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モチベーションを上げ下げする要因


米国の著名な心理学者ハーズバーグが唱えた動機づけ・衛生理論という研究があります。
仕事の満足感を引き起こす動機付け要因、仕事の不満足感を引き起こす要因を衛生理論と呼び、仕事の満足感を引き起こす要因と不満足感を引き起こす要因は異なるとの考え方です。

動機付け要因には、仕事の達成、承認、仕事そのものに対するやりがい、責任範囲の拡大、能力向上、自己成長、チャレンジングな仕事等が挙げられます。衛生要因には、会社の方針、管理方法、上司との関係、労働条件、給与・賞与等が挙げられます。

衛生要因を満たしても満足感やモチベーションが大きく高まることはありませんが、衛生要因が満たされなくなるとモチベーションが大きく下がると言われます。

「仕事に対する報酬は仕事」という言葉があります。これは、よりスケールの大きな仕事やプロジェクトリーダーといった責任を任されることを指し、動機付け要因となります。
給与が同僚より多く昇給した、賞与がものすごくよかったというのは短期間のモチベーションを引き上げますが、長続きしません。外資系投資銀行では1億円賞与をもらった営業マンが翌年の賞与が5千万円に減ると会社を辞めてやると思ったりします。お金だけでは動機付けになりません。やはり周囲の人から認められる、より大きな責任の仕事を任せられる、といったことがやる気を引き出します。私の娘が大学生時代にマクドナルドでアルバイトをした時の話。娘の時給が10円上がった時に、同時に入ったアルバイトの女性は昇給しなかったので、バイトを辞めたそうです。これは10円の差というよりも、自分に対する評価が低かったということが原因だと思います。

上司が部下をほめる、感謝するという極「当たり前」の行為が、大きな動機付け要因になります。恥ずかしがらずに、職場で実践したいですね。

おまけ
台風16号の影響で首都圏は夕方から明朝にかけて雨が強くなる予報。早く帰宅したほうが良さそうです。

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