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リスクヘッジ


資産運用の業界ではリスクヘッジという言葉を使います。リスクヘッジ(Risk Hedge)とは、様々な起こりうるリスクを回避したり、その大きさを軽減するように工夫したりすることを指します。具体的にはヘッジ取引により将来のリスク低減、分散投資によるリスク低減などが代表的です。なお、金融取引だけでなく、ビジネス一般用語としても用いられます。リスクとは「不確実性」という意味があり、将来どうなるか分からないということに対し、特にマイナスの意味をもつ事態に対してその不可実性を減らすための行動がリスクヘッジです。

資産運用でのリスクヘッジには以下のようなものが挙げられます。
・成長株+安定成長株の投資、円高メリットを受ける株+円安メリットを受ける株に投資する(業種分散、銘柄分散)
・投資する通貨を円や米ドルだけでなく、ユーロ・英ポンドにも投資をする(通貨分散)。
・株式と債券といった値動きの異なる資産に投資する(資産分散)
・投資するタイミングを分散する(時間分散)
・為替レートの変動に備え為替予約で外貨の売り予約を行う
・株価指数先物取引をして株式の比率を引き下げる
企業経営におけるリスクヘッジは以下のようなものが挙げられます
・ひとつの業種に特化した商売を避ける(客先が自動車産業だけだとリーマンショック時の被害が甚大となった)
・1社が占める売上比率を制限し、倒産した場合の被害を抑える(上限5%といった事例)
・与信リスクがある客先の場合、売上の上限を決める、売上代金の回収を早める
・原材料の仕入れ先、取引銀行は複数社と取引し、万が一の影響度を下げる
・社員の多能工化を図り、長期病欠などが発生しても業務に影響がないようにする
日常生活でのリスクヘッジは以下のようなものが挙げられます。
・死亡リスクや病気・怪我のリスクに備えて生命保険や医療保険に加入する
・交通事故に備えて自動車保険、家事・地震に備えて火災・地震保険に加入する
・入学、就職、結婚、病気等の出費に備えてお金を貯める
・電車で出かける時、電車事故などに備えて他のルートもチェックしておく
・首都高速で出かける時はネットで混雑状態を事前チェックし、空いているルートを選ぶ
・天気予報が30%の雨の確率だとしたら、折り畳み傘を持参する

こう考えると、数多くのリスクヘッジを皆さんも日常的にしていると思いませんか?

実際にはリスクには様々な種類があり、それぞれのリスクを完全にコントロールすることは不可能であり、資産運用、投資といいった観点からはリスクをヘッジしすぎるということはヘッジにかかるコストで収益性が損なわれてしまう可能性があります。例えば、ドルに投資する時に115円で現物のドルを買い115円でドル売り予約をした場合、ドルが110円になると現物で5円損をして、為替予約で5円得をして、損益ゼロとなります。これが逆になっても同じです。すなわち、円を持っているのと同じ結果になります。適切なリスクヘッジが大切です。

おまけ
地震に備えて、様々な準備をするのもリスクヘッジです。

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