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円安・人民元高


皆さんは中国の通貨人民元(RMBと英語では表記します、人民元をレンミンビンと呼ぶためです)がいくらくらいするか知っていますか?ニュースでは、米ドルが中心で、ユーロでもおまけのような扱いです。人民元は2012年に1元=12円台だったものが、2014年12月では1元=19円となっています。約60%の円安・人民元高となっています。これは米ドルが76円から119円まで円安ドル高が57%進んだのとほぼ同じです。これは人民元がドルと出来るだけ同じ動きになるように中国政府がコントロールしているためです。
・2012年1月………1元=12.1円
・2012年6月………1元=12.4円
・2013年1月………1元=14.2円
・2013年6月………1元=15.7円
・2014年1月………1元=17.0円
・2014年12月………1元=19.3円
日本国内に中国人観光客があふれています。銀座の中央通りを歩いていると、ここは香港?と思うくらいです。中国人からすると、人民元に換算するとすべて超お買い得に感じられるので、日本製品のみならず、海外ブランド製品(円安で円建て価格は引き上げられているものの海外に比べると割安)を買いあさるのもうなずけます。

段ボールの材料となる原紙は、段ボールの古紙を再利用して作られます。日本は使わなくなった段ボールの回収率が高いものの、中国では低いです。また中国製品は輸出向けも多いので、その段ボールケースは再利用できません。従って、段ボール古紙が中国では慢性的に不足しており、日本や米国から調達します。中国の製紙会社が日本の段ボール古紙を購入する時は、2年前に比べれば円建てで3割高く買っても、円が6割下がっていますから、人民元で見ると安価で買えることになります。中国向け輸出価格が高くなることで、国内向けの段ボール古紙価格が上昇し、段ボール製品を作る材料となる段ボール原紙の価格が上がるわけです。材料費が上がれば、段ボール製品価格も上げる動きになります。段ボールは海外からの輸入品ではないのにもかかわらず、円安で段ボール製品の価格を引き上げる必要が出てくるわけです。

おまけ
中国に進出した日本の電機メーカーが、一部の家電製品を日本国内での生産に戻そうと考えています。人民元が高くなっただけでなく、人件費も大幅上昇し、生産コストが日本と大きな差が無くなってきたからです。

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| 経済・社会 | 07時32分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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