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2020年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2021年01月

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個人のバランスシート


過去のブログで書いたものを再掲載します:

『バランスシートは企業の財務状態を示す資料です。
左側に資産(負債と自己資本で集めたお金がどのように使われているか示します)
右側に負債と自己資本(お金をどのように集めたのかが分かります)
バランスシートが良好かどうかで、銀行からの融資を受けやすい、受けにくいと分れます。このバランスシートを個人でも作るべきだと思います。私が行なっている方法を書きます。

作成時期:毎年の年末
集めるデータ:
・年末の預貯金額
・年末の有価証券の評価金額(株価や投資信託の基準価格を使って算出、株価x保有株数)
・年末の貯蓄性生命保険の解約返戻金(担当の保険営業に年末に解約したとしたら解約返戻金がいくらになるか問い合わせる)
・不動産評価(これは難しいです。年数がたてば購入価格から下がります。近隣の相場が分かればそれを参考に決める、もしくは固定資産税評価額を使う-ただし低めに出ます。自分が妥当だと思う評価額を使いましょう。但し、購入価格は避けましょう)
・他に、換金性のある物(金貨、絵画、等)があれば、まとめましょう
・車、家具、被服等はゼロと考えましょう。
以上を合計します。これが資産総額です。

・住宅ローンや車のローンの年末残高金額、クレジットカードの未払い残高を合計し、負債総額とします。

資産総額から負債総額を差し引いて、プラスなのか、マイナスなのか確認します。プラスであれば純資産、マイナスであれば債務超過となります。それを前年度末の数値と比較して、増えているのか減っているのか確認します(住宅ローンがまだ残っている状態で、固定資産税評価額で自宅を評価するとマイナスになる可能性が高いです)。来年は、このプラスをどうやって増やすか(積立貯蓄を増やす…等)、マイナスをどうやって減らすか(住宅ローンの前倒し返済、クレジットカードの使用を減らす…等)考えてみましょう。

私はこの確認作業を毎年行っています。意外と皆さん、自分がどのくらいの資産と負債を持っているか知らない方が多いです(特に生命保険の解約返戻金等を確認したことがない方が多いです)。一度、やってみてください。』

高齢の方は、これを作成したうえで、銀行支店・口座番号、証券会社・口座番号、ネットで取引している場合のIDとパスワード、生命保険会社と保険証券番号、クレジットカード会社とカードナンバー、年金証書番号、健康保険証番号、マイナンバー等を紙にまとめておくと、万が一の場合に残された遺族が助かります。私もデータをまとめてあります。
冬休み期間中にやってみたらいかがでしょうか?

28日が当社年内最終日となりますが、28日のブログはお休みしますので今年のブログは今日が最後です。拙(つたな)い文章をお読みいただき誠にありがとうございます。今年は、新型コロナウイルスに振り回された年でした。一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。皆様、良いお年をお迎えください。

次回は仕事始めの2021年1月5日となります。

おまけ
安倍前首相「知らなかった、責任は痛感するが議員辞職はしない」。これからは大企業の社長は大問題が起きても辞める必要ありません。安倍さんが辞めないなら、山口県の有権者が来年秋の選挙で安倍さんを落とすしかありません。
おまけ
今年のおまけでは、自民党政権に対する批判、オリンピック開催に関する批判が多かった気がします。特に10月以降のコロナ禍は自民党政権による人災だと思います。

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| いろいろ | 07時23分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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営業マンとしての差別化


私が1990年代半ばから200年代初めにかけて年金営業をした時代。ファンドマネージャーとしての経験(実質3年間でしたが)を活かした営業スタイルで、他の営業マンとは異なるスタイルで差別化を図りました。

