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手を出すべきではない金融商品


銀行はマイナス金利の影響で収益が減少しています。その結果、投資信託や生命保険の販売を強化しています。しかし、商品特性に???マークがつく金融商品が数多くあります。私が思う「個人が手を出すべきではない金融商品」を列挙します。

1. 毎月分配型投資信託
海外の高利回り債券、REIT(不動産投資信託)、高配当の株式、等を投資対象とし、毎月決算を行い毎月分配金を支払う投信です。これらのファンドは高い分配金利回りを競っています。この分配金は投資で得た利息や配当だけでなく、元本を取り崩して分配金を支払う事が出来ます。高い分配金をもらえると思って喜んでいると、元本が大きく目減りしていることが多々あります。年金受給者が毎月お小遣いを欲しいというニーズがあると思いますが、若い人は絶対手を出さないでください。
2. ラップサービス
証券会社が投資家のニーズやリスク許容度を聞きだして、複数の投信を組み合わせて運用するサービスです。しかし、投信でコストがかかり、ラップサービスでコストがかかり、高いコストの商品です。さらに、株価が下がってから株式投信を減らす後追い運用しかできません。株価のピークで株式の比率を下げるなんて芸当は期待できません。
3. 外貨建て一時払い保険
円建て債券では利回りがないため、オーストラリアドル建ての債券に投資して、オーストラリアドル建てでは元本を保証するものの、円換算では保証されない保険。販売時の販売手数料が3~7%程度元本から販売会社に支払われます。結果、契約後数年間は解約すると元本を大きく割り込みます。販売会社にとっておいしい商品です。
4. テーマ型投信、投資対象限定型投信
ロボット関連企業を投資対象とする投信、バイオテクノロジー企業を投資対象とする投信、投資対象が中国に限定される投信、等々は避けましょう。テーマ型投信は、その時に注目を浴びている産業を対象とするため、株価がすでに高値圏で推移していることが多々あります。昔、日本の投信会社と環境関連株投資に関する投資助言契約を結びました。投信が設定された時期が、環境関連株指数の高値でその後は下落が続きました。投信は分散投資が基本です。投資対象を限定するのは避けましょう。
5. 仕組みが複雑怪奇な投信
投信で名称の後に「ブラジルレアル型」「オーストラリアドル型」等と通貨の名称がついている投信があります。これは為替取引を組み合わせており、リターンがどのように発生するのか理解しにくい仕組みになっています。避けたほうが無難です。販売員に「良く売れている」と言われても、良く売れる商品が自分に適しているかどうかは別の話です。
6. 仕組債
円建て債券で利率が非常に高い物があります。これらは、日経平均や特定の企業の株価の動きに元本償還が左右されるものです。特定の企業が一定の株価を下回ると、元本がその企業の株式で返還されます。投資家は債券投資で100%元本が返ってくると思ったら、株式で返却されたという結果になります。これらの商品を海外の投資銀行が組成しますが、投資銀行が儲かるように出来ていて、投資家は限られたリターン(一般の金利よりは高いが)の代わりに無限のリスクを負わされる商品です。絶対手を出すのは止めましょう。

基本は、販売員が強く推奨する商品で販売手数料が高い商品(販売ノルマが課せられている可能性が大きい)、リターンやリスクがどこから発生するのか複雑で仕組みが理解できない商品を避ける。その場で決めない。一旦自宅に持ち帰ってもう一度考え直す。間違っても「退職金の運用で来た」と話したら、「飛んで火に入る夏の虫」状態になりかねません。

おまけ
日本ハムの大谷投手、10勝と22本のホームラン。どちらも一流の数字です。MVPは大谷投手でしょう。

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| 経済・社会 | 07時29分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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