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国内景気とインフレと株価


安倍首相が総理大臣に就任して2年ほど経過し、日経平均が2倍の水準に上昇したことで、安倍首相は株が高いから好景気だと話しますが、本当は景気が良いから株が上がるというのが理想です。今の株高は、日銀が行なっている異次元の金融緩和によるお金をジャブジャブ供給することで、バブル現象を起こしていることに加えて、日銀が日経平均を買い、国の年金も株式を買い増すといった「官製相場」の要素が強くあります。銘柄群も自動車が株価上昇の大きな要因であり、営業利益の増加も自動車がかなりの部分を占めています。しかし、自動車産業の大幅増益は国内の生産増加にはつながっていません。ご存知のように、大手自動車メーカーは海外生産比率を高めており、国内生産の増加・増益とはなりません。米国で従来3万ドル=300万円で販売していた車が360万円で売れるわけですから、円換算すると海外の利益が円安の影響で大きくなります。これで株価が上昇しています。本来は、業績が良くなる企業の株価が上昇するのが望ましいのですが、バブルで全体が上昇し、円安効果で利益が増えたように見える企業の株価が上がっているだけです。また、日本株式市場の上昇のリターンのかなりの部分は外人投資家によって占められています。

安倍首相は日本を永年苦しめたデフレ脱却のために、異次元の金融緩和を実施して円安にして物価上昇をもたらしました。インフレ(物価上昇)には2種類あります。一つはデマンドプル・インフレ。これは景気が強く、需要が旺盛で供給が間に合わずに物価が上昇する現象です。もう一つはコストプッシュ・インフレです。これは、原材料費や人件費が上昇し物価が上昇することです。現在の物価上昇はどちらでしょうか?後者です。前者が望ましいインフレ、後者が避けるべきインフレです。

アベノミクスは、2年ちょっとで80円弱ドル円レートが120円台まで円安ドル高が進みました。2年ちょっとで6割の円安です。これは異常事態ですが、日銀は手の打ちようがありません。自分が招いた円安状態です。

私が想う理想的なドル円レートは100円~105円で、ユーロ円が135円~140円です。当面、日銀の金融緩和継続と米国で来年に予想される金融引締め(金利の上昇)を考慮すると、この水準に戻るのは短期的には無理です。中小企業にとっては、原燃料価格の上昇が続き、厳しい環境が続くと予想します。

おまけ
間違いだらけの日本語(ある生保の雑誌で見つけました)
「姑息」
間違った使用例:彼が卑怯な手を使って試合に勝とうとする姑息な人間だ
正しい使用例 :姑息な手段だけれど、歯医者に行かずに痛み止めを飲んで我慢しよう
「姑息」は「一時の間に合わせ」「一時しのぎ」という意味です。
私は間違った解釈をしていました。

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| 経済・社会 | 07時27分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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