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価格上昇

アベノミクスが2012年末から始まって、為替が1ドル70円台後半の円高水準から108円台まで円安水準に変化しました。3割以上円安になったことになります。原油価格やあらゆる原材料がドル建てて輸入されています。ドル建て価格が同じであっても、円に換算した原油価格は3割以上値上がりします。これに連動して、ガソリン、重油、軽油、ガスといった主要燃料価格が上昇します。電気は原発停止により価格の高い液化天然ガス(LNG)の購入が増え、電力会社が割高な太陽光発電を購入せざるを得ず、その価格も電気代に加算されるため、電気代も大幅に上がっています。

昔の日本企業は、円安で輸入原材料価格が上昇しても、ドル建て価格を下げて輸出を伸ばしてコストアップ分を回収することが出来ました。しかし、今や多くの工場が海外に移転し、自動車など一部の製品を除いて日本製の商品で海外から見て魅力ある製品は数少なくなり、輸出を伸ばして国内景気を良くするという効果を円安から期待できなくなりました。

日本は長期間デフレ状態(価格が下落を続ける)が続いたため、円高で海外の安価な商品の輸入が増えたり、給与所得が減少したりで、消費者が安値志向を強めたため、メーカーや販売店が価格を上げることに対して躊躇するようになってしまいました。しかし、今や人手不足を背景とする賃金上昇(ドライバー不足で運賃も上昇しています)、建設資材の値上がり、不動産価格の値上がり、などで国内の商品やサービスの価格が上昇してきました。中小企業は、国内需要中心の企業が多く、原材料費やエネルギー価格の上昇があっても製品価格をなかなか上げられずに来ましたが、もう限界に近いと思います。多くの企業で、企業が継続するのに必要な採算を割り込んできています。やはり、良質の商品・サービスを妥当な価格で売る努力が必須の時代になったと思います。「安かろう悪かろう」は戦後の時代。「安くても安全・高品質・高サービス」を消費者は要求しますが、それは無理な時代になりました。「安全・高品質・高サービス」を要求するのであれば、その製品・サービスを提供する会社が維持継続できる価格を受け入れて頂くことが必要だと思います。

昔、アメリカ人に言われた言葉を今でも思い出します。「日本人は安くても高いサービスを要求する。安いものはそれなりのものでしかないことを日本人は理解していない。」

おまけ
神戸の小学生行方不明事件。最悪の結果となりそうです。1日も早く犯人が捕まって欲しいと願います。

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| 経済・社会 | 07時24分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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