fc2ブログ
  1. 無料アクセス解析

2021年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2021年04月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

お金に執着のある人ほど投資では儲からない


経済コラムニストの大江英樹氏のコラムを参考に書きました。
何万人もの個人投資家を見てきた大江氏によれば、「お金に執着のある人ほど投資では儲からない」そうです。「お金に執着のある人」というのは「お金を得る喜びよりも失う悲しみの方が強い」という人のことで、儲からなくてもいいから損をしたくないという気持ちが強い人。ところが、実を言うと多くの個人投資家はこのタイプに属しています。

人間は本質的に“損失回避的”であり、10万円儲かる喜びと同じ10万円損する悲しみを比べてみると、損をする悲しみの大きさの方が儲かる喜びの2.5倍ぐらい大きいという。「儲からなくてもいいから損をしたくない」という人が多く、リスクを取れなくなります。しかし、リスクを取らない限りリターンを得ることはできないというのは投資における事実。したがって、お金に執着する人は、それを失うことへの恐れにこだわるあまり、リスクを取ることが必要な場面でそれができないということになってしまう。これが、「お金に執着する人がお金を増やせない」理由。

もし投資をしている時に自分の買った株や投資信託が暴落し、明らかに失敗したと思われる時、どんな風に考えるだろうか?
(1)今回は失敗だ。次はここに気を付けよう。
(2)損はしたけど、仕方ない。また働いて稼げばいい。
(3)大損だ!これ以上損したくないからもう投資はやめよう。
(3)の人は投資に向いておらず、個人投資家でも成功してきた人は(1)か(2)のタイプ。(3)の人は二度と投資に目を向けない可能性があります。

コロナで昨年3月に世界の株式市場が暴落した時に、これ以上損(評価損)を増やしたくないと思って所有する株式や投資信託を売却して損失を確定した人は、その後の急騰場面で買うことが出来ません。持ち続けている人は、今は評価益に転じているはずです。暴落時でも買い続けた人は、今は評価益がかなり膨らんでいるはずです。私は退職後の資金用として、毎日投資信託を定期購入しています。3月の暴落時も定期購入を継続し、今は評価益が増えています。

自分が取れるリスクを知ること。100万円の投資資金で3万円でも損をするのが嫌な人は(3)のパターン。現役で働いて毎月収入がある人は損を出したとしても働いて挽回できると考える人、将来は株価も上がっているだろうと考える人は(1)と(2)になれる可能性があります。

スポンサーサイト



| 経済・社会 | 07時17分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

プラス思考とマイナス思考


プラス思考は楽観的、マイナス思考は悲観的とも言えます。あなたはどちらですか?私は後者のマイナス思考です。

マイナス思考というと性格が暗い人間と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。私の場合、心配性と呼ぶのがより適切かもしれません。例えば、車で首都高速を使って出かける場合、ネットで混雑状況を調べて、余裕を持って出かけます。大体、早めに到着します。ちょうど良いと思って出かけると、渋滞にはまり遅れそうになることが往々にしてありました。ポジティブ思考の人なら、携帯もあるから遅れそうになったら電話で連絡すればOKと思うかもしれません。会社の経営をする場合でも、予算通りに行くもしくは上回ることは滅多にないので、最悪の場合を想定しておき、対応策を考えておきます。予算通りに行くと楽観的に考えて、イザ思うようにいかないと焦ってしまい動揺して対応が遅れてしまいます。

リスク管理という場合では、マイナス思考の人の方がリスクを管理できると思います(ちなみに、長嶋元巨人監督が救援投手を早く替えたのは、リスク管理ではなく長嶋氏のカンピューターのせいだと思います)。マイナス思考の人は、受験や何か行動を起こそうとする場合、「これだけやったのだから」という水準まで勉強や準備をしないと不安で仕方がありません。そうすることで初めてプラスに転じることができます。プラス思考の人は、そこまで準備しなくても楽観的になれるので、往々にして準備が足らないことがあり得ます。

どちらがより望ましいと言えるものではありませんが、プラス思考の人は準備が程々なのに「根拠のない自信」を持つ傾向にあり、マイナス思考の人は「根拠のある不安」を持つので、過剰なまでに準備をするので「準備疲れ」になることがあります。

