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アベノミクスを考える


安倍首相が唱えるアベノミクスでは、大規模な公共投資、かつてない大幅な金融緩和、成長戦略の3本の矢でデフレ脱却を目指しています。

慶応大学の小林慶一郎教授は、「事実上の円安誘導によって輸出産業を中心に景気回復を図る金融政策と、公共事業によって産業界にお金をばらまいて景気を刺激する財政政策の2つによって特徴づけられる」といいます。

・お金をもっとばらまいても、物価が上昇するかわかりません。ミニバブル発生と崩壊で終わるかもしれません。
・もし物価が上昇しても、給料が増えなければかえって逆効果です。
・円安になって輸出企業の利益は増えても、国内全体には波及しません。
・多くの企業の利益は輸入原材料の値上がりで逆に減る可能性があります。
・公共投資を拡大しようとしても、公共投資を削減した影響で建設会社は減少し、職人も減っています。そんな急に公共事業を増やせません。(原発も廃止を決めると、原発に係る技術者がいなくなり、廃炉すらできなくなります)
・そもそも公共投資はその時だけの効果しかありません。「島の住人に魚を獲ってあげるのではなく、魚の取り方を教えるべき」「飢餓で苦しむ人々に食料を援助することも大事だが、農作物の育て方を教えることが大事」と言われます。公共投資の拡大は「魚をあげる、食料を援助する」のと同じで、一瞬で終わってしまいます。大事なことは成長戦略を進めて、今後も売上を継続的に確保できるようにすることです。公共投資と金融緩和に注目が集まっていることを私は懸念します。
・インフレ率が本当に2%になると、長期金利が大幅上昇し、銀行は巨額の損失を被り、企業に対する貸し付けを減らして金利を大幅に引き上げます。急激なインフレ率上昇は絶対避けて欲しいと思います。
・期待で円安・株高が進みました。現実で円高・株安に変わるかもしれません。

まずは、夏の参議院選挙までにアベノミクスの進捗状況を国民全員が注意深く見守るべきです。

おまけ
今週の週刊ダイヤモンドが「安倍マジックのタネ明かし」という特集を掲載しました。その中でドル安のメリット、デメリットを計算すると、1ドル90円強の水準が望ましいと書きました(私も直感で90円が望ましいと言っていました)。日本企業は海外生産比率を高め続けてきたので、円安での輸出増加と景気拡大の期待は誤りです。
おまけ
埼玉浦和学院が選抜で優勝。大宮工業以来45年ぶりの埼玉代表の選抜優勝。私は大宮工業の優勝を覚えています。しかし、45年前の事なので会社でも覚えている人が限られます。
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| 経済・社会 | 07時27分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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