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為替レートの決定要因

ドル円レートは去年の夏には125円前後で取引されましたが、今は100円をちょっと上回る水準の展開となっています。 2012年1月には76円で取引されました。円の高値76円から円の安値125円では、50円近く変動し、その半分が無くなった状態になっています。為替水準を決める要因は複数ありますが、為替を取引する人が、その時に都合の良い要因に注目して売買を繰り返します。まず為替の決定要因を列挙します。

●インフレ率。インフレ率が高いという事は、今100円で買えるものが1年後に110円出さないと買えないとしたら、円の価値が減ったことになります。すなわち円安です。逆にデフレで100円の商品が1年後90円で買えるとしたら、円の価値が上がった、すなわち円高になります。インフレ率の高い通貨は通貨安となるのが基本(必ずしもそうなるとは限らないのが難しい)。
●金利水準。同じお金を運用するのに、0.01%しか金利がつかない通貨よりも1.0%金利がつく通貨の方が買われやすい、すなわち高金利の方が通貨高になりやすい。しかし注意しなければならないのは、金利が高いという事はインフレ率も高いということです。金利差に着目した為替の売買はどちらかと言うと短期の見方。インフレ率は中長期の見方。金利水準が高い国は景気が強い国でもあります。金利が低いという事は景気が弱いという事です。景気の強い国の通貨を買いたくなるのが人情です。
●国の経常収支。経常収支とは国が稼ぐ力を示します。経常収支が黒字の日本は外貨を稼ぐ力があり、国内の企業は獲得した外貨を売って円を買う(買った円を国内で使うため)取引をします。従って、経常黒字の日本の円は買われやすいと言えます。3.11の後に、原油を大量に購入し経常赤字になると円安になりました。経常収支の累積金額が大きい国(例えば日本)の通貨は強くなりがちです。
●原油価格。原油はドル建てで取引されるので、米国にとって原油価格の動向はドルに影響しません(原油安は米国家庭のガソリン代を減らし、米国の個人消費を伸ばします)。しかし、日本のようにエネルギーを輸入に頼る国にとって、原油価格高はドルに対する需要を増やしドル高円安になりがちです。原油安はその逆になります。
●ヘッジファンドなどの投機筋。ヘッジファンドが先物を使って大量の売買を行い、市場をかく乱します。ヘッジファンドの動きを予測するのは困難です。

日本は、インフレ率が低く、金利が低く、経常収支も黒字、原油安。この四要素でみれば円高になりやすいと言えます。ヘッジファンドもアベノミクスによる円安はないとみています。

ただ、どの水準を円高、円安と呼ぶかはその時次第です。76円から見れば100円はまだ円安ですし、125円から見れば円高です。為替相場を予想することは困難です。なにせ、予想(よそう)を逆から読めば「うそよ」ですから。これは金融時代によく使ったおやじギャグでした。

おまけ
ソフトバンク社が世界初となる「ロボット人材派遣サービス」を開始したそうです。その第一弾として感情認識ロボット「Pepper」を時給1,500円にてティッシュ配りのアルバイトとして派遣しているそうで、昨年7月1日より東京23区から開始しているとのこと。残念ながら、私はまだ見たことがありません。

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| 経済・社会 | 07時27分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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