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競争しない競争戦略 早稲田大学ビジネススクール教授 山田英夫氏 2


協調戦略とは、顧客の業務の流れの中に入り込み、顧客の企業の機能の代替もしくは追加をするという意味です。これだけでは分かりにくいですが、山田氏の説明は、実際の事例が使われるのでわかりやすいです。
① 相手企業の機能を代替する
相手企業は、それを潰すより利用したほうが有利になる。代表例がセブン銀行。セブン銀行を利用する人は多いと思います。ATMに特化した銀行で、他社カードで引き出すと手数料収入を得ます。セブン銀行の経常収益1,140億円の内、ATM受入手数料が何度1,072億円と94%を占めます。他行の客は最上の客という事になり、セブンアンドアイに入社した新入社員にセブン銀行に口座を作れとは言わないそうです。他行に入金して、セブン銀行で出金してもらう方が儲かるからです(笑)。一時期、新生銀行のATMが駅でよく見かけましたが、今はセブン銀行のATMになっています。セブン銀行では圧倒的に出金が多く、入金は少ないです。警備会社が現金を補充する頻度は月一回だそうです。何故なら、深夜12時過ぎに売上の入金をする店員が多く、明け方はタクシー運転手が売上を入金するそうです。多くの夜間金庫が廃止され夜間金庫代わりに使い、タクシー運転手が持つ現金を少なくするのに有効だそうです。ネット銀行はセブン銀行なら無料で引き出せる回数が多いところがあります。ネット銀行は自社のATMを持つ必要がありません。セブン銀行は絶対儲かります。セブン銀行を潰すなら、日本国民全員がセブン銀行の口座を開けば簡単です(笑)。
② 相手企業に新機能を追加する
コスモスベリーズという会社があります。ここはヤマダ電機と地域の電器屋さんをつなぐ商売をしています。同社は地域の電器屋さんから加盟料と手数料をもらって、ヤマダ電機が扱う電気製品を提供しています。地域の電器屋さんはメーカーを問わず取り扱え、在庫を持つ必要がありません。ヤマダ電機は仕入れる数量が増えるので、価格交渉力が上がります。双方にとってメリットがあります。

セブン銀行、コスモスベリーズのサービスは、同社と相手企業双方にとってメリットがあり、無くすわけにはいきません。

新たなビジネスを展開するには
① 自分たちが気付かない自社の強みを知る
② 異業種で成功する企業からヒントを得る
この2点が大切だそうです。頭で理解しても、自社に適用するのは簡単ではありませんが・・・。

おまけ
日銀は2%の物価上昇を事実上諦めた模様です。原油安の影響と黒田総裁は言いますが、価格変動の大きいエネルギーと食品を除いても0%。元々、物価が上がれば景気が良くなるという考え方がおかしく、景気が良いので物価が上がるのが正しく、景気がパッとしない現状では物価は上がりません。

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| 経済・社会 | 07時33分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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