おまけ
コロナの第4波が始まったようです。オリンピックを無理矢理開催しようとするから、厳しい対策が取れません。オリンピック中止を決めれば、局面が大きく変わると思いますが、オリンピック開催で政権浮揚を狙う菅さんは踏ん切りが付かないでしょう。東京で2千人といった陽性者が毎日出ると諦めるのでしょうか?
IOCの本部がある欧州はロックダウンの真っ最中です。なぜ開催できるとバッハ氏は確信できるのでしょうか、疑問です。
おまけ
厚労省の職員23名が銀座で9時に閉店するお店を押し切り深夜まで営業をさせて、送別会を開催し、マスク無しで大声で飲食。彼らに過料を科してください(罰金を支払わせて下さい)。

| いろいろ | 07時20分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

分かりやすく話す


病院で医師の説明が理解しづらかったり、行政窓口で手続きの説明が分かりにくかったりした経験はありませんか?説明する側が専門家だからこそ起こる事象といえます。専門家からみればごく簡単に思えることでも、素人にとって初めて聞くようなことは、説明される側にはよく分からないことが多い。そこで質問しても、あまりに初歩的な質問なので、専門家にはその意味がわからない、といった不毛なやり取りが続くことがよくあります。

私が昔働いた資産運用業界では、カタカナの専門用語が多く、理解している人はすぐ理解してくれるのですが、資産運用の知識をあまり持っていない人はチンプンカンプンとなります。運用商品のプレゼンテーションをするときには、相手の人たちの知識レベルを推測してカタカナを出来るだけ避けて、例え話や事例を使って分かりやすい説明をするようにしました。そうすると運用商品というのは目に見えないので、具体的にイメージしやすくなります。

高齢者にとって、パソコンやスマホを使おうとすると、いきなりダブルクリック、右クリック、フリーズ等、理解できない言葉ばかりです。お店の若いスタッフは理解できない高齢者を前にしてじれったくなると思います。下手をすると険悪な雰囲気になりかねません。自分の祖父祖母に説明するくらいの余裕をもって話しかけるといいと思います。

当社は段ボールを製造販売する会社です。段ボール業界で働く人間にとって、当たり前のことでも、初めて段ボール製品の発注を担当する人にとっては当たり前ではありません。分かりやすく現物を使って目の前で丁寧に説明することが大事です(コロナ禍ではちょっとしにくいですが・・・)。相手が段ボール初心者であれば、何でも質問しやすい雰囲気を作り気軽に話してもらってファンになってもらう絶好のチャンスです。

一流の人物は、難しいことを分かりやすく話します。

おまけ
コロナワクチンの争奪戦で日本は他の先進国に比べ大きく後れを取っています。その理由に、厚労省や専門家がこんな短期間にワクチンが出来るはずがないと勝手に決めつけた為に出遅れたと言われます。ワクチンの入手が遅れるだけでなく、接種に関わる人的確保もうまく進んでいません。高齢者の接種が本格化するのは五輪がおそらく開催されているであろう夏です(政府は絶対やる姿勢です)。五輪と接種で医療従事者は確実に不足します。また政府の外国人に対する水際対策が甘く、感染拡大の一つの要因となっています。こういった後手後手の対策ばかりで、東日本大震災時の民主党政権に負けず劣らず悪夢のような政権運営となっています。

| いろいろ | 07時22分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

不完全の美


社員教育のジェイック社のメルマガにこんな文章がありました:

『人間、誰しも不完全であることを理解する。そうすると、慎み深さや謙虚さを持つことができ人を思いやることもできるし 自然への感謝の気持ちも持てるようになる』

綺麗な円を描き、その一部分を欠けさせると人はどうしてもその欠けた部分に目が行きがちです。それと同じように、人と相対する際にも、その人が出来ている部分があるにもかかわらず、出来ていない部分を目にしてしまうと「〇〇さんは、〇〇が出来ていない」といったように見てしまうことがあります。特に、今のようなイレギュラーな時代は社会全体が不安で覆われています。そうすると、普段は気にも留めないような他人のちょっとした行動・言動が気になりだし取り巻く空気がピリピリとしだしてしまいます。ですが、人間は誰しも完璧ではなく出来ている部分と、そうではない部分を持ち合わせています。だからこそ、慎み深い心や謙虚さを忘れずに、相手の良い部分に目を向けられる人間になりたいなと改めて感じました。

