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投資信託に投資する場合の注意点


国内外の株式や債券に投資する投資信託の残高が100兆円を超えました。しかし、個人の金融資産残高が1,700兆円とも言われるのと比べるとまだ6%程度しかありませんが、増加しているのは確かです。投資信託(以下、ファンド)を購入する場合に注意すべき点を5つ列挙します。

1. 申込手数料の高いファンドを避ける。購入時に最大3.24%(税込)かかります。1万円投資すると、324円の申込手数料が請求され10,324円支払う必要があります。今は、申込手数料がゼロというファンドも多いです。同じファンドでも、取り扱う金融機関によって手数料が異なるので良く調べましょう。一般的には、ネット証券が安いです。この申込手数料は、販売員が商品説明をする費用とされますが、十分な知識のない販売員の説明にこんな手数料を払う必要はありません。

2. 信託報酬が安いファンドを選ぶ。ファンドは投信会社が運用し、信託銀行が財産を管理します。その費用が信託報酬として日々差し引かれてファンドの基準価格が算出されます。信託報酬の安いファンドは、0.5%前後から高いファンドは2%以上まであります。当然、信託報酬の低いファンドの方が有利です。株価指数に連動するインデックスファンドは低いです。

3. 信託財産留保金がないファンドを避ける。信託財産留保金とは、あなたがファンドを解約すると基準価格から0.2%程度の金額(信託財産留保金)差し引かれた金額が支払われます(基準価格とは純資産総額を口数で割った1口当たりの金額です)。解約した時に、0.2%差し引かれないファンドの方が良いのではと思いがちです。誰かがファンドを解約すると、保有する株式を売って現金を作って解約した投資家に支払います。株を売るには、取引手数料がかかります。株を売りに行く時は安く売らないと売れません。信託財産留保金はこの費用を賄う目的のものです。あなたが長期投資家でずっとファンドを保有するなら、頻繁に解約する他の投資家の費用をあなたが負担する必要はありません。従って、信託財産留保金があるファンドの方が望ましいといえます。

4. 収益(リターン)がどこから来るのか判りにくいファンドを避ける⇒ファンドの名称がやたら長いファンドを避ける。例えば、ある銀行が販売する「新興国高利回り社債ファンド 通貨選択シリーズ(愛称『グローイング・スター』)資源国バスケット通貨コース(毎月分配型)」、なんと長い名前でしょう。日経平均に連動するインデックスファンドは日経平均が上がると、ほぼ同じ率で基準価格が上昇します。すなわち、どうしてファンドの基準価格が上がったのか下がったのか判りやすいです。ファンドの名称が長いファンドは、株式やリスクの高い債券に投資するのに加えて複雑な為替取引をからませたりします。基準価格の変動要因が分りにくいです。もし、そういうファンドを販売員に進められたら、リターンは何処から来るのか、リスクは何なのか?キッチリ説明してくれるように頼みましょう。まず出来る販売員はいません。さらに、信託報酬、申込手数料も高いです。

5. 毎月分配型投信を避ける。年金の足しにということで投資する高齢者がいます。しかし、ファンドの武器のひとつに複利効果が挙げられます。毎月分配型は複利効果がゼロです。詳しい説明を省きますが、若い人は絶対このファンドは買わないでください。どうしても毎月お金が欲しいという場合は、毎月一部を解約することで対応できます。

6. いきなり投資額全額を投資しない。100万円購入しようと考えたら、いきなり100万円投資するのではなく、10万円を10回に分けて買ってみるという時間分散が有効です。

7. テーマ型ファンドに投資しない。一時期シェールガス関連企業に集中投資するファンドが人気でした。中国に投資するファンドも同様です。今、これらのファンドの成績は目も当てられません。ファンドは、資産分散、通貨分散、市場分散、業種分散、銘柄分散されたファンドを選びましょう。

8. 「内外株式・債券の資産配分をプロのファンドマネージャーが適切に変更し、株式の下落局面では株式の投資比率を引き下げ、株式の上昇局面では株式の投資比率を引き上げます」等と資産配分を変更するので大きく損することを避けますと説明するファンドを買わない。まず株式が下げる前に株式の比率を下げるのは難しい。結局、株価がある程度下がってから株式比率を下げ、株価が上昇してから株式比率を上げる後追いパターンがほとんどです。逆に資産別の組入比率を一定にしているファンドの方が、成績が良いのが一般的です。今流行りのラップという商品があります。これは金融機関が必ず儲かる商品設計になっているので、絶対避けてください。

ちなみに、私が定期的に購入しているファンドを列挙します。8つの条件をほぼクリアしており、ネット証券で購入しています。
●eMAXIS 先進国株式インデックス型 手数料ゼロ 信託報酬0.648% 信託財産留保額ゼロ(日本を除く先進国の株式市場に投資する株式100%型で、為替リスクも取ります)
●eMAXIS 8資産均等型 手数料ゼロ 信託報酬0.54% 信託財産留保額0.15%(内外株式、内外債券、内外不動産投資信託におなじ比率で投資します)
●野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 手数料ゼロ 信託報酬0.54% 信託財産留保額0.2%(8資産均等型に近い商品ですが、為替予約をして為替リスクを排除しています)

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| 経済・社会 | 07時25分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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