当時の大手厚生年金基金(運用資産1千億円以上)には、日系・外資系の投資顧問会社が運用受託を目指して日参しました。大手の基金にはおそらく30社以上の投資顧問会社が訪問していたと思います。各社の営業マンは、自社の運用商品を売り込もうと良い点ばかりをしゃべり倒します。相手が理解しているかどうかにかかわらず、カタカナの専門用語を大量に使って煙に巻こうとしました。私は、契約したいのはもちろんなのですが、それを表面に出さずに、自社の運用商品の強み、弱みを客観的に丁寧に説明しました。多分、弱みを自ら説明する営業は少なかったと思います(質問が出たら、しぶしぶ答えるパターンが一般的だったと思います)。さらに、総合型基金の常務理事は年金事務所などからの天下り組が多かったので、制度面は詳しくても運用は苦手でした。私は、極力カタカナの専門用語を避けて、日本語でわかりやすく説明するように心がけました。逆に、単独型基金では本社の財務出身で運用に関する知識が非常に高い人もいたので、その時にはその人のレベルに合わせた内容の濃い話をするようにしました。すなわち、相手のレベルに応じて、説明内容を臨機応変に変更しました。その結果、相手の方から信頼されるようになりました。

段ボール営業マンも、取引先の担当者が変わって段ボールや包装資材に関する知識があまりない時はチャンスです。他のベテランに訊けなかったりするので、懇切丁寧に教えることで、営業マンのファンになってもらえます。

営業マンは自分の強みをハッキリ意識して、他の営業マンとの差別化を図るにはどうすればよいか考えてみましょう。「改善案の提案」「高い専門知識」「素早い対応、軽いフットワーク」・・・・。それを強く打ち出してみましょう。もちろん、弱みを知ってそこを強化するのも大切ですが、強みをさらにレベルアップする方が効果的だと思います。昔、私とタイプが全く逆の上司と一緒に働きました(酒好き、ゴルフ麻雀大好き、運用はよく分らないが雑談は大得意)。この人は大手証券の法人担当の営業だったので、酒・ゴルフ・雑談が命でした。これくらいタイプが違うと、この上司の得意分野を勉強する必要はありませんでした。

間違っても、「安さを訴求するしか能がない営業マン」にはなって欲しくありません。

明日のブログはお休みします。

おまけ
12月23日は平成天皇誕生日でクリスマスの食事会を開くのに好都合だったのですが、今は2月23日に変更になってしまい、ちょっと残念な12月23日です。もっとも今年はコロナでそれどころではありませんが・・・。
おまけ
東京地検特捜部、安倍前首相を不起訴か?「秘書が、秘書が・・・、私は知らない、私は関与していない」のいつものパターンを崩せない特捜部にはがっかり。しかし、刑事責任に問えなくても国会で118回の虚偽答弁をして国民を愚弄した政治的責任を取って安倍は議員辞職すべきです。

| お仕事 | 07時25分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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悲観的に考え楽観的に行動する


昔のブログでも書いたことがあります。一般的に物事を判断する際には、希望を持って楽観的に判断するのは危険です。希望は判断を甘くし、物音の本質を見る目を曇らせます。東京オリンピックの開催を強行しようとするIOC、JOC、政府、東京都は根拠のない楽観的な願望に基づいています。「コロナに人類が打ち勝った証として開催する」と勝手に打ち勝つと決めていますが、まだ戦っている最中です。あまりにも楽観的に考えています。

計画を策定するときは、最悪のケースを予想しておくべきとも言えます。そして、最悪のケースに陥った際の対策を立てておけば、いざという場合でも慌てずに済みます。悲観的に考え、楽観的に行動するのが、物事をうまく進めるコツと考えます。

訪問の約束がある会社に車で行く場合、首都高速を使うのであれば事前に混んでいる場合の所要時間をネットで調べることが出来ます。所要時間を調べると同時に、首都高速で事故渋滞などが万が一発生した場合の別ルートを考えおけば万全です。渋滞がなくスムーズに走れてかなり早く着いたとしても、商談のシミュレーションをすれば時間を有効に使えます。大体、早く着く場合がほとんどですが、焦らなくて済み、精神衛生上いいです。

