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2020年07月31日
●分かりやすく話すか、難しく話すか
アメリカの大学院で勉強した時に思ったことに、教科書の内容と教授の話が日米で大きく異なると感じた、ことがあります。日本の教授が書く教科書は、やたら難しい表現で理解しにくく、授業でも分かりにくく話しました。それに対し、アメリカの教科書は理解しやすく簡潔に書かれ、教授の話も理解しやすいものでした。日本の教授はやさしく書いたり話したりすると自分の名折れになると思うのに対し、アメリカの教授は生徒に対し分かりやすく話して理解してもらうことが大事と思うようでした。特に、アメリカでは教授が生徒に評価されたりするので、小難しい授業では評価が低くなるからだと思います。
日本の会社でも、小難しく話す上司よりも、くだいて分かりやすく話してくれる上司の方が、部下にとって良い上司となると思います。
●正直であること
欧米の調査では、経営層に求められる資質で最も多かった項目は「正直であること」。北米で59%、欧州で53%がそう回答。一方日本では26%で5位にすぎません。1位なのは「決断力がある」の53%。正直でない上司についていくのは嫌だということだと思います。正直でない上司には、いつ梯子を外されるか分かりません。日本で「正直であること」の評価が低いのは、大企業での不祥事や内閣における書類改ざん問題、正直に説明をしない安倍首相が政権を維持できること、などが相次いだことと符合します。しかし、安倍政権を支持しない理由の1位が「人柄が信用できない」となっており救われる思いです。やはり、正直であることは、経営層、上司、政治家などに関係なく、人にとって一番大事な資質だと思います。
●コロナ
これだけ感染者数が増えているのに、安倍首相はぶら下がり記者会見以外で顔を見せません。国会を開き様々な対策を実施すべきなのに、全くやる気が見えません。小池都知事は飲食店に10時閉店要請。西村大臣はとぼけた発言しかしない。加藤大臣は無能さをさらけ出しています。飲食店で複数の人間が酒を飲んで唾を飛ばして談笑するのが一番危険です。
宝島社の新聞広告を再度紹介します:
最後は勝つ。上がダメでも市民で勝つ。
コロナとの戦いは続いている。
この国の強さは市民にある。
行動する一人ひとりこそが偉い。
リーダーシップなど期待する方がバカ。
自分で考え、自分で動け。
難題を乗り越えるのは、
いつだって最前線の人間だ。
暮らし方で働き方で遊び方で、
さあ、今日も元気に戦おう。
リーダーシップに期待しない(そういったリーダーは次回の選挙で落としましょう)。一人ひとりが自衛するしかありません。
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2020年07月29日
売れない営業マンの特徴に、「黙れない」というのがあります。「話してないと怖いのだろうなぁ~」って感じです。「間」が一切ありません。これはダメです!営業って会話なのです。お客さんに話してもらうのが仕事っていうぐらい、話させる必要があります。隠れたニーズを探すためにも、お客様に理解してもらうためにも、お客様と仲良く成るためにも、話してもらわないと何も得られないし、契約は絶対に決まりません!
「間」を与えないと、お客様は話せません。
日本人は、会話をする時に、相手の話が終わってから話すように、まあ、礼儀正しくするものです。もちろん、普段の生活での話じゃなくて、ビジネスの会話の場合です。だから、「間」が無いと、話したくても話せません!にもかかわらず、黙りません。話し続けなす!これじゃ、売れる訳がありません。この話し続けるタイプは、2つの恐怖で黙ることが出来ません。
・断られる恐怖
・理解不足という恐怖
どういうことか解説します。
1.断られる恐怖
これは、先ほど話したように、「間」を開けないとお客様は話せないのですが、この話す場合の多くが「断り文句」だったりします。だから、「間=断られる」なんて、思ってしまって、黙ると断られるから話し続けるようになります。実は、これは「間」の開け方が下手なだけです。説明をして間を開けると、「いらない」って断られます。だって、説明=売込と感じるから、断るのです!「間」を開ける場合は、質問すればいいだけです。そうすると、多くの人はその質問に答えてくれるので、断り文句は出ないものです。
2.理解不足という恐怖
話し続けるタイプの営業マンって頭の良いタイプが多いです。まあ、連続して話すことが出来るって、それはそれで凄いです。普通の人にはマネができない特徴です。だいたい、知的レベルが高い人に多く、この手のタイプって、相手が理解したかどうか?凄く気になります。理解してくれないことに恐怖心を抱きます!だから、もっと、これも話さなきゃ、あの話もしなきゃ!って、まあ、学校の先生なんかに多いのですが、こっちからすると、ゆっくり話してよ!そんなにいろいろ言われると、理解できないよ!と思うんですが、頭の回転がそういう人は早いから、「これでもか!」って、押し込んできます。まあ、余計に理解なんて出来ません。
「黙る=間を与える」
この「間」は非常に重要です!
