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ファンド運用と会社経営の違い

株式投資を担当するファンドマネージャーは、どのように評価されるかご存知ですか?日本株式を運用する場合、あらかじめ決められた株価指数のリターンをファンドのリターンが上回ることを目指します。株価指数で代表的なものは日経平均株価です。これは225銘柄から構成される株価指数で225銘柄の株価が反映されます。しかし、実際の運用では東証株価指数(TOPIX)という東京証券取引所一部に上場する全銘柄(約1800社)から構成される指数です(興味のある方は検索してください)。ファンドマネージャーは、一般的にTOPIXに勝つことを目指します。1年間でTOPIXが10%上昇したとしたら、ファンドマネージャーは10%以上の収益を上げたらよくやったと評価されます。しかし、TOPIXが10%下落した時に7%の下落に留めたら、損が出ていても良くやったと評価されます。投資信託を買った投資家は損をしても、ファンドマネージャーは優秀な成績を残したと言われます。株式の投資手法として、株式市場の動向に関係なく短期金利を上回る収益を得ようとする特殊な運用スタイルがあります(詳細を書くと長くなるので省略します。興味のある方はマーケットニュートラル運用で検索してみてください)。これは、TOPIXが10%上昇しても、10%下落しても1%~2%のリターンを得ることを目指します。株価が10%上昇しても10%といったリターンを狙えません。TOPIXに勝つ運用スタイルが主流で、マーケットニュートラルは数が少ないマイナーな商品です。

私は、会社経営はマーケットニュートラル運用のように、景気動向に関係なく安定的に利益を残すことが大事だと考えて経営しています。景気が良いと100億の売上で10億円の利益が出るが、景気が悪いと売上が80億円に減少し5億円の赤字になる会社と、売上が100億でも60億でも2億円の利益を残す会社では、どちらを選びますか?私は後者を選びます。景気が良ければ売上が増えて利益が出て、景気が悪いと売上落ちて赤字になるのでは、経営者としての能力は関係なく、景気動向といった外部環境に全て依存するだけです。景気動向に関係なく、黒字を確保するには知恵を出さなければ出来ません。経営をしていると、こちらの方がやっていて面白味を感じますし、社員のためにも、金融機関を含む取引先にとっても好ましいだろうと私は考えています。銀行に決算説明をする時には、私はよくマーケットニュートラルを目指しますと話します。資産運用会社で働いた経験と知識は、今の仕事に役立っていると思っています。

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