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黒字家計と赤字家計の違い


日経ネットに掲載された家計再生コンサルタント横山光昭氏のコラムです:
『私のところに家計相談に来られる人のうち、黒字家計500件、赤字家計500件の固定費、流動費の割合を比較したデータがあります。

●固定費とは毎月一定額かかる費目で、住居費、通信費、生命保険料、車のローンや保険料、教育費、小遣い、ペット関連費、毎月の返済額、定期購入のサプリやコンタクトレンズ代などとしています。
●流動費とは毎月増減する費目で、生活するための活動費です。食費、水道光熱費、ガソリン代、自動料金収受システム(ETC)代、日用品代、医療費、交通費、被服費、交際費、娯楽費、嗜好品代、理美容、化粧品代などです。一般的な分け方とは異なるかもしれません。あくまで、毎月の支払い方の違いに注目して分類しました。

黒字家計、赤字家計を比較してみると、貯蓄ができるような黒字家計の平均は固定費45%、流動費35%でした。残る20%が自然と貯蓄額になるという結果です。日々の家計相談のケースで検証しても、この値が最も目標とすべきところで、この比率に近づけば近づくほど、家計状況は良好になっていくことがわかっています。一方、赤字家計の平均を見ると、固定費65%、流動費45%で、黒字家計との違いは明らかです。赤字家計では、黒字家計の固定費の平均比率である45%以上を超える家計が89%、流動費35%を超える家計が84%を占め、非常に高い割合です。赤字家計では固定費と流動費の合計支出が100%を超えるため、不足する金額をボーナスなどで補填しなければならないのです。つまり、家計を黒字でかつ貯蓄を作れるような状態に運営するには、固定費は45%、流動費は35%を超えないようにコントロールすることが必要です。固定費は支払先が決まっているランニングコストなので、当然、最小限にすることが支出削減のポイントです。流動費の節約には限界があります。頑張って節約しているのにお金が残らない家計は、固定費が支出を圧迫している傾向があるのです。』

会社も同じです。固定費は、人件費(通常の企業では最大の固定費です)、減価償却費、固定資産税、燃料費、通信費、賃貸料、旅費交通費など毎月ほぼ一定の金額が発生する項目です。変動費は売上の増減に応じて変動する材料費、配送費、外注加工費です。固定費を増やさないで減らす、変動費と変動費比率を減らすことが大事です。売上から固定費と変動費を除いた金額が会社に残る利益、家計で言えば貯蓄になります。安易に固定費を増やさずに、固定費総額を減らす努力をする。もちろん変動費も減らす努力をします(家計では自分の金なので新たな支出に対し非常にシビアなお父さんも、会社では自分のお金という意識が薄れるので緩くなります。もっと支出に対しルーズなのは公務員です)。両方大事ですが、会社で言えば売上を増やし粗利益額を増やすこと、家計で言えば収入を増やす(昇進する、妻がパートに出る、子供がバイトをする等)ことも非常に大事です。会社経営と家計運営は規模こそ違いますが、全く同じです。

なかなか毎月貯蓄が出来ず、ボーナスで補填するため、ボーナスが出ても貯蓄できないと悩んでいる方は、家計の固定費・変動費分析をやってみることをお勧めします。

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| 経済・社会 | 07時35分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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