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無借金経営と実質無借金経営


中小企業が活動を継続するには資金が要ります。現預金は利益として残ったお金もあれば、銀行から借りたお金もあります。中小企業の中には銀行から全く借入がない無借金経営の会社があります。非常に業績が良く利益と現金が多く継続的に残る企業で、現預金が豊富にあり銀行から借り入れを行う必要がないうらやましい会社です。銀行から借り入れがないという事は、返済する必要がないので倒産するリスクは非常に低く、中小企業の経営者なら憧れる存在と言えます。しかし、何か問題が起きて急に多額の現金が必要になった時に銀行から借り入れを行おうとしても、銀行はこれまでに融資と返済を着実に履行してもらったという記録がないので、簡単には融資してくれません。家計に置き換えると、住宅ローンがゼロで持ち家の状態と言えます。

また、実質無借金経営の会社があります。実質無借金とは銀行借入が5億円あっても、現預金が7億円あると、5億円を一括返済しても2億円の現金が残ります。これを実質無借金と呼びます。この企業が銀行から融資を受けようとすると、返済の実績もありますから銀行は簡単に融資してくれます。家計では、住宅ローンがあるが、残高以上に現預金を持っている状態。こんな家計があったら、早く繰り上げ返済しなさいと言いたくなりますが・・・。

どちらも優良企業です。一般的に企業の銀行借り入れ総額が月商6か月分以上になると危険だと言われます。年商12億円の企業が、銀行借入を6億円しているイメージです。俗に、3か月程度なら安全だと言われます(もっときちんとした計算方法がありますが、一番簡単な方法です)。

12年前に入社してコーワの経営者になった当時。銀行借入は月商6か月分、個人保証は10億円をはるかに超え、借入を減らして個人保証を外したいと思いました。努力した結果、現在は個人保証を外し(外せている経営者の比率はまだ低いです)、借入は月商3か月に収まっています(銀行員から見ると優良取引先になります)。将来的には当社を実質無借金経営にしたいと思っていますが、老朽化する設備の更新等を考えると容易ではないと考えます。しかし、目指す努力を続けます。なぜなら、実質無借金の会社は倒産しにくく、社員の雇用を守れるからです。

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| お仕事 | 07時31分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

バブルの頃、年間売上高と借入金が同額の会社を何社か見ています。積極的に新工場など出していたメーカーで、今は存在しません。

| (山) | 2016/09/01 09:21 | URL |















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