえませんでした。両社が合併することで、富裕層とファッションで最強の百貨店と称されました。しかし、百貨店業界全体の売上は毎年減少しています。ユニクロやしまむらに代表される格安アパレルに市場を奪われたのと、百貨店という形態そのものが顧客からの支持を失ってきました。いくつかの百貨店はユニクロなどへの場所貸しで収益を高める不動産業に力を入れたのに対し、三越伊勢丹は商品力をアップし百貨店として成立させようとしたのが大西社長でした。しかし、消費税率アップが消費者の購買を抑制し、一時期は中国人の爆買いで売上を伸ばしましたが、それもひと段落すると売上は急減(銀座三越の免税売場は客がいません)。大西社長は新規事業を多く始めましたが、現場がついていけず悲鳴を上げて、今回の解任に近い形での辞任となりました。

漫画の「サザエさん」でも都内の百貨店に出かける時にはおしゃれをして、お土産をタラちゃんたちに買ってきます。子供にしたら、百貨店に行ってレストランでお子様ランチを食べることは「ハレの時間」だったと思います。また、お中元やお歳暮は三越の包み紙で送るのが一番好まれるという時代がありました。百貨店が花だった時代から、高級ブランドが直営店を銀座に出店し、洋服はユニクロとしまむらで済ませ、家電製品は家電量販店で購入、おもちゃはトイザラスで購入等と分散化されました。更にはネット通販で多くの商品が買えるようになり、「百貨店」の存在意義が薄れてきています。地方の百貨店では、閉店もしくは廃業がより増えると思われ、今後の百貨店業界がどのように変わっていくのか判りません。銀座松坂屋跡に建築中の銀座シックスが将来の百貨店像を見せてくれるのか楽しみにしています。

おまけ
北朝鮮のミサイル発射技術が著しく向上し、日本の防衛上の大きな脅威となっています。兄弟を暗殺するような指導者なので、何をするか怖いものがあります。
おまけ
森友学園。補助金の詐取。立派な詐欺罪が成立します。自民党も違法性がないとは言えないのでは?


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| 経済・社会 | 07時34分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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