1. 無料アクセス解析

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

計画のグレシャムの法則


吉原英樹氏著の「バカなとなるほど」という本の中に書かれていた内容を紹介します:
「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉を聴いたことがあると思います。質の悪い通貨と質の高い通貨があると、質の悪い通貨が市場に流通するようになり質の高い通貨が市場から消えるという現象を指します。会社にこれを当てはめると、日常業務(悪貨)は革新のための計画業務(良貨)を駆逐する。企業では往々にして日常業務が優先され、革新のための計画業務が犠牲にされる。なぜそうなるのか?
製品を何日までに何個作って納入するといった日常業務は納期がハッキリしており、時間のプレッシャーが強い。しかし、例えば営業体制を抜本的に変えるといった革新のための計画業務は、いつまでに完成させなければならないという締切期限は必ずしもハッキリしていない。たとえ計画書提出の期限が決まっていても、日常業務が多忙のためという事だと少し遅れてもおとがめがないのに対し。製品の納入が1日でも遅れると大変なクレームとなる。
日常業務の場合は、評価との結びつきが直接的で明確であるのに対し、計画業務は業務の達成・不達成と評価の結びつきは明確でなく直接的ではない。このため計画業務が日常業務に席を譲る理由となる。
日常業務はなすべきことがハッキリしており、迷わずに仕事に取り掛かれるのに対し、計画業務は検討すべき事項が多くどれから手を付けるべきか迷いやすい。従って営業体制の抜本的な革新を図る計画を考えることは、やるべきことがハッキリしている日常業務の後に廻されてしまう。
企業において革新のための計画業務が日常業務のために駆逐されるのは、以下の三つの理由による:
1. 日常業務の方が、納期がハッキリしている
2. 日常業務の方が、評価との結びつきが直接的で明確である
3. 日常業務の方が、注意すべき事項が明確で迷わずに仕事に着手できる
従って、計画のグレシャムの法則に打ち勝つには
1. 締切期限を明確にする
2. 締切期限に間に合わなかった時の評価がどうなるか明確にする
3. 注意すべき事項を明確にする
革新のための計画をまとめ上げるには、十分時間をかけたほうが良いと思いがちだが、期限を決めて一気呵成に仕上げる方が良い結果が出るようだ。忙しい時ほど、人間は良質のアイデアを多く考え出すようである。

会社で業務改善のための計画もしくはプロジェクトを実施するには、締切期限をハッキリ設定するべきですね。さもないと、いつの間にか立ち消えになってしまいます。これまでは時間の制約を設けずじっくり考えたほうが良いと思っていましたが、実際は逆だったという事です。

おまけ
テレビ朝日が月曜日午後7時から放送し爆笑問題が司会を務める番組「ぶっちゃけ寺」。お坊さんを毎回招いていろいろ勉強する番組。最初はそんな番組成立するの?と思っていましたが、凄く勉強になり面白いです。お薦めします。
スポンサーサイト

| お仕事 | 07時25分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















非公開コメント

http://kowa1889.blog72.fc2.com/tb.php/1533-3bf2b50e

PREV | PAGE-SELECT | NEXT