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株式市場の復活


先週、米国株式市場(NYダウ、S&P500といった代表的な株価指数)が史上最高値を更新しました。英国のEU離脱による市場の混乱は何処に行ったの?というくらいの復活です。日本市場も為替と株価が英国の国民投票の前の水準に戻りました(離脱ショックの時には、日本株は震源地の英国や欧州以上に過剰反応で大きく下げました)。

主要国の株式市場では、米国だけが史上最高値を更新しています。なぜ、急に米国株式市場が史上最高値を更新したのでしょうか?
今年、FRB(連邦準備制度理事会、日本の日銀に相当)が複数回の利上げを実施すると予想されていました。しかし、米国の雇用状況が予想ほど強くない、ドル高の影響で企業業績が今一つよくない、英国のEU離脱、等の影響で年内の利上げがないかもしれない、あっても年末近いのでは?という見方が多くなり、雇用も心配したほど悪くない状況になり、英国の新首相も決まったというニュースで、リスクの高い株式市場から離れていた資金が株式市場に戻った事によります。

なぜ、金利の引き上げがされないと株式が買われるのか?景気が良いと、景気過熱と物価上昇を抑える為に金利が引き上げられます。景気が良いという事は、企業業績も良くなるはずなので株価が上がっていいはずです。確かに、自動車、鉄鋼、電機といった景気敏感株が買われる可能性がありますが(これを業績相場と呼びます)、市場全体では物価上昇を嫌います。「株式は金利と利回りを競う商品」と言えます。金利が低いと、株式の配当利回りと値上がり益(値上がりの可能性)の合計が金利収入を上回りやすくなり、株式が買われやすくなります。「不景気の株高」という言葉があります。これは、不景気で企業業績が今一つでも、金利が下がると株式の魅力が増してくるということで株が買われることを指します(これを金融相場と呼びます)。アベノミクスの金融緩和で日経平均が上昇した背景です。

余談ですが、日経平均とNYダウを比較すると面白いです。去年は日経平均が2万円超でNYダウ18,000ドルを上回っていましたが、今は逆転しています。また、日経平均のピークだった1989年末と比較すると
1989年12月 NYダウ2,750ドル 日経平均 38,915円
2016年7月     18,500ドル      16,500円
27年間、日経平均を保有していると半額以下になり、NYダウを保有していると2,750ドルx140円=385,000円 18,500ドルx105円=1,942,500円と5倍以上になっています。1989年末に100万円投資したら日経平均は42万円、NYダウは円高があっても500万円と12倍近い差になっています(配当金や税金を考慮せず)。株式紙投資はインフレに強いと言われます。日本は永年デフレ状態が続きましたから、株が下がった訳です。

おまけ
東海以西は梅雨明け。関東は未だ。梅雨明けの正確な定義はないそうです。

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| 経済・社会 | 07時31分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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