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羽生善治氏

プレジデント誌に将棋名人の羽生氏による「若手に負けぬための秘密の習慣」というタイトルの記事がありました。

『経験を積み重ねることによって、経験知(値ではありません)が増え、「こうすればうまくいく」というより「これをやったらうまくいかない」ということを、いかにたくさん知っているかが大切であるような気がします。いろいろある選択肢の中から、何を捨てていくか、捨てる方を見極める目が経験知で磨かれるのだと思う。経験によって羅針盤の精度が上がっていくイメージです。』
⇒後継者教育を行っている二条彪氏が言う「成功する方法は教えられないが失敗しない方法は教えることが出来る」というのに近いかもしれません。

『「知って学ぶ」環境については、今の方が圧倒的に恵まれているし全体のレベルも格段に高くなっている。一方で、大量の情報に触れる機会が多いという事は自分の頭で考え、課題を解決していく時間が少なくなっている事なので、未知の局面に出会った時の対応力は、今の若い棋士たちは先輩たちより少し下がっているような気がします。』
⇒昔の学生の方が論文を書くときでも、数多くの文献を調べて自分なりの考え方をまとめて卒論を書いたのに対し、今の学生は安易にネットからのコピペで卒論を作ってしまうと聞きます。自分で構成を考える力が確かに昔に比べて劣っている気がします。

『将棋では、過去に習い覚えたことが全く役に立たない場面がしばしばあります。羅針盤が利かない状態が起こるのです。そうなると勘に頼るしかないのですが、世の中が便利になり生活が快適になるほど、その間は鈍っていくように思われます。ですから、勘を磨く習慣やトレーニングが必要だと思います。何をするかというと、羅針盤の利かない状況にわざと身を置くことです。例えば、初めて訪れる待ち合わせ場所などには、しばしば地図を持たずに行きます。住所だけを頼りに、頑張って考えたり、人に聞いたりしてこっちかな、あの道だなと勘を働かせながら歩くのです。過去の経験や土地勘のないところでも目指すポイントを見つけ出せる、新たな違う事を生み出せるこうした能力がこの先重要視されるかもしれません。』
⇒たしかに、カーナビがない頃のドライバーは地図と勘で目的地を見つけましたが、今はカーナビに頼り切っています。従って、道を覚えません。世の中便利になりすぎると、人間は無能化していくと私は思います。昔の人は、昔はこうだったとよく話しますが、日本の将来は人口が減る世界です、人口がどんどん増えた時代とは異なります。やはり、未知の状態になっても判断できる能力がより大事になると思います。「勘」は経営の世界でも大事です。

おまけ
株式投資でもチャート分析という手法があります。過去の株価の動きをグラフにしてこういう局面では反発しやすいといった判断をすることです。これは、人間の心理や考え方はは昔も今も変わらないという考えに基づいています。しかし、チャート分析はあくまでも過去のデータに基づく参考情報です。

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| いろいろ | 07時23分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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