楽観的な事業計画を私は組むことをしないようにしています。新規顧客と既存客の拡販でこれだけ売上を伸ばすと楽観的な予算を作ると、毎月100%に届かず不足の原因解明に時間を取られて前向きの活動が出来なくなります。社長が新年の挨拶をする時に、「今年は景気が良くて、当社の業績も絶好調」と言う人をまず見ません。必ず「今年も厳しい」といった内容を話す社長が多いはずです。社長の考えが楽観的であったら、社員も楽観的に考え、行動がいい加減になって、結果は悲惨なものになります。悲観的に物事を見て、十分な計画を立てて、後はそれを信じて楽観的にがむしゃらに行動するだけです。

おまけ
英国の強力なコロナウイルスの変異種が英国以外でも見つかっており、日本に来ないとも限りません。海外では、来年のオリンピック開催と選手派遣なんて頭にはないのでは?と推測します。日本の少ないPCR検査数では、海外選手が怖くて日本に来たくないでしょう。IOCと日本政府だけ開催と叫んでいる気がします。
おまけ
GoToキャンペーンの一時停止で旅行代理店や旅館などにはキャンセル料が支払われても、旅館への納入業者、食材、お酒、クリーニングなどの業者に補償はありません。飲食業の時短営業で飲食店に補償金が支払われても、お店に納入する酒屋、魚屋、肉屋、八百屋などに補償金は支払われません。医療従事者や介護従事者の皆さんは、GoToを使って旅行をすることが全くできないのに対し、繰り返しGoToで税金の補助を受けて旅行をする人がいます。世の中、万事公平というのは無理と理解していても、不公平感が強いと思います。
おまけ
ドイツのメルケル首相はペーパーを見ずに力強い会見をするのに対し、菅首相は中身の乏しいペーパーの棒読みで説得力が全くありません。さらに、菅首相の高級ステーキディナーを見ると、国のリーダーが言っていることとやっていることが違ったら、国民はリーダーの言うことを聞きません。結果、感染者数を増やしてしまいます。それを菅首相は分かっていません。
おまけ
医療界の強い危機感に対し、政府分科会の危機感の欠如には唖然とします。

| お仕事 | 07時32分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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投資


投資と聞くと、何を思い浮かべますか? 株式投資?設備投資?いろいろあります。

有価証券投資(株式、債券、投資信託等、FX外国為替証拠金取引は投資ではなく投機です)
設備投資(機械、建物等)
研究開発投資(新薬の開発は10年、100億円単位のコストがかかります)
教育投資(社員教育/人材教育、習い事など子供の教育等)
自己投資(英会話・茶道・等の習い事、旅行、趣味の収集)
住宅投資(持家、マンション購入、又は投資用マンション)
公共投資(高速道路、道路、ダム、防潮堤、空港、体育館などの建設)

全ての投資に共通しているのは、将来何らかのリターン(見返り)を期待して、今お金を投じることです。株式投資は値上がり益を期待します。設備投資は、品質の向上や売上増加を期待します。研究開発投資は新技術・新製品の誕生を期待します。教育投資は、社員の成長を通じて会社の成長を期待し、子供の教育は子供の健やかな成長と才能の開花を期待します。自己投資は豊かで幸せな人生を期待します。住宅投資は、働くモチベーション、家族との団らんを期待します。投資用マンションは家賃収入や値上がり益を期待します。公共投資は、国民の生活を豊かにすることを期待して行います。

投資は全てが期待通りに成果をもたらすとは限りません。しかし、投資をするという事は
リスクを取って成果を期待するわけです。過去に多くの人、企業、自治体などがリスクを取って投資したから、今があるわけです。現代を生きている私たちが投資を止めたら、今の子供達にとって将来はそれだけ期待できることが減る結果となります。投資は短期で成果を求めるのではなく、長期的な観点で計画的に行うものだと思います。特に、老後の生活を支える為に確定拠出プランで有価証券投資を10年20年30年と続ける人と、そうでない人の格差は大きくなります。設備投資や研究開発も同じです。コンスタントに投資を行っていくことが肝心だと思います。

おまけ
安倍、菅と首相二人続けて「空気を読めない」人物で、自分の行動が国民にどのように受け取られるか自覚のない方々です。また、首相をバックアップする加藤官房長官の「誤解」発言、西村大臣の火に油を注ぐ釈明と無能な人ばかりです。アメリカのブッシュ元大統領(息子の方です)は、自分が優秀でないことを自覚しているので周囲に有能な閣僚を配置したことで知られています。菅政権はどうでしょうか?