たしかに、コロナ禍でストレスがたまると人を攻撃しやすくなる人がいます。「マスク警察」なんかその典型だと思います。日本のプロ野球のコーチは出来ないことを出来るようにしようと指導する一方、大リーグのコーチは良い部分をより伸ばそうとします。人と接する仕事をする人は、人の良い面により目を向けるようにしたいものです。

おまけ
日本の五輪代表に内定している選手が、今どのような気持ちでいるのかメディアでほとんど目にすることがありません。 五輪が開催されたら、代表として出場したいのはやまやまでしょうが、コロナ禍の開催といことで複雑な心境だと推測します。国民に歓迎されない五輪、変異型コロナ感染拡大の契機になるかもしれないと心配される五輪、海外の人々との交流を図れない五輪、一流選手がベストコンディションで臨めない五輪、全ての国が平等な条件で参加できない五輪、この五輪にどれだけの価値があるのでしょうか?
おまけ
なぜ五輪が国民に歓迎されないのか?政府が安心安全の五輪開催を約束しても、これまでのお粗末なコロナ対応を見ていれば、政府の「安心安全」を信用できないためです。
おまけ
今日、プロ野球が開幕します。1年間無事に試合を実施できることを祈ります。

| いろいろ | 07時25分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

会社の目的と目標


目的とは、「最終的に行きつくところ、存在意義」です。目標は「目的に至るまでの通過点、具体的な評価、目的達成のための手段」です。企業の場合なら、「良い商品やサービスを提供して社会に貢献すること」や「働く人を幸せにすること」が目的で、売上高や利益は目標です。

当社の企業使命(目的と同じ意味合いで使っています)は、『高品質の製品とサービスをお客様に提供し、人々をより幸せにする事を目指す』です。人々とは、コーワの社員とその家族だけでなく、取引先で働く人々、外注先で働く人々、仕入先で働く人々を意味し、これらの人々が幸せになる企業を目指します。その手段として、利益が必要です。企業は利益を出さなければ生き残ることは出来ません。生き残ることで雇用を維持し、給与・賞与を支払い、社員とその家族が将来の生活設計を描くことが出来るようになり、幸せを実感できるようになります。そのことは、コーワの製品を購入してくれる会社で働く人々、コーワの外注先で働く人々、仕入先で働く人々の幸せにもつながります。コーワが利益を出すには、高品質の製品とサービスをお客様に提供することで初めて可能になります。あこぎな商売では長続きしません。安かろう、悪かろうでは長年にわたる取引は絶対出来ません。社員が誇りを持って仕事に励み、愚直なまでにいい物をつくる、いいサービスを提供する事にこだわってこそ顧客にも満足していただき、社員も満足感を感じることを出来るようになります。それが利益につながり、人々の幸せを増やすことにつながります。

単年度目標は、会社を継続し人々を幸せにできるだけの結果を残すことで、評価をする際の基準としての具体的数値は、決算賞与支給後の営業利益であって、売上ではありません。売上はあくまでも、利益を生み出すために必要なのであって、売上を最初の目標にはしていません。

明日のブログはお休みします。

おまけ
株式会社ドローンエンタテインメント提供
https://drone-entertainment.co.jp/sakura-drone-project
会社やご自宅で楽しめる「オンライン花見」を3月27日(土)に開催します。昨年テレビでも取り上げられ話題となった「桜ドローンプロジェクト2020」の4K空撮映像、そして今年の桜のライブ映像を織り交ぜながら、日本人のみならず、世界中の人々が美しい桜を楽しんでいただけるようにYouTubeで配信します。
おまけ
自民党幹部のひどい発言
麻生財務大臣「いつまでマスクをつけるの?新聞記者に訊いているんだよ」
2F「(河井元法相の辞任に関して)他山の石」
立場をわきまえない、日本語を理解できていない発言。こんな人たちが政治の要職を務めています。

| お仕事 | 07時24分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT