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分散投資


個人型確定拠出年金(iDeCo)を始める人が増えてきました。当社でも、数人が始めています。金融商品を紹介する時に「絶対」「必ず」という言葉は禁句ですが、確定拠出年金には使えます。確定拠出年金で定期預金に毎月2万円ずつ積み立てたと仮定します。年間で元本24万円でが、利息はほとんどつきません。しかし、確定拠出年金では24万円を個人所得から控除できるので、所得税率10%の人は2.4万円、20%の人は4.8万円ほど所得税が軽減されます。浮いた税金を使ってしまわないで、この分を定期預金に入れるだけで10%の金利、20%の金利がついたのと同じで、「必ず儲かる」と言い切れます。

ところで、確定拠出年金を投資信託で始めようとすると、内外株式や内外債券に分散投資する「バランス型投信」を薦められることが多いはずです。株式よりもリスクが低く、債券よりも高いリターンが得られると説明されるはずです。株式投信で10%、20%基準価格が変動するのが嫌な人でも、バランス型の3%、5%なら我慢できると思う人が多いと推測します。

しかし、ここで注意が必要です。持っている資金100万円全てを投資信託に入れるなら、株式型投信の場合1年で10万~30万円損する(もしくは儲かる)可能性があるので、3万~9万円に収まるバランス型が良いかもしれません。しかし、100万円の全財産を投資信託につぎ込む人はそう多くありません。80万円は現金や定期預金に入れて、残った20万円を投資したいという人がいると、20万円を株式投信につぎ込んでも、100万円全体では2万円~6万円の価格変動に抑えることが出来ます。すなわち大きくても94万円(80万円+20万円-6万円)~106万円(80万円+20万円+6万円)に収まります。バランス型に100万円投資すると1年後に91万円~109万円になっている可能性が大きいです。考えて欲しいのは100万円の内10万円を投資するなら、ハイリスク・ハイリターンでもOKということです。すなわち、所有する金融資産全体でどれだけのリスク(価格変動幅)を取っているか把握することです。
・100%ミドルリスク・ミドルリターンの商品に投資する。
・10%~20%をハイリスク・ハイリターン商品に投資して、残りを定期預金といった価格変動がない商品に置いておく。
恐らく後者の方が、気が楽だと思います。定期預金が潤沢にあるのに、バランス型投信を購入するのはもったいない気がします。保有する金融資産全体(ポートフォリオと呼びます)のリスクがどの程度あるのか考えてみるのが良いと思います。

会社も安定的に売上と利益を確保できるビジネスが売り上げ全体売上のうち95%占めていたら、残り5%はハイリスクの仕事でも問題ないかもしれません。5%の売上で赤字が出ても、残り95%の仕事で赤字を消せるなら、やってみる価値はあります。しかし、95%を占める主力ビジネスで利益を確保するのがやっとという状態なら、5%のハイリスクの仕事は避けたほうが無難ですね。

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| 経済・社会 | 07時31分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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