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粗利益重視


利益には5種類あります。損益計算書の下から並べると、以下の通りです:
税引後当期純利益
税引前当期純利益
経常利益
営業利益
売上総利益(粗利益)
税引前・税引後当期純利益は1年が終わって、さらに2か月近く経過して初めて分る金額です。それ以外の3つの利益は、月次決算を行えば毎月分ります。特に営業利益と経常利益は、一般管理費(人件費、通信費、旅費交通費等…)や金融収支(借金の利息の支払い等)が出ないと確定できません。しかし、日々利益が分るものはないのでしょうか?ひとつだけあります、粗利益です。と言っても、メーカーにとって売上総利益を算出するには、工場経費(労務費、燃料費、修繕費等)が確定しないと売上総利益は出ません。そうすると、日々利益の状態が分るのは売上金額から材料費を差し引いた粗利益(メーカーでは加工賃や付加価値といった言い方もします)になります。

コーワでは、日々の粗利金額と日々の予算粗利額を比較した表を社員に開示しています。予算を達成しているのかどうか毎日チェックできるようにし、早めの対応策を打てるようにしています。粗利金額は、毎日算出できるだけでなく、給与や賞与や全ての経費を支払う原資となっており、最も大事な利益金額だと考えます。特に、経費は予算から大きくずれることがないのに比べて、粗利金額は大きくぶれることがあります。従って、粗利金額の動向で営業利益額がおおよそ推定できることになります。私は、売上金額や生産販売量(段ボールは平米)を重視していません。あくまでも、粗利金額重視です。従って、売上絶対主義や平米絶対主義ではありません。粗利を稼ぐには平米や売上が必要になります。売上や平米がゼロでは、粗利を稼げません。しかし、売上金額と平米を増やすことが目標ではありませんし、粗利を稼ぐことが最終目標ではありません。あくまでも、粗利は利益を出すために必要であり、利益は会社を続け、社員の雇用を維持し、会社の目指す目的である「社員とその家族、取引先や金融機関で働く人々を幸せにする」ための手段でしかありません。幸せは目になかなか見えませんが、その根本になる粗利は毎日確認できます。

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