考えさせる
話させる
理解させる
契約を迫る など、実はいろいろな効力があります!
売れる営業マンは、「間」を楽しみながら活用します。「間」が使いこなせないと、なかなか安定して売れません。「黙る=間を与える」を覚えて活用ください。
*MAG2NEWSから引用させていただきました
私のファンドマネージャー時代のお話。米系証券会社の営業マン。電話でしゃべり続けます。それも自分の言葉ではなく調査部の資料を読み上げるだけ。これでは注文を出しません。
よく無口な営業マンなのに成績が良いという人がいます。相手が何かしゃべらないと間が持たないと思うくらい無口だと、饒舌な営業マンにはしゃべらない内容まで話すようになってしまいます。
自分が話したら、○○さんはいかがですか?と訊いて、相手に話す時間を与えることが大事です。そこから会話が発展します。
明日のブログはお休みします
おまけ
金価格が1900ドル台に乗せて史上最高値を更新しています。各国の金利がほぼゼロ、世界経済も先行き不透明を背景に、安心の金買いが入っています。急激に上昇したので乱高下するかもしれませんが、2000ドルを近いうちにつけるかもしれません。
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2020年07月28日
自分のことは棚に上げて、他人を批判ばかりする人がいます。
いずれも自分に責任はなく、他人に責任があるという考え方です。社員が仕事をしないと嘆く社長は、自分がそのような社員を採用した総責任者であることを忘れています。また社員教育を十分に実施しなかったことを無視しています。奥さんの料理がまずいと文句を言うご主人は、奥さんをおいしいレストランに連れて行っていないことを思いつきません。おいしい料理を食べたときに奥さんに「おいしいね」とほめることをしません。子供といろいろ話し合ったことがなく、真正面から子供と向かい合ったことがなく、両親の仲が悪いことに影響を受けていることに気付かない両親。
私は奥さんの愚痴を言う男性を見ると、そういう女性を奥さんに選んだのは貴方、結婚前に良かった奥さんを悪いと思うようにしてしまったのは貴方、と腹の中で思っています。
相手に100%責任があるということは非常にまれです。自分に元々の責任があるのが半分以上ではないか、と思います。他人を責める前に、自分に原因がないかまず考えましょう。自分が変われば、相手も変わります。奥さんをおいしいレストランに連れて行っておいしい料理を知ってもらう(何がおいしいかわからなければおいしい料理を作れません)、おいしい食事を作ったら「また食べたい」と心からほめる(人間はほめられればまたほめられたいと思う生き物です)、これだけで奥さんはおいしい料理を作るように努力するはずです。
他人を批判する前に、自分自身を反省してみましょう。
おまけ
日本ではコロナの新規感染者が首都圏だけでなく全国的に急増していますが、台湾は累計でも500人に届かず、日々の新規感染者数も数人に留まっています。日本政府は、どのように感染拡大を抑えているのか台湾政府に教えを乞うた方がいいのでは?
