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数字に騙されない

●大手銀行が、退職金をもらった方だけを対象に以下のような広告を出します:
『投資信託500万円を購入し、3か月物定期預金に500万円を預けると、投資信託の取扱手数料を5万円キャッシュバックし、定期預金の金利を年率1%に引き上げます。』
このおいしい数字に騙されてはいけません。投資信託を500万円購入すると15万円3%の手数料が取られるのが実質10万円2%になるだけです。世の中には手数料ゼロで買える投資信託が数多くあるのに…。通常は定期預金金利が0.025%しかないので40倍の金利が付きますが、3か月後には普通の金利に戻りますし、得られる利息が500万円x1%x3/12(3か月/12か月)x0.8(税引後)=1万円だけです。投信の手数料10万円があるので1万円の利息をサービスしても十分元が取れます。3か月後は、恐らく再度投信の売込みがあるでしょうね。
●個人の平均貯蓄額が1,101万円
1世帯(2人以上)の平均貯蓄額は1,101万円(金融広報中央委員会調べ、2013年*)。
おそらく普通の人の実感からすると、「そんなに持ってないよ」が普通です。これは、高齢者が持つおおきな貯蓄額が平均値を引き上げています。これに惑わされてはいけません。
たとえば、3人の平均金額が1,200万円だとしても、各人の貯蓄額が100万円、500万円、3000万円だとすると、平均値が全く意味を持ちません。この場合、サンプルの母数が小さいので使えませんが、母数が1,000人いたとすると真ん中の500人目(中央値)がいくらの貯蓄額を持っているかを見るのが大事です。英語では、平均をaverageアベレージと呼ぶのに対し、中央値をmean(ミーン)と呼びます。
●ニュースのアンケート結果
ニュース等で ・・・・に反対、・・・・に賛成といったアンケート結果が発表されます。しかし、そのまま数字をうのみにするのは危険です。なぜなら、サンプルの母数が小さい場合に妥当な結論とは判断できない事。また、アンケートの質問の作り方によってアンケートを実施する側の意図に近い回答をさせようとする場合があります。朝日新聞は反政府的な結論を引き出そうとしますし、読売新聞は親政府的な回答を引き出そうとします。
●50%アップ、50%ダウン
株式投資をすると、株価が半値(50%ダウン)になることが良くあります。元の価格に戻すには50%ではなく100%上がらないと戻りません。逆に50%アップすると150になり、そこから50%ダウンすると75になります。企業業績で、今年の業績が前年対比50%アップと華々しく発表しても、その前年が2年前対比50%ダウンだったら、今年50%アップでも2年前対比では75にしかなりません。数字を見る時には、生の数字、パーセント、時系列でみることをお勧めします。

おまけ
早稲田大学が宿沢・植山などで強かった時代以来、ラグビーの放送をまじめに見ました。日本ラグビー代表チーム。最初は外人選手が多く違和感がありましたが、君が代を歌っている外人選手を見たらそんな違和感は消えました。冷静な五郎丸の涙が印象的でした。厳しい英国紙が日本チームを称賛していました。嬉しいですね。

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| 経済・社会 | 07時32分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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