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自分で考え実行する喜び - 仮説と検証


緒方知行著「鈴木敏文のセブン・イレブン・ウェイ」という本を読みました。元々、セブン・イレブンは米国テキサス州ダラスの本社があったサウスランド社が最初に始めた名前で、ライセンス契約を結んでイトーヨーカ堂が日本で始めました。私も1975年~77年にダラスに住んだ時代にセブン・イレブンがありました。その後、米国のサウスランド社が経営不振になって、日本のセブン・イレブンがサウスランド社を買収して再建する過程を描いた本です。

日本と米国のセブン・イレブンとは数多くの違いがありました。その中で、「仮説と検証」と呼ばれる発注業務をアルバイトが担当するケースは日米で大きな隔たりがありました。米国では、各店舗に商品を発注する権限がなく本部任せでした。それに対し、日本では週末に運動会があり、気温も高そうなので、お弁当だけでなく飲み物もこれが売れるだろう、これを売りたいとアルバイトが考えて発注します。その結果を踏まえて、次の発注に活かします。本の文章をそのまま引用します。
『イトーヨーカ堂でもセブン・イレブンでも、パートタイマーの人たちに商品の発注を任せているが、自分で仮説を立て、自分で考え、判断し、実践し、その結果はどうだったかを検証するという仕事の進め方の中で、死後との楽しみも、やりがいも、達成感も、喜びもある。(途中省略) アメリカで、判断の必要な仕事をやらせたら、皆いやがって辞めていくだろうという見方をしていた。しかし、結果はその逆であった。仕事を任せるに従って、定着率が上がってきたのである。』

人間は上から言われたことだけをやるのではやる気が上がりません。自分で考えて自分で考えを実践して、その結果を反省して次の機会にもっと成果を残したいと考えて、初めてやる気が出ます。別にセブン・イレブンで発注がうまく行って商品が完売しても、アルバイト代が増えるわけではありませんが、心の中で小さくガッツポーズをしているはずです。それが喜びです。任せてもらえると、「この商品はこれくらい売れるだろう」から「この商品をこのような売り方をしてこれだけの量を売りたい」と考えるようになります。「自分がどうしたいか」と受け身ではなく積極的に考えて行動するようになれば、仕事が楽しくなります。

おまけ
今週の週刊ダイヤモンドで、早稲田大学の野口悠紀雄氏が、円安で原料価格が上昇し企業利益が減少するのに株価が上がるのは奇妙な現象と書いています。これは、日本企業が円安で輸出が増えて利益が増えるという古いパターンを、株式投資家が未だに信じていることの証だと思います。日本は資源がなく、資源を輸入せざるを得ない日本にとって、過度の円安は日本にとってマイナスと私は言い続けています(マイクロソフトのように資源を使わないソフトを売り物にしている場合は別ですが…)。
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| お仕事 | 07時30分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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