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「良好な人間関係」


数多くの経営者を指導したことで知られる一倉定氏の言葉です:
「企業内に良好な人間関係が維持されているということは、革新が行われていない実証である」

「良好な人間関係」の維持が悪いわけではありません。ただ、「良好な人間関係」には2種類あります。一つは、言いたいことも言えずにお互いが遠慮し合う組織、言うべきことを言わない傷を舐め合う甘い組織。もう一つは、嫌われ者になってでも厳しい要求をするリーダーがいて、ちょっとした摩擦が起きながらもベースには信頼感と一体感に溢れ、常に改善と成長を志向し、自律的に問題解決サイクルが回る組織。米系資産運用会社で働いたときに、ニューヨークのファンドマネージャーでこっぴどく怒られたことがあります。しかし、彼は怒った後に「これからどうしていくか話し合おう」とコロッと態度を変えて前向きな会話に変更し、東京にいる私たちも気持ちを変えて対応策を考えることが出来ました。こういう関係が望ましいと思います。

同氏が批判しているのは言うべきことを言わない企業です。何らかの改革や革新、そこまで行かなくてもちょっとした新たな改善や提案をする際に、「また皆の手間が増えてしまう」「反対する人の気持ちも考慮しなければ」と躊躇する人は非常に多いですが、そんな感情が企業の軸になってしまうと、成長スピードは一気に停滞します。表面的にはうまく行っているように取り繕っているものの、中身がグジャグジャの状態とも言えます。

その躊躇は「自分が皆に嫌われたくないから」なのか、「組織に悪影響を及ぼす可能性があるから」なのか。簡単に言うと、その躊躇は、「自分のため」なのか、「組織全体のため」なのか。リーダーは、決して自分に向けられる批判を恐れてはいけません。むしろ、皆が嫌がること、大変になること、苦しいことをわかっていながらも、なおそれを貫き通す覚悟が必要です。経営者のみならず上級管理職は、そういう決断をしなければらない場面に必ず遭遇します。

摩擦を恐れずに、必要な厳しい指摘・要求をすることもしなければなりません。それが真に良好な人間関係を築く基本だと思います。

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| お仕事 | 07時23分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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