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バイバイ・アベノミクス

安倍首相は、以前に海外で「バイ・アベノミクス(Buy Abenomics)」と発言しました。金融・財政・成長戦略の3本の矢で景気が良くなるから、「日本株式を買いなさい、日本に投資しなさい」ということでした。しかし、先日の日経のコラムに「バイバイ・アベノミクス」という言葉で外人が日本株を売り、安倍首相を見限ったといった趣旨でした。

「物価が上がるから景気が良くなる」、「大企業の景気が良くなるから中小企業の景気も良くなる」という安倍首相、黒田日銀総裁の発言には、私は初めから違和感を持っていました。景気が良くなって物価が上がるという結果論であって、物価が上がっても景気が悪いという最悪のパターンをスタグフレーションと呼びます。物価上昇イコール景気が良いというのは違います。大企業が業績を良くすることで中小企業に好影響が波及するトリクルダウン(別名シャンパンタワー理論)と呼びますが、思った通り実際には中小企業の景況感は良くなりませんでした。

前回の消費税増税を見送った時には、必ず増税できるように景気を良くすると安倍首相は宣言しました。しかし、今回の見送り決定はG7で世界中から笑いものにされた「世界経済が新たな危機に直面する」といった国内景気ではない外部要因を、消費税増税を見送る要因に無理矢理してしまいました。2%で個人消費が落ち込むなら、円安で物価が2%上昇しても同じことですが、物価が上昇して個人消費が落ち込むことには全く触れません。安倍首相はG7で7か国共同での財政支出を持ちかけましたが、一番財政赤字の日本が財政支出を持ち出したので嘲笑されてしまいました。安倍首相は景気を良くするという公約を達成できなかったことをまず謝罪すべきでしょうね。

黒田日銀総裁も物価上昇の時期を先送りばかりしていますし、マイナス金利という劇薬を使ってしまいました。しかし、多くの人の予想通り金利が下がっても設備投資は増えず、住宅ローンの借り換えばかりが目立っています。黒田さんが期待する効果はまず出ないと思います。中央銀行は国の政策に配慮して金融政策を決めるのではなく、中立であることが要求されますが、黒田日銀は安倍首相の盟友となっています。

消費税の増税を先延ばして景気が良くなるとは思えないし、待機児童問題解決などの社会保障の予算をどうするのでしょうか?

このように文句ばかり書いていますが、ではどうしたら良くなるのかというのを私自身が書けないのが残念です。野党も与党を批判するばかりでなく、実効性のある政策を打ちだして、与野党で真摯に政策論議をする参議院選挙になって欲しいと期待します(でも、無理かな…)

おまけ
オバマ大統領の広島でのスピーチ、格調高い素晴らしい物でした(都知事は…)。ただ一番感動したのは被爆者と抱擁するシーンでした。森さんの成し遂げた事の凄さを下記のサイトで知りました。
http://spotlight-media.jp/article/286127123061789686

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| 経済・社会 | 07時29分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

同じく、あの映像には感動です。
森さんの行ってきた行動、日本人として誇りに思います。

| (山) | 2016/05/31 08:42 | URL |















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