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固定費と変動費


固定費とは生産量などに関係なく発生する費用、変動費とは生産量などに連動して変わる費用を指します。固定費の代表は人件費です。残業代は仕事量によって変動しますが、基本給などの給与の大部分は仕事量に関係なく発生するため固定費となります。減価償却、通信費、交通費、燃料費、修繕費などが代表的です。変動費は、原材料、配送費、外注加工費等、生産・販売量が変動すると変動します。生産量が増えれば原材料や配送費が増えます。

企業では固定費を出来るだけ抑えることが黒字を確保するのに重要です。固定費の総額を粗利金額が上回らないと黒字になりません。従って、固定費は少ない方が良いことになります。赤字の続く企業が、工場を閉鎖し人員を減らすのは、固定費削減以外の何物でもありません。売上を増やしても変動費が増えて利益を増やす効果は小さいですが、固定費を減らすと全額利益になるから(もしくは赤字の削減になるから)です。

これを家計に例えると、固定費は住宅ローン、生命保険料、車関連費用、教育費、携帯電話料金等です。変動費は、食費、被服費、交際費、レジャー、趣味などの費用になります。家計の赤字を減らして黒字にする診断サービスが雑誌などでもよく見かけます。その場合、住宅ローンも低金利を使って借り換えをする、余計な特約が付いている生命保険を変更する、もしくは割安な掛け捨て保険に切り替える、車が本当に必要か検討しカーシェアリングにする、多すぎる塾や習い事を減らす、格安スマホに変更する等のアドバイスをします。変動費も外食を減らす、被服費も減らす、趣味への出費を抑える等も同様です。さらには、奥さんがパートに出て収入そのものを増やすまでアドバイスします。

変動費は、お財布から現金を出したり、その都度クレジットカードを切ったりするので気付きやすいのですが、銀行口座引き落としにしている保険料、教育費、携帯電話料金といった固定費には目が届きにくいです。

企業も家計も健全な状態を維持するには、固定費を増やさない(出来れば削減する)のが一番有効で、その後に売上を増やし粗利を増やす(パート収入を増やすのも同じ)、となります。企業は財務諸表分析というものを行って、対策を考えます。家計では、まず家計診断をしましょう。家計診断をするには、銀行通帳の動きを数か月間追いかけて入出金のデータを集め、変動費はスマホのアプリがあるので領収書などで家計簿をつけて数か月追いかける。そうすると、家計の傾向が見えるので、どこを減らせるか考える。配偶者控除も引き上げられる可能性が出てきているので、主婦のパート収入を増やせるようになります。企業も家計も健全性を保つ方法は一緒です。

おまけ
OPEC減産合意でNY原油先物が49ドルに上昇、つれてドル円も114円台に。燃料費安で一息ついている中小企業にとって、燃料費上昇は痛いです。

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| お仕事 | 07時41分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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