| 経済・社会 | 07時23分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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家計費削減


会社の経費ではなく、家計の経費削減方法を考えます。コロナ禍で残業が減ったり、賃金・賞与がカットされたり、手取り金額がなかなか増えない中、家計で発生する費用を削減することで、少しでも家計の余裕を増やす方法を考えます。

家計は月々のお給料から、食費や住居費、教育費、被服費、交際費、交通費といった支出を賄います。この支出は、大きく固定費と変動費に分けられます。固定費は住居費、保険料、教育費など。変動費は食費、光熱水費、通信費、交際費、娯楽費、冠婚葬祭費、雑費など。このような区分ができるのですが、固定費の節約は意外と簡単です。なぜなら、一度見直しをしておけば、あとはずっと回っていくものだからです。
・住居費で言えば住宅ローンの見直しが代表的です。住宅ローン金利が低下しており、ローンの借り換えで金利を下げるか、既存のローンの金利を下げられないか銀行と交渉してみましょう。
・次に保険です。日本人は必要以上に生命保険に加入しています。保険の見直しをすることで、保険料を減らせます。今の低金利では、貯蓄タイプの保険は避けて、掛け捨てタイプで本当に必要な額に変更すれば、かなり減らせます。
・子供の塾や習い事も、友達が通っているからといった理由で通っていることもあり、見直しをすれば教育費を減らせます。コロナ禍でタブレットを使った塾もあります。
・電力自由化で、東京電力以外からも購入できるようになりました。電力価格比較サイトで簡単に最もお得なプランを選んでくれます。一人住まいの場合、電気代引き下げは難しいですが、家族で住んでいる場合はほぼ間違いなく下げられます。
・通信費も、格安スマホで割安な料金を提供する通信会社があるので、契約を変更すれば下げられます。私は2年前にソフトバンクからワイモバイルに変更して、2台で月8千円安くなり、年10万円の節約です。使い勝手は全く問題ありません。
・自動車。都内であれば、車がなくても生活できますが、地方では必需品です。車の保険料を下げる、ガソリン価格の安いスタンドを使う、トランクにゴルフバッグを積まない(軽量化で燃費改善)、アクセルを緩やかに踏む癖をつける、等節約する方法はかなりあります。
・もし投資信託の毎月積立をしていたら、個人型確定拠出年金に変更し、所得税の削減をしましょう。
・クレジットカードは、デパートのカードだと通常のクレジットカードとしても使えますが、そのデパートで購入すると5%の値引きがされます(年間購入金額に応じて10%まで拡大)。また、ポイント還元率の高いカードを選ぶのも方法です。詳しくはカードの比較サイトがあるので、参照願います。スマホ決済もポイント付与でお得かもしれませんが、使いすぎる傾向があるのとセキュリティーで一抹の不安があります。
・クレジットカードを使ったら、エクセルなどに記録を残し、使いすぎを避けることも大事です。またリボ払いは高い金利がかかるので、絶対避けましょう。

これらをすると、月2万円は確実に節約できると思います。是非、お試しを。

おまけ
昨日の東京の新規感染者数は822人とついに800人を超えました(グーグルの予測573人を大きく上回る)。グーグルは今のままでいくと12月31日2,974人、1月5日3,938人が最多で、そこから減少傾向に入ると予測(12月17日時点)。今後4週間で東京都では63,931人の陽性者、54人の死亡者を予測(全国では同期間で13.1万人の感染者、1,012人の死亡者を予測、東京は感染者で全国の半分を占めるが死亡者では5%に留まる)。勝負の3週間の政府の無策の結果です。ワクチン接種の完了時期は、日本が先進国の中で最も遅い2022年第1四半期と言われます。国民の8割はオリンピックの中止もしくは延期を望んでいるのに対し、小池都知事やIOCバッハ会長は開催への自信ありというとんでもない発言。この根拠のない自信はどこから来るのでしょうか?

| 経済・社会 | 07時25分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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