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ムービングサロン

ムービングサロンとは、大手化粧品会社「ポーラ」が、一昨年10月に始めた地方の富裕層を対象にした「高級品移動販売車」です。テレビでも紹介されていますので、ご覧になった方がいるかもしれません。地方はお店が少なく、最先端のファッションを手に入れるのが大変という顧客の声に応えて考案したというもので、有名ブランドの洋服やバッグ、宝飾品など約800点のファッショングッズを取り揃え全長11.9メートルの大型バスの車両を7,500万円かけて改造し、移動型高級ブティックとして全国各地を巡回する「ムービングサロン」としたのです。現在は2台が稼働し、年間400か所訪問するそうです。化粧品は訪問販売で十分なので、取扱品目から外しています。またポーラならブランド品でも偽物の心配がないというプラスもあります。化粧品を訪問販売するポーラレディから顧客の好みを聞いてピッタリの商品を用意し、ポーラレディが買い物に付き添うので、女王様気分になれます。ボディにはバラの花、窓はありませんが、車内には試着室、化粧室、ソファ、トイレなどが完備しています。同社の多様化拡販部によれば、「地方には想像以上にレベルの高いお客様がいらっしゃる」といい、事業拡大を進めているとのことです。

品揃えには地元の販売員(ポーラレディ)を活用しピンポイント商品の需要を事前に調査するなどの工夫もしているとのことです。また、バスは1日しか滞在せず限定感を煽ってもいます。2012年12月には47都道府県での運行を達成し、1万6000人超の利用があった(2010年10月~2012年10月末)とのことです。アパレル品約360点をはじめ総点数約480点を揃え、1日平均売上金額は約140万円となり、年商は3億円に達したとのことです。ネット通販に逆行するのではなどの意見もあるようですが、「高年齢層にはお金も時間もあるが買い物に行くのが面倒、商品は手に取って見たい、人には見られたくない」という心理もあり、これに応えているのです。

国内の金融資産のかなりの部分を60歳以上の高齢者が保有しています。この方たちは、購入意欲はかなり旺盛ですが、ネット通販になじめない、大都市の繁華街まで出かけられない、等の課題があります。それをうまく突いたビジネスです。また、頻繁にムービングサロンが来るわけではないので、買うのは「今でしょ!!」という雰囲気に駆られて予算以上に衝動買いをしてしまいます。また値引き要請もないと思います。

ポーラは年配者への訪問販売で強みを持っており、その強みをうまく生かした新しいビジネスです。コーワは様々な業種のお客様を持っており、販売ルートがあり信用されています。顧客の潜在ニーズを何とか見出して、新たな商材を提供できるようにしたいと思います。そうすれば、何か困ったらコーワに顧客から最初に電話をもらえる「ファーストコールカンパニー」になれると思います。

おまけ
ポーラレディ14万5千人のうち90歳以上の方が500人いるそうです。確かに顧客も相当高齢ですから、90歳以上のポーラレディがいても不思議ではないです。

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| 経済・社会 | 07時22分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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