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円安ドル高の悪影響

ドル高(円安というよりもドルの独歩高)が進んで124円台をつけました。資源を海外から輸入する日本では、円安が進むとあらゆる燃料、素材、製品等の価格が値上がりします。アメリカ産牛肉価格、ガソリン価格、電気料金、ガス料金、欧州ブランド製品、中国やアジアで作られている衣料品、等様々なアイテムの価格が上がっています。しかし、川上(素材)はインフレ、川下(最終製品)はデフレ環境の分野が多いのも事実です。

それ以外にも、気付きにくい項目で価格が上がっている物があります。
●ホテルの宿泊料。大阪のビジネスホテルの予約が難しくなっています。外国人観光客が増加している影響です。高い稼働率が続けば、必然的に宿泊料は上がっていきます。
●都内のマンションの価格。中国人は「億ション」と呼ばれる1億円を超える高額マンションをどんどん買いあさっています。さらに、中古マンションを一棟買いする人物も増えています。その結果、都内のマンション価格は上がっています。
●東京ディズニーリゾート(TDR)の入園料。外国人からすると、入園料が値上げされても円安で割安な価格水準にあります。TDRは強気の価格設定をしても集客に自信があるので、値上げをします。
●日本メーカーの家電製品。2008年以降の円高で日本の家電メーカーは多くの家電製品を、アジアを中心とした海外工場で生産するようになりました。円安になれば輸入価格が上昇し、必然的に売値が下がりにくくなります。
●古紙。中国は段ボール、新聞紙、雑誌の古紙を日本から購入しています。円安人民元高の影響で、円建て価格を引き上げても人民元では安く買えることになります。その結果、輸出古紙価格が上昇し、それに引っ張られて国内の古紙価格が上昇し、あらゆる紙製品の原材料価格を押し上げます。段ボール製品価格もその影響で上げざるを得なくなっています。

行き過ぎた円安は良いことありません。自国通貨が高くて経済がダメになった国はありませんが、自国通貨が暴落して経済がボロボロになった国は山ほどあります(アルゼンチン、ブラジル、韓国やASEAN諸国、ロシア等)。1ドル120円が円安の限度だと私は考えます。

おまけ
国の株式時価総額とその国の名目GDPを比較すると、時価総額をGDPが多少下回るのが平均的な状態と言えるそうです(アメリカの著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏の説)。日本の名目GDPは500兆円を若干下回っているのに対し、時価総額は600兆円と約2割上回っています。この状態は、株式市場は割高になっていると判断されます。今の日本は官製相場(国の年金のGPIFが日本株式を増やし、日銀が株式を買い、日本郵政や国以外の公的年金も株を買い増ししています)で、実力以上に買われている印象を受けます。

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| 経済・社会 | 07時30分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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