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トップダウンとボトムアップ


トップダウンでは何らかの意思決定をする際に上の立場にある人間が決めてしまうのに対し、ボトムアップでは下の立場にある人間が様々な考えを出して話し合いをして全体として決めるという方法です。もしくは、全体方針を最初に決めるのがトップダウン、個別の案件の積み上げがボトムアップ、とも呼びます。

私は大学では経営学を勉強し、卒論は「人事管理とリーダーシップ」というものでした。今では残っていないので読めませんが、多分内容は低水準だったと思います。働いた経験がない人間が会社組織論を書いているわけですから、中身は大したことがなかったはずです。ただ、今でも覚えている基本的な骨子は、「平常時はボトムアップで部下の意見を吸い上げて結論を出して部下のやる気を引き出すのが良い。緊急時は、トップダウンでトップの人間が速やかに指示を出して速やかに行動するのが良い」という考え方でした。

私が会社を運営する形は、ボトムアップを中心にトップダウンを一部ミックスするというものです。一番肝心な営業の売上予算はボトムアップですが、個々の数字を積み上げるだけでは黒字になる予算にはならないのが普通です(営業は100%達成できる安全な予算を作るからです)。私はトップダウンで決めた後にボトムアップを組み合わせます。まず、営業黒字を確保するのに必要な限界利益額を算出します。限界利益とは、売上金額から販売量や生産量に連動して増減する材料費と配送費を差し引いた金額を指します。それに対し、人件費、税金、燃料費、減価償却費、賃借料、通信費、修繕費といった売上や生産量に関係なく発生する費用を固定費と呼びます。固定費総額に確保したい営業利益と賞与金額を足した金額を私は必要限界利益と呼びます。営業部門に新年度の予算を作成するように指示を出す時には、これだけの限界利益額が必要だという事だけ示します。この金額をいかに達成するかは、営業部門がボトムアップで考えることになります。従って、トップダウンとボトムアップの混合型と言えます。

社長が売上を勝手に一人で決めて、営業一人一人に勝手に割り振るのがトップダウンです。しかし、営業マンが自分の予算作成に関与せず、上からの指示で決まってしまったら、達成できなくてもこんな高い予算を作成した上司が悪いと、やる気が最初からなくなります。
人間は、他人が勝手に決めた事に対しては達成意欲が低く、自分が関与して決めたことは何とかして達成したいと思うのが普通です(但し残念ながら、必ず達成できるとい保証はありません…)。

トップダウンとボトムアップの適切な組み合わせが有効だと私は思います。

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| お仕事 | 07時28分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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