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「投資賢者の心理学」大江英樹著 日本経済新聞社


日経ネットのマネー欄でコラムを執筆されている著者の本を読みました。ネットのコラムの内容が思わずうなずくものが多かったので、本を読んでみました。投資判断を心理学の面から分析した内容で、ファンドマネージャー経験のある私が読んでもうなずく箇所がかなり多くありました。
第1章 誰もが思い込んでいる資産運用7つの勘違い
第2章 投資の基本、ありがちな間違いは?
第3章 年金や保険にもあふれている勘違い
第4章 株式投資に潜む心の罠
第5章 投資信託は知らないことがいっぱい
第6章 マーケットや制度にも罠がある
終章  では、どうすればいいのか?

以前、個人型確定拠出年金の説明をしました。実際に、申し込む人もいるようです。投資を始める前に、この本を読んでおくと「金融機関に騙された」と怒ることは無くなると思います。できれば、もう少し資産運用に関して基礎を解説した本と合わせて読むと、かなりレベルの高い資産運用の初心者になれると思います(実際は、株式投資などで失敗した経験のある人の方が、よりうなずける内容になっています)。この知識を持っていると、金融機関の営業マンがうかつなことは言えないぞと思われる相手になれます。

私が良く使うフレーズと全く同じもの:
金融機関は運用のプロではない、販売のプロである(販売ノルマ達成に必死です)
株式投資は10勝1敗でも損をする(儲けた自慢話は話半分以下で聴く)
儲かる銘柄を教えてくれ(必ず儲かる銘柄が分かれば人に教えません)…

資産運用を始めるにあたって一番大事なことは、自分がどれだけ金融資産を減らしても心が平穏でいられるかどうかを知っておくことだと思います。これをリスク許容度と呼びます。金融資産が1億円あっても100万円損することが嫌な人もいるし、500万円の資産でも100万円損することを厭わない人もいます。そして、そのお金をどの程度の期間運用に回すことが出来るのかを知る。3年後に子供の大学入学用に貯めた200万円を入学までに400万円にしたいというのは避けなければなりません。逆に、確定拠出年金は30年以上に渡る運用が可能なので、時間を味方にすることが出来ます。

よく為替取引や株式投資で1億円儲けましたといった本がありますが、こういう人は1億円損する経験もしています。儲けた人だけが、本を書いたり自慢したりします。損をした人が本を書きません。是非、この本を読んで懸命な投資家を目指して頂きたいと思います。

おまけ
8月上旬は酷暑と雨ゼロ、下旬は雨と冷夏。青果物の生育に大きな影響が出ます。
おまけ
安保法案反対デモ。老若男女のデモ。昔のデモとは違います。自民党は真摯に受け止めるべきです。朝日、毎日、東京新聞はデモを大きく取り上げ、読売、産経、日経は小さく。新聞のスタンスの違いがハッキリしています。

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