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中小の優良企業

財務諸表分析の分野になるので、興味のない方はスキップしてください。
中小企業が銀行から融資を受けやすくするには、以下の財務指標を良くすることが肝心です。もう少しありますが、この3つが代表的と言えます。
収益性指標 - 総資産経常利益率 (経常利益÷会社が保有する総資産)
  会社が保有する総資産を使って、どれだけ利益を出す力があるか見る指標
安定性指標 - 自己資本比率   (純資産÷総資産)
  会社が倒産しにくい指標 自己資本比率が高いほど安全
金融信用力 - 有利子負債償還年数((有利子負債総額-運転資金)÷(減価償却+税引き後利益))
  会社が金融機関から借りている資金を何年で返済できるかを見る。

コーワはどうでしょうか?2013年度の決算で見ると、下記の通りです。
総資産経常利益率は3%に届いていないので、今一つ。中小企業の黒字企業の平均値4~5%。この指標が低いのは、最近の段ボール業界の宿命でしょうか?
自己資本比率は39.2%。中小企業の黒字企業の平均値20%、優良企業が40%なので、良好と言えます。
有利子負債償還年数は、計算式が複数ありますが、いずれも借金を何年間で返済できるかという数値で、10年以内が望ましく20年になっていたらかなりまずい状態と言われます。コーワは上の計算式では約4年と、非常に健全と言えます。

収益性が低いのが難点ですが、会社の安全性と銀行からの融資の受けやすさに関しては優良企業といえます。これらの指標を改善する一番の方法は、より高い利益を出し続けることに尽きます。高い利益は利益率を高め、自己資本比率を高め、償還年数を短くします。

経営者は、1年間で儲かったかどうかを見る損益計算書(P/L Profit&Loss Statement)に目がいってしまう人が多いですが、本当の企業の実力を見るには貸借対照表(B/S Balance Sheet)を見ることが必要です。B/Sを良くすることが企業の寿命を長く伸ばします。B/Sを良くするにはP/Lをよくしなければなりません。

営業マンが新規取引先の信用調査をする場合、この3点は必ずキッチリ確認してください。

おまけ
毎年思うのですが、センター試験や入学試験をこの寒い時期に実施しなくてもいいのでは?と思います。

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