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「名将の条件」野村克也著SB新書 続き



監督が己に対して厳しく、常に知識や情報の収集に努め、成長しようとする姿勢を見せていれば、選手たちもおのずと同じような姿勢になってくる。これはどんなに時代が移り変わろうと、絶対に廃れることのない、私の哲学と言い換えてもいい。

指導者はその立場を利用して、自分の理論を部下に披瀝して「こうしたほうがいい」等とアドバイスをしたがるものだが、これは慎まなくてはならない。なぜなら、選手たちの「自ら考える力」を奪ってしまうからだ。自分で考えさせる癖を身につけさせることで、自分で考えて行動できるようになってくる。考えて行動できない人間は「答えを教えてくれるからいいや」と安易な考え方になって、伸びしろだって少なくなってしまう。(コーワの社是と一致します)。

周囲の人から「いい人」と言われるような人は、その場の空気を読んで臨機応変に自分の考え方を変えてしまう。その理由はただ一つ。「意見の衝突が避けられる」からだ。歯科も上司の側は「それが当然」と思っているのだからタチが悪い。しかし、組織を率いている以上は「俺はこういうやり方でやっていく」という他人には絶対譲れないゆるぎない信念があるものだ。明確に自分の指針を提示して。組織をその方向に持っていこうとすれば、必ず誰かと衝突する。誰からもいい人と言われているような人物は「これだけは譲れない」という信念に欠けているものだし、常に発言を訊いた人物の気分を損なわないようにしがちなのだ。それに加えて自分の哲学を部下に示せないような人物であれば、リーダーとしてふさわしいはずがないし、ちょとしたことで瞬く間に組織が崩壊してしまう危険性が高いことも肝に銘じておくべきである。

かつての巨人、とりわけV9時代の川上さんが監督の時には、人間教育に力を注いでいた。特に職人気質の多いプロ野球選手だからこそ、自分一人の力で上手くなった思わせず、素直さや謙虚さ、あるいは野球以外の一般常識に至るまで選手を指導し、一般社会で「も通用するような人間性を身に付けさせなければならない。だからこそ、当時の巨人には野球バカになる人間は少なかった。野球の技術だけでなく、人間学、社会学といった人間教育にも時間と労力を割き、組織づくりをしていける人物こそが、監督にふさわしいと私は考えている。

おまけ
ネットで見つけたいい言葉
「夫婦とは、自分の一生を相手に委ね、相手の一生を自分が担うものでもあるため、絆が大事になります。夫婦の絆が強くなれば強くなるほど、人間としても強くなり、家族としての絆の強さへとつながっていく。父親(夫)が子供のためにできるもっとも大切なこととは、母親(妻)を愛すること。」

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