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ドル安修正の可能性


安倍首相が就任して以来、ドル安円高がドル高円安に変化しました。これは日本発の円安です。これとは別に、長期的に見てドル高傾向継続を支える要素が出てきました。それがシェールガスです。何故か?順を追って説明します。

通貨は、貿易黒字と経常収支が黒字の通貨が高くなるのが一般的です。何故なら、輸出入で輸出が輸入よりも多く黒字を稼ぐと、外貨を売って自国通貨を買う動きが必要になります。日本で言えば、外貨であるドルやユーロを売って、自国通貨の円を買う動きになるわけです。所得収支と呼ばれる海外から受け取る利息や配当金も同じで、ドルやユーロを売って円を買います。従って、円高ドル安・ユーロ安になります。日本は3.11以降、貿易赤字になりました。原発の代わりに液化天然ガスを海外から買って発電に使うからです。液化天然ガスを買うためには、ドルを買って円を売ります。ドル高円安になります。

米国は世界最大の貿易赤字国で、貿易黒字の逆なので必然的にドル安になります。米国は様々なものを輸入していますが、原油を大量に輸入しています。米国内でシェールガスが大量に生産されることになり、原油輸入量が今後大きく減ると予想され、さらにはシェールガスを輸出することで貿易収支が大幅に改善されます。貿易黒字には転換しなくても、貿易赤字が大幅に減ればドル売りの要素が大きく減少します。米国は製造を人件費の安い海外に移管しているため輸入は引き続き巨額ですが、シェールガスの生産でドル安をもたらす大きな要素が解消されるわけです。

また、欧州の景気が当分低迷すること、基軸通貨(貿易や投資の決済に使われる通貨)としてのドルを脅かす通貨が当面現れないこと、安倍政権が大幅金融緩和を続け円安を目指していること、等を背景に中長期的にドル安傾向は是正されると言えます。ただ、あくまでも私の勝手な予想なので(予想を反対から読めば「うそよ」です)、外れても悪しからず…。もっとも、私が考えるドルの最適水準は90円、ユーロが117円(1ユーロ=1.3ドル)ですが…。

おまけ
業績不振に悩むシャープが久しぶりにテレビ広告を再開しました。太陽光パネルの15年保証。でも、シャープが15年後も存在しているか疑問です。


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| 経済・社会 | 07時24分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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