おまけ
感染者を滞在させるホテルの部屋数だけでは不足し自宅待機を余儀なくされています。ホテルの部屋を確保できない理由は、いったん借り上げたホテルとの契約を解除したのに加えて、GoToトラベルキャンペーンでホテル側が一般宿泊者を優先していることが原因。GoToキャンペーンの弊害がここにも。
おまけ
アベノマスクをさらに8千万枚施設などに配布と報道。アベノマスクとGoToキャンペーンは安倍政権の2大愚策として記憶に残ります。
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2020年07月27日
二条彪氏のメルマガから引用させていただきます:
『先日,ラジオを聞いていたら,ある有名なクリエーターの方が言っていました。
「世界中にいる友だちのクリエーターに,世界で一番クリエイティブな民族は?と聞くと,
全員が日本人と答える。しかし,そのクリエイティブな能力がなかなか日本人は発揮できていない」。そこで脳科学者の先生が言っていました。「約9割以上の日本人には不安因子の遺伝子が脳に入っている。アメリカ人は6割程度。海外の人がポジティブに思え,日本人がネガティブに思えるのは,脳科学的にも証明されてきている」
だから日本人って,けっこう心配性なんですねえ。とっても合点がいきました。』
これを読んで、楽観的に見えるアメリカ人も6割は心配性なんだと、私はホッとしました。私はかなり心の配性だと思っています。会社の業績が好調であったとしても(なかなか経験しませんが)、この状態が長続きするはずがないと心配になります。業績が不調だと、今後もっと悪くなるのではないかと心配になります。このように考える中小企業の経営者は多いみたいです。零細企業であれば、資金繰りが大変で来月の手形を落とせるか(当社は大丈夫です)、安値で他社にお客を奪われるのではないか(これは当社も心配です)、息子が会社をちゃんと継いでくれるか(当社は大丈夫)、心配事だらけです。
私は、ちょっと体調がおかしいと、早めに病院に行きます。楽観的に考えて放置することはしないので、これは良しとします。過度に心配しすぎて、胃潰瘍になったり、げっそり痩せたりしなければ、心配性もとりあえずOKかな?と考えるようにしています。
おまけ
関東の梅雨明けは8月になりそうです。日照不足で青果物の生育が悪く、青果物の価格高騰が懸念されます。
おまけ
政府は医療現場はひっ迫していない、東京医師会はひっ迫している、どちらを信用するか明白です。
おまけ
西村、小池両氏とも、企業と都民にお願いするだけで、策は無し。情けないです。
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2020年07月22日
昔、代々木ゼミナールが「継続は力なり」とキャッチコピーを使っていました。毎日コツコツ勉強し続けることで実力をつけて志望校に合格できるという意味合いでした。しかし、継続は単に続ければいいということではありません。
真の継続とは、前進を重ねそれを蓄積することが大事で、前進しよう、蓄積しようという強い意志が重要になります。前進とは、前回よりも少しでも良いからレベルを上げていく。日々レベルを上げていく、単に同じことの反復では意味がありません。蓄積とは、人様見せられる成果物(アウトプット)をいくつも作り上げていくことで、アウトプットを続けることでその人の能力の証となります。
単に継続するのではなく、走る距離を伸ばし所要時間を短くする強い意志をもって走る。それを糧にして、大会などに出場し結果を残す。
ダラダラ同じ仕事をやるのではなく、もう少し効率をよくできないか、もう少し質を上げられないか、考えながら仕事をしてより良い質の仕事を出来るようにする。そうすることで、より責任の大きいやりがいのある仕事が出来るようになります。
コロナウイルスとの戦いも「継続は力なり」です。
次回は、オリンピックが延期されましたが、23日24日が休みなので、7月27日になります。
おまけ
国も都も新規感染者数を減らす対策を全く打っていないので、新規感染者数が急減する可能性は考えられません(21日時点の1週間の平均新規感染者数は232.4人と記録を更新しています。4月は166.7人が最高なので70人近く上回る)。自衛の観点から、4連休は必要な用事に限定して外出し、公共交通機関を避け、マスク着用、手洗い消毒、蜜を避ける、ことを徹底します。
おまけ
野球中継を見ると、内野席でかなり密の状態になっているのに対し、外野は空席ばかりです。どのように席が決まっているのか不明。
おまけ
安倍さんは姿を見せず、西村大臣に任せっぱなし。やる気がないのか、存在をアピールする材料がないと出たくないのか、記者に都合の悪い質問をされるのが嫌なのか?昨日の「リーダーシップなど期待する方がバカ。」というのが正解なのでしょう。
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