1. 無料アクセス解析

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

シャツのCHOYA


男性向けワイシャツの老舗CHOYA(1886年創業)の会社清算が決まったと日経MJ新聞で報道されました。同業他社に事業譲渡して会社を清算します。コーワが染色織物業(浴衣の生産)で創業したのが1889年とほぼ同じ時期の創業でした。

同社は百貨店向けシャツ卸では5割強のシェアがあり、オーダー品と中心価格8千円の既製品を持ち、海外ブランドのライセンス物を手掛ける一方、自社ブランド「シャツメーカーCHOYA」で中高年に人気がありました。1990年代に売上高200億円を誇ったものの、2000年代に入り百貨店不振や低価格シャツの台頭で顧客を奪われ、業績に陰りが出て、2004年に日清紡の傘下に入り、直営店展開やネット通販も手掛ける等、事業の立て直しを進めたが、百貨店向け在庫負担と派遣販売員の人件費が原因でコスト高が重くのしかかった。2014年3月期の売上は50億円まで落ち込み、今回の会社清算となった。

サラリーマン向けシャツをユニクロでも扱う一方、鎌倉シャツや麻布テイラーといったブランドで販売される5千円前後で良質なシャツが人気を呼んでいます。また、イタリア製で3万円以上もする高価なシャツが売れ行き好調です(もちろん、数は限られますが、高価格商品としては多く売れています)。CHOYAの海外ブランドライセンス商品は「「ピエール・カルダン」「ミラ・ショーン」といった今では人気が全くないブランドでした。

会社の売上がピークから3割減少したら、会社の存続が危うくなると言われます。CHOYAは75%減少したわけですから、清算もやむを得なかったと言えます。しかし、CHOYAの知名度を評価して事業譲渡で合意できた相手がいただけましだったと言えます。

安値で売上を無理やり作るのは良くありませんが、売上が急落するというのは絶対避けなければなりません。なぜなら、売上代金を回収したお金で必要な支払いと銀行への借金の返済を行うので、売上を減らすというのは会社を続けるには致命傷となります。しかし、赤字覚悟で売上を作ることだけはやってはいけません。CHOYAの記事を読んで、再度強く感じました。
スポンサーサイト

| お仕事 | 07時04分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















非公開コメント

http://kowa1889.blog72.fc2.com/tb.php/1379-29783e41

PREV | PAGE-SELECT | NEXT