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なぜ会社では赤字を出すとまずいのか?


会社員でも意外と正しい回答をできない質問です。
赤字とは、売上金額よりも支払った材料費や諸経費が多く、利益が出ていない状態です。すなわち、お金が会社から流出している状態です。すなわち、手持ちのお金が減少します。赤字であっても、お金が続けば会社は潰れません。そのお金を会社に入れるには、資本金を増やす増資(株式を発行して資金を調達する)、社外からお金を借りる、利益を残す、のいずれかです。会社は、銀行口座の残高が赤になったら潰れます。不足するお金を賄うには黒字で利益を出す、増資する、お金を外部から借りる、の3つしかありません。赤字の会社に出資してくれる人はなかなかいません。銀行は3期連続赤字の会社にはお金を貸しません(東電が今年黒字確保に必死な理由がこれです。銀行は間違いなく金利を支払い、間違いなく元本を返却してくれると思われる会社に融資するのが基本です)。すなわち、利益を出して黒字にするしか方法はありません(厳密に言えば、たとえ黒字であっても売上代金の回収が遅かったり、取引先が倒産して代金を回収できなくなったりすると倒産する可能性が出てきます)。

会社をつくる時に出資した資本金と会社設立以来稼いだ黒字の合計累計金額を一般的に自己資本と呼びますが、自己資本を上回る赤字を出すと自己資本がマイナスとなり債務超過と呼ばれる状態になります。こうなると倒産の道へまっしぐらです。銀行はお金を貸さず、貸したお金を倒産する前に回収しようとします。

私は営業部門に常々「日本の10年国債の利回りより高い営業利益率を出そう」と話します。10年物国債の利回りは1%以下ですが、10年後には間違いなく元本を返却してくれます。もし、皆が汗水流して赤字になるか、もしくは黒字でも0.1%の利益率しかなかったら、会社を閉じて土地建物機械を売却して得た代金を日本国債に投資したほうが良いという事になります。なので、私は日本国債10年物利回りを最低限上回る営業利益率を出そうと話します。

景気が悪いし、競争が激しいから赤字でも仕方がないよとあきらめたら、そこでアウトです。何としても黒字を確保するために、執念を持って様々なアイデアを捻出し行動することが必須です。会社が倒産すれば、社員は仕事を失い、経営者は自己破産します。小さな赤字も絶対出さないという強い気持ちが大事です。

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| お仕事 | 07時35分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

「深掘り経営」、我々の業界もこの考え方が増えれば、良くなっていくのでしょうが・・・。

| (山) | 2013/12/03 08:35 | URL |















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